楽しいことは最も大切だが、楽しいだけではサッカーは上手くならない
こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。
昨日のブログにスポーツに楽しむことは絶対的に大切という話を書きました。
好きこそものの上手なれという言葉もありますが、
好きであり楽しんでいることは長期的にわたってレベルを上げ続けることができます。
しかし好き・楽しいだけでは、上手くなっていくことはできません。
ここでシンプルに練習しましょう、努力しましょうというわけではありません。
もちろんそれは必要不可欠ではありますが。
そもそも上手いかどうかの基準とはなんでしょうか?
サッカーで言うなら「試合で活躍できる」ということが上手いと言うことになりますが
試合は相手との中でおこなわれるため、上手いかどうかという基準は相手との中で定まっていきます。
自分がある程度上手かったとしても、相手が自分以上に上手ければ、相手の方が上手いということになります。
チーム内で自分が上手かったとしても、
レベルの高いチームに行けば、その中では自分はそれほどでもなかったり、
レベルの高いチームの中で上手かったとしても、トレセンに行けば自分はそれほどでもなかったり、
トレセンの中で上手かったとしても、ナショナルトレセンに行けば自分はそれほどでもなかったりします。
かといって、
これまた周囲と比較しましょう、ということを強調したいわけでもありません。
まずはサッカーが楽しいということが絶対的に大事であり、
しかしそれだけでは上手くなることができず、
自分がそのグループの中でどんなポジションをとりたいか?
そこを意識する必要があります。
あとは取りたいポジションがあれば、
そのために必要なことはなんでもする。(練習でも努力でも)
そのようなスタンスが必要です。
小学生にはダイレクトにこのような話をするわけではありませんが、
構造としてはこのようになっています。
サッカーが楽しいという感情は奪ってはいけません。
その中で的確に伝えていくことが大事ではないかと考えています。
目指すべき方向性としては、
まずはサッカーが楽しいという感情があり、
その上で、コツコツと人がやらないことを努力すること自体が楽しくなっていく。
こうなれば非常に良いですね。
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