人に教えることで自分が上手くなる
こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。
世の中の原理原則で、「与えると・与えられる」「他者に貢献すると自分の状況がよくなる」という考えがあります。
サッカーでも通ずるところが大いにあります。
サッカーを周囲との競争と捉えてしまうと、
「自分だけ上手くなりたい」「他の選手のレベルが変わらず自分が上手くなればもっと活躍できる」という様な考えが出てくることもしばしばあります。
しかし、実際、
サッカーはチームスポーツなので、
自分だけ上手くなってもサッカーのルールでは勝利の確率を上げることはわずかです。
陸上の100mやリレーで考えるとわかりやすいと思っています。
100m走では(個人種目なので)自分だけ速くなればよいと考えますが、
リレーはそうではありません。
リレーは、自分も速く走れるようになり、仲間の選手も速く走れるようになった方が当然勝利の確率が上がります。
サッカーも同じです。
チームスポーツですので
自分が良くなり、仲間を良くすることでチームの勝利の確率が上がっていきます。
そもそもこう言った背景があり、
「人(仲間)に教えること!」ということは大事なことです。
しかし、それ以上に「人に教えること」は自分自身にとっても良いものがあります。
それは自分の理解が深まり自分が上手くなる(成長する)ことです。
よくチーム内で、仲間のプレーに対して、「指摘をする」選手は見ることがあります。
しかし指摘だけでは不十分で、さらにもう先を目指しましょう。
それが教えることです。
指摘するだけでなく、その仲間のプレーがもっとよくなるための、アドバイスをすることです。
アドバイスというのは、「サッカーをよく理解」し、「相手の状態を分析」しないとすることができません。
アドバイスを何度も何度もしていくうちに、
自分の理解がどんどん深まっていき、
結果として自分自身もサッカーが上手くなっていきます。
自分自身が上手くなるために、
サッカーそのものを練習すること、
そしてそれに並行して人に教えるということを是非お勧めしたいと思います。
1つ注意しなければならないのは、
自分本位のアドバイスになってしまわないようにすることです。
(これは小学生では難しいかもしれませんが...)
少しづつアドバイスの仕方そのものを周りにいる大人が教えてあげると良いかもしれません。
選手に兄弟がいて、弟にサッカーを教えていると
自分が上手くなっていくということも
この要素が1つ含まれているように感じます。
(他にもいろいろな要因がありますが)
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