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子供の解釈は周囲の環境でできていく

こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。

トレ塾で子供たちと関わる上で感じていることをシェアします。

失敗するのが怖い
失敗しないか不安
思い切ってプレーできないなど

こういった状態になっている選手はしばしばいいるのではないかと思います。

しかし、実際は失敗という事実に対して、その解釈の仕方は、その人が決めて良いものです。

事実は変わることがありませんが、
解釈は本来は自由なのです。

子供は、生まれた時、解釈というものがありません。

持っているのは、周りを物を認識する目や、
周りの音を認識する耳、
自分の体に何かがあった時に感じる体の感覚(痛みなど)だけです。

そこから周囲や自分の身におきていることを認識します。

周囲や自分の身におきていることを認識した後に、
それをどのように解釈するかは、ほとんどが後天的に身についていきます。

子供が小さなうちは、失敗したり、
痛いと感じたり、
なにか周りに出来事があってもそれに対しての解釈というものがありません。

物事に対してどのように解釈していくかは、
周りの環境や言われてきた言葉によって作られていきます。

例えば、「失敗した時」に
周囲の人が「失敗すると周りの評価が下がるよ」というと、
「周りの評価が下がるから失敗しない方がいいんだな」という解釈ができていきます。

「失敗した時」に
周囲の人が「よく失敗したね。できないことにチャレンジした証拠だよ」というと、
「失敗してもチャレンジすることがよいことなんだな」という解釈ができていきます。

(極端な例かもしれませんが、解釈はこのようにできていきます。もちろんただ一回の出来事でなく何度かこのような刺激が入ることでそのようになっていきます)

「痛い」となった時に、
周囲の人が「痛いことはやめなさい」というと、
「痛いことはやらない方がいいんだな」という解釈ができていきます。

一方、
周囲の人が「痛くても自分がやりたいと思ったらやっていいんじゃない」というと、
「危険があっても自分のやりたいことはやってもいいんだ」という解釈ができていきます。

(一例ですので、他人に迷惑をかけたりすることを推奨するわけではありません。)

これらは実際に発している言葉だけでなく、
振る舞いや表情などノンバーバルな部分からも子供に伝わっていきます。

サッカーの現場だけでなく、日常生活、その他いろいろな人が集まるコミュニティーの中で受ける影響により子供たちは解釈を作っていきます。

だからこそ、子供たちを取り巻く環境が大事だと、
私自身は思っています。

コンテンツ(サッカースクールであれば練習の内容)だけでなく、
背景となる考え方や接し方、
コミュニティーにどのような影響を与えているのかという部分を大切にして、
今後も子供達と関わっていきたいと思っています。



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