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夢中になれる才能をどう活かすか?

こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。

子供たちの持っている才能の1つに、
夢中になると時間を忘れてやり続けることができる。
と言うものがあります。
(ゲームなどを考えると想像できるかと思います。)

この才能は、大人になるとどんどんなくなっていくように感じます。

脳が他ごとを考えざるえなくなり、
1つのことに夢中になっていては生活がままならないから、
自然と夢中になれなくなっていきます。

しかし子供は、そうではありません。
生活のことなんてお構いなしで一つのことに夢中になることができます。

これはいずれは薄れていってしまう子供だけが持っている才能ではないかと思います。

いずれ薄れていくとわかっているのであれば、子供のうちにその才能を存分に使っていくことが大事だと私は思っています。

夢中になるときは、子供たちの頭の中では、
楽しさや幸せを感じ、そのためその行動を繰り返すという
サイクルがぐるぐると回っています。
(脳内での幸せホルモンや快楽物質の分泌)

子供たちがこのサイクルに入れば、夢中になり時間を忘れ、
好きなことを繰り返すようになります。

もし大人の人が、子供たちにこの夢中になれる才能を上手く使いたいのであれば、
子供達がどんなことに楽しさや幸せを感じるのか?
それを分析してあげるとよいでしょう。

そして、少し戦略的にこのサイクルを回すための仕掛けを作ってあげることが必要と感じています。

例えばゲームというのは、
子供達が夢中になるものの一つではありますが、
それはゲーム開発者が、プレーしている人の脳内で楽しさや幸せを感じるような
仕掛けを組んでいるからです。

ゲームでは、定期的に報酬が出たり、小難しい部分が出たり、そこをクリアしたい時の達成感が出たり、こう言ったものが適度なタイミングで起こります。

子供達をコントロールするわけではありませんが、
上手く仕掛けを作り、好きなことに夢中になれるように環境を設定してあげることは良いことではないでしょうか?

夢中になっていれば、どんどん繰り返し行動をして、
たくさんの経験を得て、
その分野では周り比べに秀でてくると思います。

本人がやりたいと言っていることを夢中にさせることができるかどうかは、
周囲にいる大人次第というところがあります。


気をつけたいこととして、
例えばゲームに夢中になっている子に対して、
頭ごなしにそれを辞めるように伝えてしまうことです。

夢中になること自体が良くないことだと思ってしまい、
ワクワクして夢中になるという感覚がなくなってしまいかねません。



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