#2 株を始めた頃の話
前回初めて自己紹介の記事を書きました。今日は2本目です。
”何を”、”なぜ”、書こうと思ったかを前回書いたので、それに沿って具体的な中身を書いていこうかと。現在投資歴1年半くらいなので、まずは時系列で振り返っていこうと思います。
【最初はFIREなんて言葉も知らなかった】
仕事1本を必死で約5年頑張ってきた頃の年末、妊娠した妻は臨月を迎えようとしていました。まだコロナ前の年末年始、本来なら遠出をしたり帰省したりが当たり前。ただ、子どもが産まれる直前ということもあり、この年は、どこにも行かず穏やかに過ごす年末年始と決めていました。
そんな中、前半に、高校の同級生にだけ会う機会があり、学年一の秀才だった友人が最近株を始めたという話を聞きました。その時は勝手な先入観もあり、自分には縁遠いものだと思っていて、他人事のように聞いていました。
その後、残りの年末年始をゆったり過ごす中でふと感じました。
「どこにも行かない年末年始は驚くほどやることがない。」
それと同時に、数日前に会った友人が言っていたとある言葉を思い出しました。
「株は理論上誰もが儲かる可能性がある。」
前述のとおり他人事のように聞いていたので、その真意は定かではないですが、もともとは「どうせギャンブルみたいなものだろう」くらいに思っていたので、「そうではないのかも」と思えただけで、やることのない年末年始に取り掛かるには十分すぎるほど魅力的でした。
そこから、まずはネットで「株 始め方」のように調べて出てきたサイトを最初からずっと読んでいきました。今思い返すと、その時から今に至るまで、ずっとのめりこんだ状態でインプットやデータ分析を続けることができており、積極的に売買もしています。
【何が自分をそこまでのめりこませたのか】
勉強を進める中で気づいていったことのいくつかが、どんどん自分を株に夢中にさせてくれたと思っています。ざっと三つ挙げます。
①本業である会社員以外で、収入を得られる可能性があるということ
②ギャンブルとは違うということ
③自分自身の目標にできそうだったこと
①については、もともと副業が気になった時期もあったのですが、何からどう始めるのがいいのか見当もつかず、大きな収入になるイメージもイマイチ湧かず、断念していました。そんな中、投資で収益を得るという考え方もあるんだと気づかされました。今思うと当たり前の話ですが、会社員として必死で働いて、疲れた状態で迎える土日はダラダラと過ごし、また月曜からの仕事のために英気を養う、そんな生活をしていた自分には、当たり前のことに気づく余裕もなかったのだと思います。そしてそれと同時に、得られる収入に上限はなく、可能性は無限大であること。実際に億り人と呼ばれる人たちが存在し、自分にもできない理由は別にないと気づいたこと。言い換えると、普通の会社員が億り人になるには投資しかないと思えたこと。要は、この辺りからFIREという選択肢が自分の中で生まれ、生まれると同時にそれは自分にとって非常に魅力的なものでした。
②については、きっかけとなった友人の言葉とも少し通ずるところがあるかもしれませんが、投資はギャンブルではなく、勝ち続けることができるものだということに気づけたこと。いや、このタイミングでは気づいてまではいないけれども、きっとそうだろうと思えていました。だって、実際にそれで成功した人がたくさんいるのだから。そういう人たちに近づくための自分なりの一つの手段として、得意なデータ分析が活かせそうと思えたことも大きな魅力でした。
③については、その時の自分の状況も少しマッチしました。会社員として必死で働き、順調に仕事ができるようになり、プライベートでは結婚し、家を買い、子どもも生まれ、人生の大きな節目を一通りやり切ったような感覚が当時の自分にはありました。もちろん、家族との時間を大切にしながら子どもの成長を見守り生きていくという大切なやるべきことがその後もありました。ありがたすぎるくらい幸せな人生です。それ自体は今も変わらず何より大切にしています。ただ、自分個人の人生を改めて考えた時に、特別好きでもない仕事を無難に続け、それで得た収入で家族を養っていくということの繰り返しを、あと30年も続けられるだろうか?とふと思ってしまいました。そんな自分にとって、FIREを目標に株の勉強やデータ分析を頑張ることは、とても魅力的でした。
結果、自分なりのやり方でFIREを目標に株式投資を頑張る、ということが、仕事とは別の、自分の中の大きなテーマとして位置づきました。
始めた頃の話だけでこんなに書けるもんなんだと自分に驚いています(笑)
次は、もう少し具体的に、何からどのように始めたのか、中身を書いていこうかなと思います。
今の話を今書くスタイルをイメージしていましたが、このペースだとそれはまだまだ遠そうですね(笑)。まあでも、良い振り返りになっています。
火・水と下がりましたが、今日は反発して良かったですね。来週に期待しつつ、土日も勉強の時間を取ろうと思います。長文読んでいただきありがとうございました。おやすみなさい。