【薬局】病院に何度も行かなくて済むリフィル処方箋とは？

薬剤師TAKUYAです。

処方箋医薬品を貰うには医師の診断が必要です。
毎回同じ薬を貰う為に何週間かおきに病院に行き、特に変わりないのに診察を受けて処方箋を貰う
薬をもらうだけで半日が終わってた⁉️
そんな経験はないでしょうか？🤔

そんな時に役立つのが〜

リフィル処方箋

---

なんだそれ！？
聞いたことないって思った方は続きをチェック❗️

---

リフィル処方箋とは？？？

2022年診療報酬改定で導入されることになった制度です。
一定期間であれば同じ処方箋を繰り返し使用できる処方箋です。
※何回も病院に行く必要がなくなる

ただ、全ての人にリフィル処方箋を出せるわけではありません。
症状が安定している慢性疾患の患者酸に処方される方が多く、私自身も花粉症の患者様を1人お出ししたことがあります🤔

そのため、重症化リスクがある方、急性期疾患患者にはリフィル処方箋はほとんどの医師が出さないでしょう。
※生活習慣病も検査値が上下することが多い為、比較的まだ出る可能性は低いかも

---

期間や回数は？

回数は最大で3回！
基本的には1回目にいった薬局と同じ薬局に2.3回目も行く必要があります。

期間は薬を適切に使用して薬が無くなる日の前後1週間以内！
それを超えるとお薬のお渡しができなくなる。

---

リフィル処方箋をすることでのメリット

①リフィル処方箋を導入することで何度も病院に行く必要がなくなり、患者様の負担を減らせる

②医療費は高齢化社会の日本において重大な問題の一つです。しかし、リフィル処方箋のおかげで薬の為だけの写真がなくなり、医療費削減に繋がる

③医師、受付での対応が楽になる

---

リフィル処方箋のデメリット

①病院の収益減少

②薬剤師の負担が大きくなる

③重症化する時の気づきが遅くなる

---

既にリフィル処方箋は使用されるようになっています！
処方箋をよーく見ると下の方にリフィルの記載が増えています。
今度、処方箋を見るときはぜひ確認してみてください。

ちなみに、リフィル処方箋は症状や病院によって採用できない場合があります。
全ての患者様に適応できるわけではないのでこの点は注意です。

新しい制度で分からないことなどある方は近くの薬局で薬剤師にご相談ください。

他にも様々なことについて記事にしているのでよかったら読んでください💪
ご購入、サポートしていただけると今後の活動への励みになります。