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本を編む
noteを始めようと思ったきっかけの一つに、
「本は結構買って読んでいる。ただ、本で読んだ教養、知識を実生活で使いこなせているか。。。」
という漠然とした不安があった。
noteで発信することによって、沢山の本から感銘を受けたことをアウトプットして整理し、自己理解そして実行に努めようと思ったからだと言える。
勉強もそうだが、教えてもらうだけではわかったつもりになる。理解したことを使いこなすことで、わかる→できる→身に付けるのサイクルが大事になるのだ。友人に勉強を教えたときが一番自分の理解を確認できるチャンスだったことを覚えている。
今、この山積みになっている本の量だけの知識を自分のものにして実践できているか。と、聞かれたら自信をもって、はい。と言えない。そんな自分の戒めみたいなものかもしれない。
ちなみに、自分の読書におけるモットーは
「読んだ本のなかで特に共感できた2-3個の行動を実践してみる」である。
もちろん全てを実行することが望ましいのだろうが、自分は器用ではなく沢山のことを同時に手をつけるのが苦手なタイプ。笑
なのでまずはできることから。心の断捨離から行ってみようと思った。
つまり、本から得た知識、啓発、教養を編集し、アウトプットを通じて、行動、習慣に変えていく一押しを目指す。本を編むことによって、編集力を身につけていきたい。そう思いました。
この編集力とは、自分が尊敬している教育者の藤原和博さん(教育業界のさだまさしさんという自己紹介にいつも笑わせてもらってます)から影響を受けました。
だから人間が今やるのは正解が1つじゃない問題で仮説を出すことですね。自分の知識・技術・経験のすべてを組み合わせて仮説を出していくこと。しかも、そこには他者が介在します。ですから、「納得解」と僕は名付けていますが、他者も自分も納得するようなその仮説を、知識・技術・経験のすべてを組み合わせてどれほど生み出せるか。そういう力のことを「情報編集力」と呼ぶ、と。こういうことですよね。
これからの時代、言われたことだけを処理するのではなく、情報編集力によって人生における最適解を出すことの必要性を非常に感じました。
また、もう一つ。言わずとしれた自己啓発書のバイブル、【7つの習慣】から最近読み返して非常に感銘を受けた文章があります。
一度、自分の葬儀の場をイメージしてみてほしい。そして、弔問客たちに、あなたの人生をどのように語ってほしいか、深く考えてみてほしい。第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」は、人生におけるすべての行動を測る基準とするために、自分の人生の最後を思い描き、それを念頭において今日という一日を始めることである。「7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著」
7つの習慣のうちの一つに、終わりを思い描くことから始める。人生で大成功を収めなくても、自分の最期のときに周りにいる家族、友人に惜しまれながら本当にこの人生で良かった、と後悔せずに終われる一生にしたい。
そのために、人格を磨く。情報を編集する力を身につける。そのための小さな一歩として、noteを通じて本を編んでみよう。