川村拓也 (英語教師教育者)

主に学校英語教育、英語教師教育等について。大学で英語教員養成などのお仕事をしています。…

川村拓也 (英語教師教育者)

主に学校英語教育、英語教師教育等について。大学で英語教員養成などのお仕事をしています。 https://www.handshakee.com/JGoW28kxgpbXe2t

マガジン

  • 英語教育について考えるための本の感想

    書評というには物足りないぐらいのものしか書けていないので「本の感想」としています。

  • 外国語教育_in class

    • 25本

    実際の教室でやってみたこと・起きたこと

  • 英語科教育法の歩み

    かわむらが勤務校で担当する英語科教育法の取り組みについて、授業者としての振り返りや実践のログを残すことを目的として記事を書いていきます。理想的には毎回の授業について書いていきたいと思っています。

  • 英語科教育法ラジオ2024

    英語科教育法の授業の振り返りを学生がラジオ形式で行っています。 学生の許可を得た上で、公開しています。

  • 外国語教育_at my desk

    • 48本

    外国語教育について考えた・考えてる・考えるために書いた こと

最近の記事

  • 固定された記事

中学生に語った「英語との付き合い方」

石川県内の某中学校で中学生数十名に対して「英語との付き合い方」というテーマでお話をさせてもらった。 と、振り返りを書くかのようなテンションだが、実際には講座の前に書いた文章を講座終了後に公開している。主に当日話す内容を整理するため。誰かに読まれるという意識が私の思考をかなり整えてくれるので。(ただ、気持ちが盛り上がりすぎて、さすがに中学生には話さないだろうなということも書いてしまった) 今回は1時間限りの関わりだからこそ、私の出来るだけ芯の部分を分かりやすく示したい。そういう

    • 竹沢清(2005)『子どもが見えてくる実践の記録』

      表紙に記されている「『困った子』ではなく、『困っている子』として」という言葉は、聞き古されすぎて陳腐にすら感じるが、本書を通読した後に本を閉じて再度表紙に目をやると、この言葉に重みを感じるようになる。 (竹沢先生が子どもの成長・発達の必要性を見取る時、それを「困っている」と認識しているかは、私の読んだ印象としては微妙だけど) 運動会のエピソードをはじめ、教師を目指す学生、教師を目指すか迷っている学生、そして現場の忙しさに「どうして教師になりたかったんだっけ」と悩む先生やそん

      • ジグソー法でのReadingは禁断の果実

        今期の英語科目で一番失敗したと思っている実践について書いていく。 私が今期、一年生の四技能科目(Reading/Listening)の中で最も失敗だったと反省しているのが、4パラグラフ構成の"Background Music in Vlogs"という英文をジグソー法で読んでいくReadingの活動。 たまたま最近SNSで「英語授業でジグソー法はやめておけ」的な話を見かけた。なんとなく教室は盛り上がるし、アクティブ・ラーニングっぽいから教師には魅力的に映りがちだけど、その内

        • 対面学会、いいぞ。

          みんな集まってる!6月22,23日の2日間、富山大学で開催された第53回中部地区英語教育学会に参加した。 初日の富山駅で何も約束していないのに知り合いの先生方とたまたま遭遇して、(メンバーも白エビも)超贅沢なお昼ごはんを食べて、最高の滑り出し。 「あー、これが対面の学会か〜」「楽しい人がいっぱいここに集まってるんだ〜」と俄然ワクワクが溢れ出てくる。 熱すぎるワクワク感をソイラテ(氷少なめ、ミルク多め)で冷ましながら、レトロな路面電車で会場(のちょっと手前)まで向かう。 車

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        • 2022英語科教育法IIIの振り返り
          15本

        記事

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)③

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行なっています。 今回はWriting指導について扱った3回分のふりかえり。こちらはグループ③です。 授業ではライティングに関する諸理論と、「実際に書いてみる過程」と「添削」を体験してもらいました。

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)②

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行なっています。 今回はWriting指導について扱った3回分のふりかえり。こちらはグループ②です。 授業ではライティングに関する諸理論と、「実際に書いてみる過程」と「添削」を体験してもらいました。

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)①

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行なっています。 今回はWriting指導について扱った3回分のふりかえり。こちらはグループ①です。 授業ではライティングに関する諸理論と、「実際に書いてみる過程」と「添削」を体験してもらいました。

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)①

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Writing指導)①

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)③

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はListening指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ③です。 実際に教材研究をしてみる経験をし、教材(選定)の重要さが話題になっています。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)②

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はListening指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ②です。 授業の振り返りから、対話を通して新たな視点や疑問が生まれてきます。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)①

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はListening指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ①です。 一人は2回目の演習回を欠席したため、上手いことそのインフォメーションギャップが活かされてる感じがします。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)①

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Listening指導)①

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)③

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はReading指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ③です。 印象深い内容を中心に、単に授業を振り返るだけでなく、授業では話し切れなかった話題にまで及びました。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)③

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)②

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はReading指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ②です。 留学から帰国して間もない二人だからこそのトーク。脱線もラジオの醍醐味です。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)②

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)①

          2024年度英語科教育法IIIでは、授業の振り返りをラジオの形式で行っています。 今回はReading指導について扱った2回分の振り返り。こちらはグループ①です。 まだまだ緊張で堅い二人ですが、英語教育に関する話題を扱いながら二人の人となりも垣間見えるようなラジオが録れるか、今後に期待です。 ※ 学生の同意の上で音声を公開しています ※ 音質等についてはご勘弁ください

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)①

          英語科教育法ふりかえりラジオ(Reading指導)①

          カードゲームで意味順英文法:学研ステイフル『英語でブンツクル』

          大学の英語サークルや学内のカフェで遊べて、かつ英語も学んだり使ったりできるゲームを色々探している中で見つけたこの商品。 パッケージからして、意味順英文法を体感的に身につけられそうな気がしたので、即購入。 すぐに届いたので、その辺にいた学生と先生に「一緒に遊びましょ」って声をかけて、早速プレイ開始。 対象年齢は「6歳以上」ということで、英語に初めて触れる子どもでも楽しめるようになっている。「人カード」「動きカード」「ものカード」「場所カード」の4種類があって、それぞれのカード

          カードゲームで意味順英文法:学研ステイフル『英語でブンツクル』

          2023年度英語科教育法の振り返り

          北陸大学での2年目の英語科教育法。1年目のように毎時間の振り返りを書くのは流石に諦めた。少しは仕事が増えてきた証拠ということで、ありがたい限り。 ただ、英語科教育法どんなことしてる?ということを話すこともたまにあるので、一応まとめておきたい。4月も中旬になったところで今更昨年度を振り返る。 英語科教育法I,II (2年生)2年生の英語科教育法I及びIIは「言語活動」に焦点を当てた。英語教師の視点を持ち始める契機となるこの2科目をどう構成するかで、学生らの英語授業観の根幹の部

          2023年度英語科教育法の振り返り

          石川県内の英語の先生方、英語の先生を目指す学生さんに向けて、授業をします。

          4月より、コンソーシアム石川の主催する「いしかわシティカレッジ」にて「英文法の理解と指導法」という科目を開講いたします。 参加が難しい回につきましては、講義の録画を後から視聴することも可能です。 ご関心のある方(そしてご多忙な中でもご都合のつきそうな方)のご参加をお待ちしております。 以下、シラバスに記した内容の転記です。

          石川県内の英語の先生方、英語の先生を目指す学生さんに向けて、授業をします。