#8 プロダイバーになったときのお話
こんにちはー☺️
今日はダイビングのプロコースで得た経験をお話ししていきたいと思います。
僕が仕事としているスクーバダイビングですが書道や剣道の『段』と同じような『ランク』区分けがあります。
ダイビングをされている方には知ってるよーと言われちゃいますがダイビングのランクは
このようになっていましてダイビング経験本数やランクが上がる毎に遊びに行けるエリアが増えますので、より安全に、より楽しく遊びたいダイバーはみな経験を積みながらランクアップを目指します!
ダイビングに限らず、幅広い知識と経験があった方が色々な面で楽しめますよね!
(例)絵がうまくなると描くのが楽しくなるとか
そんなこんなで当時の僕もダイバーになってから10ヶ月程でレスキューダイバーまでランクアップしました。
レスキューダイバーまで取得した僕は、いよいよ次のステップを踏む事になるのですが、次のステップというのが【ダイブマスター】。
プロダイバーの入り口です。
プロダイバーといっても、プロランク別にやれる事が変わって来ますが、それでも周りから見ればプロダイバーですので信頼度や責任が一気に跳ね上がります。
その覚悟を背負ってダイブマスターコースを受講しました!!!と胸を張って言いたいところですが当時18歳の学生だった僕はダイビングインストラクターに"なりたい"というキラキラとした夢の方が正直なところ魅力的に感じていました。
そしてダイブマスターコースには2パターンの取得方法が選択でき、車の教習所と同じく通いタイプか合宿タイプか。
ちょうど夏休みを使って受講する予定だった事もあり沖縄での合宿コースを選ぶ事になります。
今思えば当然の結果で
時間しかない学生が『南国の綺麗な海でプロダイバーになれるよー』を言われれば、それは即飛びつき案件です。
僕は学校の同級生と4人で沖縄へ行きダイブマスターコース受講+現場経験を積むため、丸々1ヶ月プチ移住しました。
沖縄に着いて翌日からコースが始まりましたが初の参加プログラムが(たまたま)ボートに乗って行く遠征ツアーのボートアシスタントで片道2時間程の距離を移動した先でダイビングするというものでした。
僕は初めての環境の中長い時間ボートに乗り即船酔い・・・それに比べ遊びにいらしたレジャーダイバーのお客さんはピンピンしている姿に、自分自身とても情けないなぁ、と初日にして小挫折を味わいました。
そこで1つ学んだことは
徹底した体調管理
慣れない環境のせいにするのは簡単ですが、どうしたら補えるかを考えないとプロとは呼べません。
それにプロダイバーが船酔いってカッコ悪すぎですよね。
どんな仕事でも言えますが学生の時に体調管理の大切さを実を待って知れてよかったと思います。
またコースが進むに連れて、時間やお金を使っていらっしゃるレジャーダイバーのお客さんはどんな楽しみを抱いて遊びに来るのかを間近で見ることができました。
リピーターさんの場合ですと
ダイビングショップがダイバー仲間との集合場所となっていたり、好きなダイビングインストラクターに会い行く事だったり、純粋にダイビングを楽しむためだったり。
僕はこれから愛されるダイビングショップ作りについて考えないといけないなぁと思いました。
沖縄での暮らしについては正直言って一夏の体験では何も語れません。今宮古島に住んでいる事からできるアドバイスは、これから沖縄への移住を検討される方は最低でも夏と冬を現地で経験する事をお勧めします。
夏のよさ、わるさ
冬のよさ、わるさ
それらが自分に合っているかを経験して知っていた方がいいです!
ちなみに僕は一夏の沖縄暮らしを経験して"沖縄サイコー"と思いました。いい所しか見てないとこういう思考になります。笑
沖縄で一ヶ月、同じ目標を持った仲間と共に過ごしダイブマスターを取得した事でまた1つ人生の道が開けた気がしました。