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本の紹介113冊目 『スタンフォード式 生き抜く力』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、
星友啓さんの著書『スタンフォード式 生き抜く力』です。

この本は、スタンフォード高校・オンラインハイスクール校長でもある著者が、

予測不可能な時代に、
シリコンバレーの中心でエリートたちが密かに学ぶ最高の生存戦略である「生き抜く力」を綴った一冊です。

【著者の星友啓さんについて】

著者はスタンフォード大学・オンラインハイスクール校長で、経営者、教育者、論理学者でもあります。

スタンフォード大学哲学博士。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業後、教育テクノロジーとオンライン教育の世界的リーダーとして活躍しています。

コロナ禍でリモート化が急務の世界の教育界で、のべ50か国・2万人以上の教育者を支援し、スタンフォード大学のリーダーの一員として、同大学のオンライン化も牽引しました。

スタンフォード大学哲学部で博士号取得後、講師を経て同大学内にオンラインハイスクールを立ち上げるプロジェクトに参加。

オンラインにもかかわらず、同校を近年全米トップ10の常連にし、2020年には全米の大学進学校1位にまで押し上げます。

世界30か国、全米48州から900人の天才児たちを集め、 世界屈指の大学から選りすぐりの学術・教育のエキスパートが 100人体制でサポートしています。

設立15年目で反転授業を取り入れ、世界トップのクオリティ教育を実現させたことで、 アメリカのみならず世界の教育界で大きな注目を集めています。

【スタンフォードでビル・ゲイツ夫妻が語ったこと】

2014年のスタンフォード大学の卒業式のゲストが、世界長者番付のトップをひた走ってきたビル・ゲイツ夫妻でした。

そこで語ったことは、

「エンパシーなしのイノベーションでは、意味がない。エンパシーは、イノベーションと同じくらい重要だ。エンパシーこそ、様々な障害を打ち破り、未来への希望を開拓してくれる力である。」

ここで世界一の実業家が、世界屈指のスタンフォードの学生たちに伝えたメッセージが、「エンパシー=共感する力」でした。

同様に、このスピーチから少し遡った2006年6年に、当時唯一のアフリカ系アメリカ人の上院議員だった、バラク・オバマさんも「エンパシー負債」スピーチをノースウェスタン大学の卒業生に送っていました。

それくらい、人に共感する力こそが世界トップの起業家が大切にしていることであり、「生き抜く力」なのだと学びました。

【世界的にも有名なチベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマが語ったこと】

まずダライ・ラマは、世界的なスピリチュアルリーダーであり、スタンフォード「思いやりセンター」を寄付で創立しています。

また2010年10月、スタンフォード大学の学生など6000人に向けた講演がありました。

ここでは、

人間は根本的に社会的な生き物で、それがゆえに私たちは人を思いやる「種」を持って生まれてくる。その力を発揮することが私たちの幸福や社会の繁栄に必要不可欠だ。 

などと語られました。

ダライ・ラマ意外にも、

・ローマ教皇
・新渡戸稲造の『武士道』
・儒教のルーツ「仁」

など、人を思いやる力こそが大切だと古今東西の「生き抜く力」の思想であり、利己的ではなく、利他的に生きていくこそが大切なのだと学びました。

【最後に】

本書は、スタンフォード高校・オンラインハイスクール校長でもある著者が、

予測不可能な時代に、
シリコンバレーの中心でエリートたちが密かに学ぶ最高の生存戦略である「生き抜く力」を綴った一冊です。

本書は著者の初の著書であり、最高のグローバルスキルである「生き抜く力」の磨き方を学べます。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!

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