本の紹介103冊目 『1口30万円から、エンジェル投資家になって億を築く!』
こんにちは、TAKUです。
今日紹介するのは、
増田裕介さんの著書『1口30万円から、エンジェル投資家になって億を稼ぐ!』てす。
この本は、エンジェル投資家で経営コンサルタントでもある著者が、
・エンジェル投資の基礎知識
・投資先の見分け方、見つけ方
・M&A、エグジット後の戦略
などを綴った本です。
これからは、企業のM&Aのスピードがより早くなるのて、ベンチャー企業が事業を作ると、
最短で2〜3年でバイアウト(対象企業の株式の買取)なども起こっていきます。
この本を読むことで、
日本のベンチャー企業をはじめ、
これからの日本を支えていく企業への支援としてもとても参考になります。
【著者の増田祐介さんについて】
著者は現在、シリアルアントレプレナーとしての事業運営を行い、エンジェル投資家としての出資活動をしながら、経営コンサルタントとして次世代起業家のサポートに力を注いでいます。
慶應義塾大学に大学在学中には、IT、PR、飲食、教育系のビジネスに従事し、
2006年に1社目の会社をバイアウトして、
現在まで4社のバイアウトを経験しています。
2017年には大学受験予備校「増田塾」をZ会グループにバイアウトして、自身は増田塾会長に就任しました。
そして2017年3月、内閣府から当時最年少で公益認定を受け、公益財団法人日本教育文化財団を立ち上げ代表理事に就任し、2020年には適格機関投資家として金融庁に登録されました。
【エンジェル投資とは?】
エンジェル投資とは、立ち上げ初期の未公開企業ひ投資してリターンを得ることです。
ここで、立ち上げ初期の企業とは、
スタートアップ企業(ベンチャー企業)のことで、
起業して1年間も経っていない企業です。
その企業に自分のお金を出資して、
会社がうまくいった際にリターンを得ることが
エンジェル投資の目的です。
最近の日本でも密かにブームになりつつあり、
日本のスタートアップでも100万円の投資が
数億円になる事例があったり、
一般の方や会社員でも数十万が数億円になるようなこともあります。
今すぐにはやらないにしても、
この分野の知識があることで、
日常的に最新のベンチャー企業の
ニュースをチェックしながら、
今のビジネスモデルを知っておくべきだと
学びました。
【ビジネスアイデアは二の次】
著者は、エンジェル投資家として
何を重要視して投資すべきか?
というと、一番は「人」だと言います。
理由は、どれほど優れたビジネスモデルと戦略が
あったとしても、結局は「人」が覚悟を決めて
やることであり、どんな人間なのか?という
部分が何よりも大切だからです。
【エンジェル投資とは日本の未来】
著者は、エンジェル投資業界がさらに
発展することで、それが日本の経済成長に繋がるといいます。
理由は、日本は世界に比べると
スタートアップの資金調達があまり行えず、
常に次のラウンドを意識することになります。
それもあり、経営者が資金繰りで
駆け回ることになり、結果として
海外企業にスピードで負けてしまうと言います。
海外のように投資が盛んで、
ある程度は余裕を持った状態で資金調達が
できれば、より日本のスタートアップが
海外進出を果たし、結果として日本に大きな
利益をかんげんすることができるからです。
このエンジェル投資をはじめ、
自身の資産を増やす投資を学ぶことで、
余裕を持ちながら日本を支える人が増えるとより国が豊かになると著者は語られています。
【最後に】
本書は、
エンジェル投資家で経営コンサルタントでもある著者が、
・エンジェル投資の基礎知識
・投資先の見分け方、見つけ方
・M&A、エグジット後の戦略
などを綴った本です。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!