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本の紹介42冊目 『売れるコピーライティング単語帖』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、神田昌典さん、衣田順一さんの著書『売れるコピーライティング単語帖』です。

本書は、トップマーケターである2人の著者が、「営業の素人」「稼ぐ達人」に変える「667語+2000フレーズ」をまとめた一冊です。

【著者の神田昌典さんと衣田順一さんについて】

・神田昌典さん

経営、創造的課題解決コンサルタント。
アルマ・クリエイション株式会社代表取締役。

また、日本最大級の読書会『リード・フォー・アクション』発起人であり、特定非営利法人学修デザイナー協会理事を務めています。

2018年には、マーケティングの世界的権威のECHO賞・国際審査員となり、現在は教育界でも精力的な活動を行っています。

・衣田順一さん

マーケティング・コピーライター。
アルマ・クリエイション株式会社コンテンツ戦略室ディレクター。

衣田さんは、鉄鋼メーカーの住友金属工業(株)(現・日本製鉄(株))入社して、製造業向けBtoB営業と営業企画部門で、

・営業室長
・企画部上席主幹(部長級職位)

として組織をリードします。

2016年に時間と場所の自由が効く、セールスコピーライターという仕事に出会い、現在は、社内の各種ライティングやコピーライティング関連講座の講師を担当しています。

【PASONAの法則ですぐに身につく構成力】

まずコピーライティングは「売れる言葉」を手に入れるのが全てではなく、大切な要素があります。

それが「構成」であり、

「言葉×構成=反応率」となります。

そこで人を動かす構成は、典型である以下の「PASONAの法則」の順番になります。

・Problem(問題)
・Affinity(親近)
・Solution(解決)
・Offer(提案)
・Narrow(絞込)
・Action(行動
)

この本では、このPASONAの法則の要素ごとに章を区切り、「売れる言葉」を紹介しています。

【問題を提起する表現】

商品を売ることは、とても誇り高い行為です。

なぜなら、その本質は他人の「課題」を解決することだからです。

ここでは、

・質問を投げかける
・ギャップを生む

などの言葉を紹介しています。

【読み手に寄り添い共感する表現】

読み手の痛みへの深い理解を通して、自身が解決できる「問題」が明確になり始めたら、、、

次に「解決」策に急ぐ前に、相手に「親近感」を持ってもらう必要があります。

ここでは、

・ストーリー性を出す
・読み手に寄り添う

などを紹介しています。

【解決策を提示する表現】

コピーライティングは「何を、どう言うか?」よりも、「どの順番で言うか?」という構成力が大切です。

ここでは、

・方法を提示する
・期待を高める

などの言葉を紹介しています。

【提案する表現】

オファーとは、「商品内容」と「販売条件」を紹介することです。

コピーライティングの仕事で大切なことは、
商品価値を最大限に高めてから売ることです。

ここでは、

・新しさを強調する
・得する情報を伝える

などの言葉を紹介しています。

【相手を選ぶ表現】

商品を紹介した後に、重要なことは購入できる人を絞り込むことです。

そこで、「期間限定」「数量限定」とすることが大切になります。

ここでは、

・読み手を特定し呼びかける
・特別感を出す

などの言葉を紹介しています。

【行動を促す表現】

最後の行動は、購買やクリックなどの行動を促す表現のことをいいます。

ここでは、

・流行を演出する
・権威を借りる

などの言葉を紹介しています。

【最後に】

この本は結果を求められる全てのビジネスパーソンに向けて、「売れる言葉2000」を厳選しており、言葉を勉強したい人にはとてもオススメな本です。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!

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