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本の紹介82冊目 『ハートドリブン』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、
塩田元規さんの著書『ハートドリブン』です。

この本は、
「大成功」と言われる企業「アカツキ」社長の自らが、
 
「目に見えないものを大切にする力」など、
内側を進化させる独自哲学を綴った本です。

それでは、紹介していきます。

【著者の塩田元規さんについて】


著者は、
株式会社アカツキ創業者代表取締役CEOです。

経歴は、横浜国立大学工学部電子情報工学科を
経て、一橋大学大学院MBAコース(現:一橋ビジネススクールMBA)を修了しています。

また、新卒で株式会社ディー・エヌ・エーに
入社して、広告事業に従事して、

退職後は、
2010年6月に香田哲朗(取締役COO)と
共同でアカツキを創業しました。

そして、2016年3月に東証マザーズ上場し、
2017年9月に東証一部へ市場変更しました。

モバイルゲーム事業、リアルな体験を届けるライブエクスペリエンス事業を柱として、心が躍り感動とつながりをもたらすエンターテインメントをグローバルに展開しています。

【好奇心が価値になる】


著者は、

「遊びやワクワクだけじゃ生きていけない」
という言葉がこれからは逆になり、

子供のような好奇心
価値を持つのだと言います。

これは、頭で考えて社会に合わせて
生きるような外側ではなく、

自分の内側にあるハートに従って、
可能性を広げていくことです。

また、やることだけではなく、
自分の在り方も大切だと言います。

それは、
一人ひとりが自分らしくハートに従って
生きる時代であり、

多様な生き方をお互いに認め合えて、
「ハートドリブン」な時代です。

またビジネスの世界でも、
目に見えないものが、
より大切になると言います。

これまでの時代は、
便利だから商品が売れるという
機能的価値が中心でした。

ですがこれからの時代というのは、

精神性・感情的な満足に価値の源泉が
移っていくような、
「見えない感情的な価値」になると言います。

そのため、感情的価値に重きを置いた
やり方やハートに従って生きるのが
大切だと学びました。

【自分のOSをアップデートする-魂の変化】


人はすべての物事を自分のみたいように見ているので、「パラダイム(物事の見方)」
変えることが大切だと言います。

ここで重要なのは、
既存の見方で外側の環境に文句を言うのではなく、自分の内側を大切にすることです。

そこで、自分の感情を丁寧に扱うことで、
内側の進化を促して、

それがバージョンアップしていくのだと
語られています。

日常生活を過ごす中で、
内面の心と向き合いながら、

それをアップデートさせていく
「魂の進化」が大切だと学びました。

【会社の力の重要性】


著者は、
最初に入った企業であるDeNAの
南場智子さんから、

「ビジョンも大切だけど、まず会社には力が必要。ビジョンだけ言ってもダメ」と言われたといいます。

そして、この時に渋沢栄一さんを勉強していて、
「義理合一」という言葉を知ることで、
先ほどのセリフを理解しました。

これは、

「大義と利益、その一見、二律背反することの
統合が経営者の仕事だ」
というのが、
渋沢さんのメッセージです。

著者は、起業する前にDeNAで
3年間の経験を積んでおり、

このおかげで、
力をつけた状態で起業をできたのだと言います。

理念などももちろん大切ではありますが、
それを成し遂げるための力が必要だと学びました。

【最後に】


本書は、
「大成功」と言われる企業「アカツキ」社長の著者が、内側を心などを進化させるための
独自哲学を綴った一冊です。

これからの時代は、感情的価値がより
重視されていくと言われており、

その代表的な企業の社長の思考などを
学ぶことができます。

ぜひ読んでみてはいかかでしょうか!

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