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【読書感想】在プラハ・ソヴィエト学校で出会った3人の少女とのやり取りを回想したノンフィクション・エッセイ:米原万里「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
最初に言明しておきますが読み手側にどのように捉えられるのか非常に心配なので、あらかじめ2点示しておきます。 まず最初に ・SPY-FAMILYのアーニャは関係ない ということ。そして、 ・作品を読んでも、共産主義的(あるいは社会主義的)思想に傾倒することはない ・私自身、共産主義者でも社会主義者でも、それらを礼讃する立場ではない つまり、 ・小記事はいかなるイデオロギーとも無縁である ということを言明しておきます。 今年、出会うべくして出会った今年2022年春に発表された本