見出し画像

個人開発の質をあげるために考えたことの話


個人開発のときにたまに話題に上がるのが、サービスをどの程度作るかの問題です。
1本に集中した方が良い派とたくさん作る派に分かれるかと思います。

私は後者のたくさん作る派です。
実際にたくさん作ったのかと言われるとかなり怪しいのですが。。。
考えとしては、たくさん作った方がいい派ということです。

たくさん作った方がいいとは思うのですが、一番いいのは「量」を作りつつも、一つ一つの「質」も上げていくことだと思います。

以前よりも短い期間で、よりいいものを作るようなイメージです。

そのためには、個人開発における一連の作業を改善していく必要があります。

では、どうやって改善していくのか。
言い換えるとどうやってPDCAを回していくのか。

個人開発でPDCAを回したい

個人開発にPDCAを適用しようとしてもどこに焦点を合わせるのかが、うまくとえらることができずに中々PDCAが回らない。

もっといい感じにできそうなのですが、糸口が見出せずにPDCAを適用することは少し諦めていました。

先日、冨田 和成さんの著書「営業」という本を読みました。

その中で、営業の活動に対してPDCAを回す一例として、
営業が行う一連の流れ(顧客リストの作成〜成約までの流れ)をプロセスに分解し、各プロセスに対してPDCAを回すようなことが書いてありました。

このプロセスに分解し各プロセスに対してPDCAを回すやり方は、そのまま個人開発にも応用できそうだなと思いました。

どういうことかというと、個人開発は開発ばかりしてそうなイメージですが実際には開発に加えて、サービスの企画、デザイン、宣伝、ユーザー獲得、マネタイズなど多くのプロセスがあります。

なので個人開発の活動をプロセスに分解し、各フェーズに対してKPIを設定し改善していけば、PDCAを回せそうです。

個人開発をプロセスに分解

まず、個人開発の一連の流れをプロセスに分解します。
KGIは個人開発で月〇〇円稼ぐみたいな形になると思うので、ユーザーが課金することがゴールになります。

以下は私の考える個人開発のプロセスになります。

  1. 解決すべき課題の発見

  2. 課題を解決するアイディアを考える

  3. サービスを企画

  4. デザイン作成

  5. 開発

  6. 宣伝

  7. ユーザー獲得(無料ユーザーとして)

  8. ユーザー課金

各プロセスに対してKPIを設定する

次は分解したプロセスに対してKPIを設定していきます。

例えば、「1. 解決すべき課題の発見」では「1ヶ月で採用される課題を5つ発見する」など、「5. 開発」では「エラー発生率〇〇%以内」「開発工数を全体工数の〇〇%以内」などになります。

迷ったらそれぞれのプロセスを量と質に分解してそれを掛け合わせたものをKPIに設定してもいいと思います。
先ほどの「1ヶ月で採用される課題を5つ発見する」の場合は、「量」を課題を見つける量として「質」を採用される率に分解し、「(量)50個 × (質) 10% = 5個」としています。

KPIを実現するための施策を考えて実行する

KPIの設定ができたら、次は各KPIを達成するための施策をタスクベースで考えていきます。
先ほどの「1ヶ月で採用される課題を5つ発見する」の場合で考えると、「課題を50個考える」とか「課題発見用のフレームワークを10個学ぶ」とかです。

ここまでできたら、あとは実行→検証→改善を続けていくことになります。

こうした改善を続けていけばきっとよりいいサービスをより多くのユーザーにとどけられるはず…!

ここ数日で得た気づきなので、まだ実戦では試していないのですが、こうして記事にして言語化することでだいぶ考えが整理できた気がします。

実際に試してみて使えそうならさらにブラッシュアップをかけていきたいです。
その中で得た知見はまた、記事の形にしてアウトプットしていければと思います。


いいなと思ったら応援しよう!