消費税って必要なくない・・?
消費税って昔からありますし、当たり前のように受け入れていたんですけど、消費税って謎だし、必要あるのか、とふと気づいてしまったんですよね。
まず「消費したら税金かかる」って謎じゃないですか。
消費することで経済や社会が循環するのに、消費税があることで消費意欲が落ちるわけで、あっても嬉しくない、という。
そんなことを言ったら、たばこ税もたばこの消費意欲を落とす、法人税は法人が収益をより上げる意欲を落とす、って点では同じなんですけど。
消費税の特徴って?
消費税の特徴って消費するときにお金がかかることなので、国民全員が支払うことになる税金、というのが特徴ではあると思うんですね。
お金がある人もない人も、みんなが支払う。
所得税については、所得が多い人から多く取ることになりますし、所得が少ない人からはほぼとらないことになるので、「平等に徴収するときに活用できる」のが消費税の特徴なのかなと思います。
増税したけど所得税に統一でよくない?
2019年に消費税が増税しましたが、正直はじめは増税反対でもなく、お金が足らないなら徴収するしかないし、増税は仕方ない、という気持ちだったんですね。
もちろん使い方が悪い、もっと改善の余地はある、とかもあるんですけど、それらの吟味をしたうえでの税金が必要という判断だと思うので、徴収する税金が増えること自体は話から一旦外しました
ただ、消費税を上げるんじゃなくて、「所得税を増税すればよかったんじゃないか」と。
高所得者だけ負担が増えるのが微妙なら、全員一律で2%上げてしまえば平等な気もしますし、所得控除の金額を下げる形でもいいだろうし。
なんで消費税を上げたんだろう、と。
そもそも消費税を全部なくして、所得税に統一しちゃってもいいんじゃないか、という。
「所得が多い=消費が多い」わけではないですし、1つにまとめるよりも2つの選択肢があるほうが健全だと思うので、なくさなくてもいいんですけど、今回みたいに8%と10%でややこしくなる/無駄な工数がかかるくらいなら消費税ってもう必要ない気もしたんですよね。
震災復興税みたいに新たな税制度つくるの良い
あと、追加で必要になったときには一時的に新たな税金を用意するのは分かりやすいなと思いました。
震災復興税が0.21%あるのはとてもよかったと思って(0.21%中途半端だし0.2%だと嬉しかったけど)子育て支援税とか作って3年間は追加徴収とか。
消費税とか10%になってそれが当たり前になれば消費税があることなんて疑わないし、そのうち消費税が30%になってもそれが当たり前に感じるはずなんですよね。
税別にします。消費税の存在を伝えていきます
話を消費税に戻して、消費税に対して自分がどう働きかけるか、なんですけど、「税別」で今後はやり取りしていこうと思っています。
今までは分かりやすさ重視で「税込・内税」でクライアントやお客さんにも総額を伝えるようにしていたんですよね。
ただ、これって消費税を払っている意識が感じられないと思うんですよ。
10万円の商品で消費税1万円って税金高いじゃないですか。
内税11万円だと消費税のことに気付きにくくなるけど、10万円の商品で買うときには消費税+1万円を支払うことになる、って買うのを躊躇するくらいには負担が大きいと思って。
でも、この消費税って別に売り手の収入になるわけではなくて、国に納めるだけなんですよね。確かに一時的にはレジとか銀行に入金する形にはなるけど最終的には納めるお金なので、全くもって自分のお金になるわけでもないんです。
だから、消費税1万円たかいなぁ、、総額として少し値下げしてくれないかなぁ、と思ったときには、「国の税金が高いんだ、なんでこんなに税金とっているんだ日本は」と政府に文句を言ってください。
買い手にとっては消費税含めた総額を知りたいかもしれないけど、売り手にとっては消費税は利益にならないので総額に入れるべきではなくて、全くもって総額でもなんでもないんですよね。
ということで、消費税は謎だし、いっそのこと廃止にしてシンプルにしていくほうが面白そうだな、と思ったランチのひとときでした。