60歳までの人生計画を考えてみた(2024年版)
自分自身の人生を考えていくうえでおすすめの手段として、
・人生でやりたいことリスト100(人生でも翌年でも)
・●歳までの人生計画
をおすすめしています。
前者は毎年書く習慣を10年以上続けているのですが、後者は最後に書いたのが7年前だったようで。
以下が当時のブログ記事。
なんとなく頭のなかではアップデートしていたものの、この機会に更新してみようと思いました。
その前に30歳前半までを振り返り
当時の人生計画では、
・20代後半:事業を二回り大きくして成功させる
・30代:本気で町づくり
とあったのですが、計画通りでは進まなかった点が多いですね。。
事業は成功したものの失敗もあり、1億円の資産は残念ながら達成できず。
町づくりにおいても成功と失敗でトントンですね。
ただ経験という意味では、成功も失敗も多くしてきたのですごく良かったと思いますし、ビジネス面での能力は大分鍛えられたんじゃないかなと。
60歳まで延長することに
自分自身がパフォーマンス高く活躍できるのが50歳までと思っていたのですが、そうなると残り15年しかなく、さすがに定年延長ということで60歳までに計画延長することにしました。
もちろん60歳以降もなにかやりたいですが、次の世代にバトンタッチしてフォローする立場に回っていくべきかなと。
30代後半:力を溜めて次の挑戦への準備
35歳:根を張る。何事も吸収し知見を広げる
36歳:仕事でしっかり成果を出す
37歳:直近10年で挑戦する領域を決める
38歳:(未定:仕事にコミット)
39歳:(未定:仕事にコミット)子ども3人が小学生以上
40歳:仕事で結果を出し、次のフェーズへ
今のキャリア支援の領域でしっかり成果を出し、そのままその領域でやるのか、別の領域にチャレンジするのか、全く別のことをするのか、急いで決めずに当面やっていきたいと思います。
色々と考えてもやってみないと分からないですし、やりたいことでも成功するかは分からないのですが、40歳の年で「この領域/事業でもっとやっていける」と思える状態になっているといいなぁと。
どんな挑戦にするかは悩ましいのですが、「地域活性」「インバウンド」「マンガ家」とか面白そうだなと思っています。
40代:地方から社会をより良くする
41歳:M&Aを通し、組織と事業を大きくする
42歳:東京に負けない面白さと待遇がある職場にする
43歳:事業(判断/運営)を任せて、創作と発信に集中する
44歳:会社としても個人としてもブランドがある
45歳:地方における成功のロールモデルになる
46歳:社会福祉の領域に関わる
47歳:住みやすい町づくりに取り組む
48歳:地域での交流を増やす
49歳:様々なバックグラウンドを持った人たちが活躍できる
50歳:社会をリードする町となる
事業領域を決めていないなかで、自分が何をするか決めるの難しいと思い、どんな社会や未来にしたいか、という視点で考えることにしました。
その考えをしていく中で改めて気付いたことを整理しておきます。
プレイヤーでやりたいが、プレイヤーの枠だけで仕事はしない
ビジョンを語るだけでなく、マネジメントが主も嫌で、自分でプレイヤー的にやりたいのですよね。普段の仕事でも、講師もやりたいし、マーケは自分で施策を回したいし、営業も全然やりたい。
そうなると個人規模のほうが合っている面はあるのですが、実現したいことは大層大きいことをしたいのです。
やはり起業家のような動きで、0→1の開拓を自分自身でプレイヤーとなってやっていく、軌道に乗ったらしっかり任せられるようにする、という形が正解な気がしています。
ただこの任せる部分で失敗し、5までいったものの3まで戻る、といったことを日々やっている節はあるので、任せることやチームで仕事することをしっかり習得したいです。
創作は大事にしたい
こんな社会になるといい、こんなビジネスがあるといいのでは、と未来を想像して、実現していくことはやはり好きだなと。
地方活性とマンガ家は全然違うように見えて、方向性としては同じで。
自分の頭にある想像を形にしていく。それが実際の社会なのか、マンガの世界なのか、というだけで。
難易度は高くても、やりがいと面白さのほうが大事
昔から最新技術への興味は弱く、ゲームとかでも最強カードや確実に勝てることにも面白さを感じないんですよね。
地方活性って大変で難易度は高いと思うんですが、やりがいと面白さはあるし、稼ぎにくいけど大変なことを今後もやっていきたいなと思いました。
キャリア支援でいえば、どこでも就職できる人の年収アップをサポートするより、就職できずに困っている人の支援をするほうが性に合っています。
大変な人が報われる、誰もが活躍できる社会づくり
社会的弱者と書くとなんだかネガティブなので大変な人とざっくり書いたのですが、資本主義社会において裕福な人が圧倒的に有利なわけで。
それがいけないとは全く思わないのですが、大変な境遇にある人をサポートできる立場でありたいです。
頑張れば逆転できるというか、別に勝ち負けって人それぞれの価値観でもあるし、誰もが活躍できる社会にもっと近づいていけるとみんな今より気持ち良く過ごせるんじゃないかと思っています。
50代:社会福祉かな・・?
年ごとに想像することもできますが、そもそも自ら事業を成長させる状況ではない気はしています。
もしくは40代でそんなにスピーディーに進むことはないので、時間が2倍かかって50代でも引き続き挑戦しているのは濃厚ですね。
ただ50代は事業規模を大きくすることはもっと優秀な若手に任せ、自分が一番やりがいを感じられることをするほうが気持ちが良い気がしています。
社会福祉である必要はないのですが、園長くらいのポジションがちょうどいいんじゃないかと。
まあ、上で書いた通り、思い描いた事業や社会に辿り着かず、そのチャレンジを引き続きすることになる気がします。
ただ60歳では引退というか、自分がトップや中心であることはやめようと思います。もっと優秀な人は絶対にいるはずなので。
やらないと決めたこと
世界チェーンでの日本食屋(おにぎり屋)
やりたい気持ちはありますが、自分でなくてもできるのと、ちらほら海外で挑戦している人もいるので、この挑戦はしなくてもいいかなと。
飲食店は楽しいし、むしろやりたい気持ちはやや強くなったのですが、世界チェーンとなれば店長なんてできませんし、そもそも海外生活への興味や憧れは弱いので、日本食は広めたいが仕事としてはそこまでやりたくなく。
日本食や日本文化はもっと広めていきたいので、別の形で挑戦していこうと思います(インバウンドとか)
手広くやっていくこと
手広さの定義によるのですが、全国チェーンとかいろんな町に拠点をつくる、といった横展開っぽい動きは面白くないなと。
売上利益は確実に上がるのですが、商品価値は上がらないんですよね。
(利益を出しその利益を還元することで価値を上げることは可能)
ただ成長しない/売上を上げないとかではなく、しっかり深めて他にはない強みをもっと強めることをしたいなと思います。
久々に書いてみて、改めて自分の興味が何なのか、自分がどんなことをしたいか、を振り返ることができたのでよかったです。
もう35歳だし時間ないな、、と思っていたのですが、意外と焦らなくてもいいかもしれないし、限りある時間のなかで進めるだけ進めることができればいいのかなと思いました。
少なくともショートカットしてゴールしても楽しくないので、自分が気持ち良く挑戦できることは大事にしていこうと思います。