貯金/年収を人生の目標にしてはいけない
お金ってわかりやすくて便利ですよね。
確かにお金があることで「ほしいものが手に入る(お金で買えるものなら)」「金銭的な不安を減らせる」ことはできます。
ただ「お金があれば幸せになれる」わけでは全くないです。
この点については人間の幸せの考えである「PERMAの法則」などで解説できればと。
簡単に伝えると、物欲や快楽だけが幸せではなく、社会貢献や人間関係があることが幸せになる、という話です。後者はお金があれば満たせるわけではないよね、という。
売上や年収はビジネス的に分かりやすい指標
ただそれらを無視すればいいとかではなく上手く使いましょう、という話で。
売上や年収が高いことは素晴らしく、それだけ社会でビジネス的価値を提供しているわけで、その実力があることが証明されています。
なので、自分自身がどれだけ仕事できるのか、を判断する上では分かりやすいパラメーターです。
KPIや中間目標として年収や売上を設定するのはとても大事です。
人生の目標や幸せは全く別
なので、貯金をどれだけ増やそうが、年収をどれだけ高めようが、それらは幸せとは全く無縁です。
年収が高い人やお金持ちは幸せそうに見えますが、それはお金があるからではなく、その過程やお金以外の要因も満たしているから幸せなだけであって「お金がある=幸せになる」ではないんですよね。
貯めたお金の使い道を決めておく
とはいえ仕事を楽しくするためにも、社会に価値を提供する上でも、その指標として年商や年収を設定する場面も出てしまうのですよね。
ただそれがゴールになってしまうの微妙なので、貯めたお金の使い道を決めたうえで稼ぐのは面白そうだなと。
会社経営や独立においても売上/利益を上げますが、上げた上でどうするか、って割と決めていないケースが多いと思い。
個人で考えたほうが考えやすいので、個人で考えてみると、
■子どもの学費〜〜万円を貯める
■新規事業に必要な資金分を貯める
■応援したい事業や社会に寄付するために貯める
という形で、何に使うかを決めて稼ぐのは面白そうだなと。
楽しいしニーズがあるから仕事して稼ぐのもいいんですが、個人や創業者として仕事するうえで稼ぐ金額を決められることがメリットでもあるので、上限を決めて仕事するのも良さそう。
「この仕事を頑張ったらこれが手に入る」と思うと、頑張り甲斐があるというか、もっと楽しめる気がするんですよね。
あくまでお金はなにか得るための手段。
お金自体が幸せを生み出すわけではないので、その後にほしい幸せに合わせて、必要な分だけのお金を稼ぐ、という考えはしていきたいですね。