もう、半年か。半年って、こんなもんか。①
10月も終わって、もう11月です。朝夜はかなり肌寒くなってきました、体調管理をしっかりとしないとね。
さて、10月が終わるということで、時間が経つの本当にはやいなぁと思っていたところ、よく考えればテックアイエスの運営スタッフを始めてもう半年が経過しました。
あまりにもあっという間すぎてきちんと振り返れていなかったので、これを機にこの半年をこと細かく振り返ります。お付き合い下さい。
隠された第一関門の5月
まずは紹介から。
愛媛県松山市にて、2019年4月1日に開校されたプログラミングスクールTECH I.S.。本社は東京にあり、マッチングアプリイヴイヴを運営する会社(株式会社Market Drive)の新規事業として立ち上がりました。
ここの運営初期メンバーとして5月から正式に加わったのですが、なんと言っても自分、パソコンが鬼苦手なんですよ。プログラミングなんてもってのほか、大学のパソコンを使った授業では課題が終わらず、拒絶反応が起こるほど。
こんな自分がここでスタッフをやろうと思ったきっかけから言うと、共通の社会人の方を通じて代表の方に出会いました。
そこで、
「運営手伝ってくれる大学生を探してるから、興味ありそうな人紹介してほしい」
とお願いされ、具体的にどんなことをするのか、そこで得られるスキルや知識、経験を聞いているうちに、
”いや待てよ、これは誰かに紹介してる場合じゃない”
と思い、ここで得られることを考えると、自分の「苦手」なんてクソほどどうでもいいやん。
ってなったわけです。
そうこうして、会った日の夜に代表の方に
僕がやりたいです!!
とメッセージを送り、見事スタッフをやらせてもらえることが決まりました。
前置きが長くなりましたが、ここから本格的に動いていきます。
この時点でスタッフは代表の方と大学生2人+助っ人1名の4名。大学生の僕たちの役割は大学生へのリーチ。
そこでまずは大学生への市場調査(アンケート)活動から始まりました。
ITやプログラミングに対してどんなイメージがあるのか、将来に対してどんな不安を抱いているのか、、、
など、大学生の現状を知るためのアンケートです。
ここで言われたことは
”とりあえず1000件くらい集めてきて”
代表の方はいたって普通に言ってましたが、スタッフの僕らは
マジか・・・。( ゚Д゚)
って感じでした。(笑)
そのあと、自分たちで目標数と目標期日を決めて進めていくよう言われ、
自分たちなりに考え、3週間で500件集めることを目標にしました。
"まず何から始めようか"
とりあえず近場の大学でアンケートの紙をばらまきました。けどまぁ全員がわざわざ知らないやつのアンケートに答えてくれるわけもなく、数はちらほら増えるだけ。(1日に15件ほど。)
当然のことながら、このペースでは到底500件には及びません。
そこで策を変え、賢い僕らはひらめいたんです。
大学の授業でアンケートを配ってもらえれば1コマで100人分は集められる
5個の授業で協力してもらえれば、もう目標は達成。
ということで次なるアクションは大学の教授にメールを送りまくる。
しかし、世の中そんなに甘くない。10件近くメールを送って返信が来たのはたったの1件。しかも後日お願いは断られる。
よって、僕らの授業作戦は失敗。
考えの甘さに気付いた僕らは我に戻り、ひたすら友達にお願いしまくる作戦に出ました。
LINEに登録してる愛媛の大学生、その他インスタ、Twitterもフル活用し、全員にメッセージを送りまくる。超地味ですが、これが確実なんです。
するとなんとも親切な友達ばかりで、みんなが回答してくれて、数がどんどん増えていきます!
けどまたここで試練が。
「そもそも愛媛に大学生の知り合い500人もいねぇし」
友達全員に送っても200件ほど。まだ半分も達成してない。
諦めない僕らは次々策に出ます。
次は、回答してくれた友達に協力してもらう。これで友達の友達にまで手が伸びる。
この瞬間、一気に回答数が伸び、かなりいい流れに。
同じ友達に何度もメッセージを送り、拡散のお願いを。
そうこうして期限当日。
やることはやった、まける種は全部まいた。
最後その種が徐々に咲き始め、期限当日夜、見事目標の500件を達成することができました。
最後の方の熱量は本当にすごかったと自分たちでも関心するほど。
頭の中では、アンケートの結果よりも数を集めることがゴールになってしまっていましたが(笑)
にしても、何もできない僕らなりに、何か1つを成し遂げたという成功体験はかなりの自信となりました。
ここで得たことは2つ。
1つ目は、友達のありがたさ。
ただの自分たちのわがままにこれほど協力してくれる。さらには応援の言葉までもらうことも。
今までの自分の付き合い方は間違ってなかったんだなと、信頼関係を確信することができるきっかけになりました。
そして2つ目は、
「思考は絵(イメージ)が明確に見えた時のみ、現実化する」
ということ。
あやふやな思考では現実化されない。運任せやただの願望では、決して現実化されない、目標達成されないということ。
僕たちは1人1人に声をかけたからこそ達成できた。願望で動いた、教授任せの時は過程のイメージが何も見えなかった。
結局、過程からゴールまでしっかりとイメージが見えないと現実にはならないといことなんですね。
この2つに気付けたことは大きな収穫。
そして最後達成してから代表の方に言われました
「よくやった!」
という誉め言葉と一緒に、
「これが達成できなかったらクビにするつもりだった。」
僕らの心では
「あっぶねーーーーーーー!!!」
との雄叫びが。
この
「隠された第一関門」
を突破したことで、僕らスタッフの物語はスタートしました。