ふと蘇る、高校時代の環境。

なんの標識にかはわからないけれど、ふと高校の時の記憶が蘇った。

思い出したのは、英単語の小テスト。

そんなこと?って思うかもしれないけれど、今思うと結構大事な出来事だった。

僕たちの高校ではユメタンという英単語帳を使っていて、毎週月曜日(確か)に単語の小テストがあった。

範囲は100単語分。

最初の方は簡単だけど、回を重ねるごとに、初めての単語に出会う確率がどんどん高くなっていく。

最後の方は、100単語ほとんどが初めてみる単語ばかり。

それを、毎週小テストのために頭に叩き込んでいた。


ただ毎週単語テストがあったくらいでは、思い出したとしてもわざわざ書いたりはしない。


ここで問題だったのが、部活との両立。

ただ小テストを受けるくらいなら、他の教科とそう変わらない、別に部活だって普通に両立できる。

けど、英語だけは違った。

小テストでも、基準に達さないと再テストが待っている。

そしてその再テストは、放課後の部活動の時間にやってくる。


そう、合格しないと、部活に出れない→野球部の監督・先輩に叱られるという恐怖が待っていた。

ある時、16人いる部員のうち15人が再テストに引っ掛かり、それを機にかなり厳しく言われるようになった。

再テストになった人は遅れて参加しても練習には入れれなかった気がする。
(厳密には覚えていないけど)

それでも、とにかくこの単語のテストにかかる負担とプレッシャーがなんとも言えないくらい大きかった。

小テストの気分では受けれない。センター試験同様のプレッシャー。


今思うと、あの時はかなり過酷な環境で勉強やら部活やらやってたんだなって感じる。

逆にいうと、今の自分と比べる良い事例にもなる。

「あの時はよく頑張ってたな」とか

「あの時が一番キツかった」

なんてダサいこと言いたくはない。

常に更新していかないといけないのに、高校生でそれがストップしていては、ダサすぎる。

高校の時と、現在の大きな違いは、誰かが環境を作ってくれるか、自分で作り出すか。

逆にいうと、前はやらされる環境だったけど、今は自分で選択することができる。

16歳、17歳の自分にできたんだから、今の自分にできないわけがない。

今が常に全盛期。

もっとやれる。もっと若返って高校球児を取り戻す。

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