焼肉OK!牛肉ダイエットで美味しく痩せるコツ
牛肉はじつは、隠れダイエットフード。
すべての部位で、糖質がほとんどゼロです。
肥満ホルモンのインスリンを出しません。
モモ肉など赤身の部位を選べば、低脂肪でさらに安心できます。
より脂肪がすくないのは、国産よりも輸入牛です。
高タンパクの代表選手で、100gあたり20gほどがタンパク質。
必須アミノ酸9種類のバランスも最高で、アミノ酸スコアが満点です。
さらにタンパク質の摂取カロリーは、消化や吸収の過程で3割が消費されてしまいます。
これは食事誘発性熱産生(DIT)という現象。
お肉を食べたあと、体がホカホカしてくるのはそのためです。
ほかの三大栄養素をみてみると、糖質で約6%、脂質は約4%がDIT。
つまりタンパク質だけは、いつでもカロリー30%オフということです。
余ったぶんも体脂肪にはなりにくく、尿素として排出されるのもありがたい要素。
くわえて脂肪燃焼をサポートするL-カルニチンが、肉類の中でも羊肉につぐ多さで、豚肉の約2倍です。
またアミノ酸のひとつトリプトファンは、快眠ホルモンの原料にもなり、睡眠の質が上がることでダイエットの土台がかたまります。
さらには酸素を運んでくれるヘム鉄や、新陳代謝にかかわる亜鉛も豊富で、まさに栄養の塊。
牛肉が秘めるダイエット効果は、想像以上です。
NG食とみなされがちな焼肉やステーキも、かしこく食べればダイエット食になりうるということ。
やはり糖質の多いタレやソースは避け、塩胡椒やワサビなどで食べてください。
ビタミンCを含んだレモンを絞れば、亜鉛の吸収率も高まります。
〆のお茶漬けや冷麺は、ダイエットが終わるまでの我慢です。
食後のデザートも、しばらくはパス。
もちろん白米に、ワンバウンドさせて食べるのも厳禁です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。