究極のアンチエイジング!成長ホルモン分泌の条件とは
ダイエットと関係の深いホルモンのひとつに、成長ホルモンがあります。
筋肉を増やして、脂肪を減らす効果が期待できる、若返りのホルモンです。
名前から誤解されやすいのですが、必ずしも成長期の子供だけに分泌されるわけではありません。
加齢により量は減りますが、大人でも毎日、脳の下垂体から血流によって全身に運ばれています。
ただし、10代の頃と比べると、30代で分泌量は半分以下になり、その後も減少し続けるのは事実。
したがって大人ダイエッターは、あえて成長ホルモンを意識した生活を、心がける必要があるのです。
分泌を増やすためのキッカケは、大きくふたつ。
運動と睡眠です。
とくにウェイトを負荷とした筋トレや、短いインターバルで多セットをこなすサーキットトレーニングはきわめて有効。
筋肉に代謝物が蓄積して、パンパンになるパンプアップが、分泌を刺激するとされています。
そして、その運動と同じくらい大切なのが、睡眠です。
夜の22時〜2時がゴールデンタイムといわれ、その時間に寝ていることで、分泌は最大化します。
ただし、お腹に未消化の食べ物が残っていると、分泌が邪魔されるので要注意。
とくに糖質を多く食べた後は、インスリンの作用で、妨げられてしまう可能性が高くなります。
すくなくとも、入眠3時間前には最後の食事をすませ、胃の中を空っぽにしておくのがベスト。
もし空腹で眠れないときは、温かい豆乳をおすすめします。
糖質を含まないためインスリンは出しませんし、タンパク質が筋肉の補修に効果的。
また大豆に含まれるトリプトファンは、安眠成分メラトニンの原料にもなります。
ほかにも成長ホルモンには、肝臓から成長因子の分泌をうながし、肌の生まれ変わりを助ける、美肌ホルモンという側面も。
ダイエット以外の、嬉しい要素もいっぱいです。
美容クリニックでの、成長ホルモン注射はウン万円しますが、適切な運動と睡眠によって、自前で分泌できるのはお得だと思いませんか?
もちろん10代の頃の時間は取り戻せませんが、アンチエイジングに終わりはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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