あなたはいつ飲む?牛乳&豆乳はタイミングが命
朝に牛乳、夜に豆乳。
これがダイエット中の、かしこい飲み分けかた。
寝起きは、ある意味で断食明けと同じ。
前日の夕食から、10時間前後も栄養補給が絶たれています。
当然、血糖値は低くなり、筋肉は完全に分解モード。
早急なプロテイン摂取が、望まれます。
そのタイミングで牛乳が適役なのは、素早く吸収されるホエイプロテインを含むから。
なかでもアミノ酸のロイシンが、朝の筋肉にとっては最高のご馳走。
細胞内の筋肉合成スイッチを、オンにする役割があるからです。
牛乳は、ロイシン含有量がとくに多く、朝の飢えた筋肉を救います。
糖質制限中は、乳糖を避ける場合もありますが、朝イチであれば、夜までに糖を使い切ってしまえるのでOK。
牛乳のGI値は20〜29と低く、血糖値を急上昇させる心配もありません。
いっぽうで、夜に飲むなら豆乳です。
こちらは、植物性のソイプロテインが豊富。
ゆっくりジワジワと吸収されるため、長い夜の血中アミノ酸濃度を保ちます。
また、トリプトファンというアミノ酸が、多く含まれるのも特徴。
この成分は、体内で幸せホルモンのセロトニンに変わり、夜になると安眠をうながすメラトニンに変化します。
つまり、夜に摂る豆乳は、快眠のサポート飲料となるのです。
朝にロイシン、夜にトリプトファン。
牛乳と豆乳の、上手な飲み分けかたの紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を害する可能性もあります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方は、主治医の指示に従ってください)