幸せになるということ 物事の考え方について
まず根底として、私やあなたの見ている「世界」というものは全ての人にとって普遍的なものでは無い。世界というものは見る人によって形成されているものであって、その人それぞれの頭の中にあるものである。
つまりどういうことかと言うと、考え方や捉え方、その人がどう受け止めるかなどによってすべてのものや事柄が変わるということ。
例えば「りんご」と聞いて思い浮かべることは人それぞれ違う。おいしい果物なのか、嫌いな果物なのか。はたまた、りんご農家の人からすれば、仕事だったり、生活だったりするかもしれない。
りんごひとつでいっても捉え方というものは人それぞれ全く異なる。しかもそこにはいくつもの要因や思考が交差している。そのどれか一つの要因の捉え方が変わるだけで、全てが異なってくるのである。
では、それが「世界」になるとどうだろう?
りんごひとつでこれだけ違うのだから、それらを全てひっくるめた「世界」の捉え方は人によってとても大きく変わってくるのだ。
つまり、言い換えると、自分の考え方や捉え方を変えれば「世界」は変わるのである。
さて、この記事のタイトルにある「幸せになるということ」について。
これまでのことを踏まえると、「幸せ」というものも人それぞれ全く異なる。いくらお金持ちになろうが、大きな家に住もうが、その人自身が幸せであると認識しない限り、幸せになることはできない。
幸せというものは、その人自身が幸せだと感じた時に初めて幸せであると言える。それは状況や環境などに左右されるものではなく、私やあなただけが決めることができるものである。
とはいえ、現代社会で生きていれば、辛い事や苦しい事もある。なにも、苦しい時も幸せと思えば幸せだ。と言いたいわけではない。
自分にとっての「幸せ」というものに人それぞれが向き合い考えていくことで、苦しい時にその状況を抜け出すことや、日々の中から小さな幸せを察知し、その幸せを大きくする事はできる。
幸せになるということは簡単なことじゃないかもしれない。
しかし、人それぞれが幸せというものについてしっかりと考え、行動をすれば「幸せに生きていく」ということはまず可能であるということを認識してほしいと思う。
まとめと補足
ほとんどの物事は考え方次第で全てが変わる。
幸せになるには
1. 自分にとっての幸せとは何かを考える。
この時、できるだけ具体的な「自分の中での幸せのかたち」を考えることができればなお良い。できるだけシンプルに考えることも大事かもしれない。
もしも幸せが考えつかない場合は、幸せでないことを箇条書きにして、そこから逆算することも一つの手である。一番大切なことは他の誰でもなく、あなたにとっての幸せを考えることである。
2. 考えながらその自分にとっての幸せに従って行動し生きる。
最後に僕の好きな言葉のひとつで締め括りたいと思います。
人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。 パスカル
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