早稲田大学出張授業「学びとは何か」ほか
こんにちは。吉野匠人です。
この度、早稲田の初年次教育の授業で、今年も出張講義をやらせていただきました。
去年のをベースに行ったので、よければ去年の報告記事もご覧ください。
授業の構成
授業は、次のような構成で行いました
まずはじめに自己紹介とアイスブレーキング。
その後、第1部で学生生活編。昨年同様、自分がどのような人と繋がれる環境にいたいか、を言語化するワークを行いました。さらに今回は、私、吉野匠人が1年生に時に悩んでいたことに対してアドバイスをするというワークも行いました。
おそらく、私と同じ悩みを持っている学生も多いはずです。
自分事を他人事として考えることで(客観しすることで)、建設的な解決策も出しやすくなります。
第2部は学びの設計編。学びとは何かから始まり、社会科学部での4年間という与えられた環境で、自分の学びを最適化するには何をすればいいのか。内省と設計の時間となりました。
「学び」とは何か
第2部では、学びとは何かからはじまりました。
私は、学びは「幸福」と結びつけて考えています。
学んで、ヒントを得て、それを幸福になるために活かす。
そもそも人間に「学び」という機能が備わっているのは、
それが人間のよりよい状態に繋がるからなのかなーって思っています。
そして、学びの種類も明確化しました。
整理しといたほうが、学びを引き出す力が高まるからです。
私はこの、
点の学び、線の学び、色の学びの3つを大切にしています。
特に、線・色の学びから得られるものは大きいと感じています。
道に迷ったとき、思考を転換させたり、進む道を変えたりする。
そのヒントを「学ぶ」ことが大切だと思います。
授業で意識したこと
私はこの授業をするにあたって、次の2つを特に意識しました。
正解よりも本心を引き出したくなる環境
つまりは、心理的安全性を担保できる空間をつくりました。
何を言われても笑って受け入れる。自分の弱い部分を曝す。というのを徹底しました。
自己紹介では、彼女がいないことや、YouTubeを見すぎてしまうことなど、自分の恥ずかしい部分を楽しそうに開示しました。
そうすることで、何でも言える雰囲気を作りました。
対話のような授業
ワークの度に学生さんに質問しました。
その際に、毎回リアクションを取ることや、発言に対して追い質問をしたり、対話が行われるような授業展開にしました。
私は、対話を通して自分の意見は深まっていくと思っています。
私はこの時も学生さんとの会話から多くを学ばせていただきました。
学生の皆さんもそうだといいなと思っています。
最後に
去年の授業は、「きれいに考える」を意識しました。
今年の授業は、「深く考える」をテーマにしました。
そして、最近は「色についての学び」を重視しています。
そこで「対話を通して価値観をアップデート」をコンセプトに
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これからも、
最強のアクティブラーニングの実践者を目指して活動を続けていきます!
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