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WiringPiのインストール方法 - Raspberry PiのGPIOピンを簡単に制御しよう
今回は、これからRaspberry Piを活用するにあたって、WiringPiというライブラリを使用するため、WiringPiのインストール方法を説明します。WiringPiは、Raspberry PiのGPIO(General Purpose Input Output)ピンを制御するためのライブラリです。WiringPiを使うことで、Raspberry PiのGPIOピンを簡単に制御できるようになります。
WiringPiのインストール方法と設定
1. ターミナルの起動
まず、WiringPiをインストールするためにターミナルを起動させます。タスクバーのターミナルアイコンをクリックすると、ターミナルが起動します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717583943338-KdaSJwDPSx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1717579460834-b4tlWpue6T.jpg?width=1200)
2. WiringPiのインストール
以下のコマンドを入力してインストールを行ってください。1行ごとにEnterを押して実行してください。
WiringPiのダウンロード:
git clone https://github.com/WiringPi/WiringPi.git
WiringPiのディレクトリに移動:
cd WiringPi
ソースコードをビルドする:
./build
3. コンパイラの設定
次に、Geanyを起動してコンパイラの設定を行います。(Geanyを使わない人は設定不要です)もし、Geanyの起動方法が分からない方は、下の記事を参考にしてください。
Geanyを起動したら、メニューの「ビルド > ビルドコマンドを設定」をクリックします。以下の画面が表示されるので、赤線で囲ってある場所を編集します。スペースは半角スペースを使用するのと、0(ゼロ)とO(オー)を間違えないようにしてください。
Compile:
gcc -Wall -c "%f" -lwiringPi -lpthread -g -O0
Build:
gcc -Wall -o "%e" "%f" -lwiringPi -lpthread -g -O0
Execute:
sude "./%e"
![](https://assets.st-note.com/img/1717579466384-gqB4yuAvF2.jpg?width=1200)
これで設定は以上です。
まとめ
これでWiringPiのインストールと設定が完了しました。次回は、WiringPiを使ってLEDを点滅させる「Lチカ」プロジェクトに挑戦します。お楽しみに!