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かわいそうな春服、なら家の中で着てあげよう。

約一ヶ月ほど前、春物のセットアップを買った。




これを着て、デートや友達との飲み、または一人でカフェに行ったりするつもりだった。


かなり重宝すると思っていたが、今現在の世界は自粛をしなければならなくなり、外に出る機会が殆どなくなってしまった。

今となっては着る機会は皆無。たまの散歩か、近所のドラッグストアにお酒を買いに行くときくらいだ。







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おおかわいそうに・・・


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なんとかこのかわいそうな春服を有効活用できないだろうか・・・



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家で中で着るか。








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着てみた。家の中でジャケットを着るのは変な感じだ。




今までこんな自撮りをすることなんてなかったからめちゃめちゃ恥ずかしかった。


あと、いざ撮るとなると「直立立ちはちょっとなあ・・・」という気持ちから、無意識に ”WEARで見る例のポーズ” をしてしまった。

きっとWEARの人たちも「直立立ちはちょっとちがうよなあ・・・」という気持ちからあのポーズをしてたのか。知らなかった。




僕は実家暮らしなので、母と姉が家にいるのだが、二人からそれぞれ「どっか行くん?」と聞かれた。


その答えはもちろん No だ。
これは今日から春物の服を部屋着として着ていくことの決意の現れなのだ。





というわけで、いつもどおりの生活を過ごしていくことにする。






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いつも通りインターネットして・・・


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いつも通りご飯を食べて・・・


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いつも通りベランダでお酒を飲んで・・・








なんだ、意外と悪くないじゃん〜〜!!












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とはならなかった。全くと言っていいほどに。



なんだろう、やっぱり肩に力が入りすぎちゃうな。

本来リラックスできるはずの家で全くリラックスできない。勉強とかしなきゃいけないときはいいかもしれない。

しかし、その状況以外のときには「精神的な疲れを生み出すもの」以外、何物でもなかった。


やっぱりジャージこそが至上、いや、神なのだと実感した。












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また秋が来たら会おう。













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先程のネットをしてるときの写真、実際にはこうやって撮ってました。

これを撮っている瞬間、なぜだかとても悲しい気持ちになりました。俳優はみんな僕と同じ思いをしながら演技しているのかなあ・・・





それではみなさんさようなら。


継続するぞ