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改めて自己紹介。このnoteについて。

noteをはじめて1ヶ月が経ちました。
改めましてこんにちは。
自称、石文化研究者の金井拓人です。
こういう肩書は名乗ったもん勝ちだと思っています。

読んでくれてありがとう!

はじめましての方、見つけていただきありがとうございます。
詳しい自己紹介はこの記事の中盤にまとめましたので、読んでいただけると嬉しいです。
所属も名前もオープンで発信を続けていますが、すべて個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではありません。

一か月を節目に、これまでのnoteを振り返りつつ、このnoteの活動方針を明確化しておきたいと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。


私は何者か?

地質学で博士(理学)を取得し、帝京大学文化財研究所で働きながら、やまなし伝統工芸館という博物館で学芸員をやっています。
一ヶ月間、なるべく自己紹介になりそうな記事を書いてきました。
投稿の順番と時系列がめちゃくちゃでしたので、端的に経歴を年表にまとめてみました。

  1. 2008年4月~2012年3月 学士課程(教育学部)

  2. 2012年4月~2014年3月 修士課程(理工大学院)

  3. 2012年4月~2015年3月 高校理科非常勤講師 1校目

  4. 2014年4月~2016年3月 高校理科非常勤講師 2校目

  5. 2016年4月~2017年3月 早稲田大学教育学部 助手

  6. 2014年4月~2017年3月 博士課程(理工大学院)

  7. 2017年4月~2020年3月 帝京大学文化財研究所 常勤教員(任期付)

  8. 2017年4月~現在 帝京大学やまなし伝統工芸館 学芸員

  9. 2020年4月~現在 帝京大学文化財研究所 専任教員(任期なし)

  10. 2023年4月~現在 帝京大学やまなし伝統工芸館 副館長

1,2,6の学生時代の研究の話

6→7への就活の話

7の帝京大学文化財研究所での研究を始めた話

8の帝京大学やまなし伝統工芸館(博物館)の話

時系列ではこんな感じで読んでいただけると嬉しいです。

このnoteの目的

経験や思考の可視化

授業、市民講座、博物館、学会や研究会など、それなりに人前で話をする機会の多い生活を送っています。
研究成果は論文という形で文章化されているので引用できます。
しかし、経験や思考は頭の中にあるので、急に話せと言われても「わかりやすく」もしくは「面白く」伝えるのは難しいです。

そこで、経験や思考を整理して可視化しておくためnoteに記事を書こうと思います。
市民講座で「この時の話をしたいな」と思ったとき、すでに文章化したものがあれば将来の自分を助けることになるでしょう。
今日の授業の参考資料はnoteですという日が来るかもしれません。

市民講座の様子

活動資金を集めたい

研究であれば科研費などの競争的資金を獲得することで賄うことができますが、博物館の活動は外部資金を獲得するのは難しいです。
従来通りのことを継続的に実施することはできても、何か新しいことを始めるには自分の時間自分のお金を使うしかありません。

さらに最近では自分を使うだけでは足りず、お金を払って人になにかを頼む機会が増えてきました。
「自分がやりたいからやっている」vs「周囲の要求(期待)をより満たすためにやっている」のバランスの中で、後者が強くなると「これ、ここまでやる必要ある?」と思うこともあるわけです。

そこで、研究にしろ社会活動にしろ、自身の活動を知って応援してくれる人がいてくれたらうれしいなと思いnoteを始めることにしました。

大学生に手伝ってもらった市民講座

私がSNS上でお金を払うことを振り返ると、「私が抱えている問題を解決する情報だから」「その人のファンだから」のどちらかに集約できます。
noteを始める前は人からお金をもらうなら前者だろうと考えていました。

しかし、私が皆さんの問題を解決するシーンを想像しても、統計やプログラミングといった研究技術や知識を提供することしか思い浮かびません。
それならば、私が競争的資金を獲得して論文や総説を書き、論文を読んでいただくという解決手段があります。

折角ならばnoteでは後者を目指そうと思い、私の活動を知って応援してくれる人にアピールする場としてnoteを使っていくことにしました。
最近ではacademistなどの研究者を月額支援するファンクラブ型の学術系クラウドファンディングも増えてきています。
しかし月額○○円よりは、返金可のnote有料記事の方が気兼ねなく活動できるのでnoteを頑張っていきたいと考えています。

実際、100円あれば油性ペンが買えますし、200円あれば試料をひとつずつ分けるチャック付き袋が買えます。

袋詰めする黒曜石の石器

そして最後になりますが、前述の学術系クラウドファンディングを参考に、チップで応援をいただいた際には、次の関連note記事にプチ謝辞を掲載させていただこうと思います。
「水晶の研究に使ってください」とか「博物館の活動に使って下さい」とかコメントがあれば、できる範囲で利用させていただきます。
とりあえず次の振り返り記事を書くまでは続けたいと思います。

1ヶ月やってみて

自分でnote記事を書いてみるまで、noteは統計ソフトの便利なパッケージを探す、言い換えれば知識を増やす場所という認識でした。
実際には本当に様々な人が様々な記事を書かれていて、分かりやすく知識を提供してくれることはありがたいですが、経験談を読むことで安らぎやモチベーションが得られるありがたさがありました。

筆が早い方ではなく、記事数はそんなに増えていませんが、私の記事に関しても、体験談 > 博物館活動 > 教育活動 > 研究活動という感じで記事が読まれる傾向がありそうです。
やはり、私が感じたのと同じように、皆さんもnoteに直接的な知識ではない何かを求めているのではないかと思いました。

1ヶ月持たずに辞めるという状況にはならずに済みましたので、これからも続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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金井拓人  // 石文化研究者
いただいたお金は研究や博物館活動に使います。そのお金を利用した活動のnote記事を掲載した際には、謝辞としてお名前を掲載させていただきます。サポートいただけると飛んで喜びますのでよろしくお願いします!

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