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ミスをミスだと言える力

Hola

最近疲れすぎて書く気力がなくてすいません。

今日はこんなニュースがありましたね。


新千歳空港で保安検査後の店舗でハサミを紛失し、それで保安検査のやり直し。

ただがハサミ一本。されどハサミ一本。例えばこのハサミで誰かが傷つけられるかもしれない。でも多分待っていた人たちはそんなことを考える余裕もなく、その職員や案内している職員に怒号や落胆の声を浴びせるでしょう。

どちらが正しいのでしょうか。一見、罵声を浴びせるなんてと思うかもしれませんが、中には子供が産まれそうで早く行きたい人や、妊婦さん、子持ちの方、身内に不幸があった方、旅行のスケジュールを完璧に組んだ人などなど自分がその立場だったらどれだけこのミスに腹が立つのか。

しかし、それを想定した上でこのミスをしっかりと報告した職員の方、ナイスです。あなたは間違っていない。おそらくは上のような人をスマホで撮影してSNSで拡散する人もいるでしょう。でもどうでしょう。その人たちにも都合はあるわけで、言いたくなる気持ちはわかる。もちろんそこで抑えられる人が一番かっこいいのですが、このミスを報告した職員を称える声で溢れ返したほうが世の中いいのでは?と思いませんか?

善悪の二元論に立つ考え方って僕はあんまり好きではなくて、どちらにもどちらなりの主張があることを先に汲むべきだと思うんです。それを実践できているかは分かりませんが。

そしてやはりこのミスをミスだと報告できる力ってなかなかない力だと思います。だって予想つくもん。だからこそ、ケアレスミスや些細なミスであれど、大ごとになる可能性はあるから、しっかりとまずは報告、そして相談しながら今後の人生も生きていきたいなと思います。

明日もいい日になりますように。
Buenas noches

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