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東工大生の生活〜入学から研究室配属まで〜

・東工大を目指す高校生・大学生向けの記事です。
・2000字程度、4分程度で読了可能です。

本記事では私の東工大生活について触れていきます!

東工大への入学を目指す高校生、院で東工大入学を目指している方にも参考になると思いますので是非お付き合いください!

東工大入学まで

関東北部の公立高校から以下の大学に合格しました。

私立
東京理科大学 工学部
早稲田大学 先進理工学部

国立
東京工業大学 工学部→進学

因みに通信教育・予備校には一切行っていません。合格の秘訣は以下の3つにあったと個人的には思います。

①模試をペースメーカーにする。
例えば、秋の大学別模試でB判定以上取る!とかセンター模試で750点取ろう!とか具体的な目標を立てましょう。具体的な目標があればやる気が出ますし、目標達成のための具体的戦略を立てられます。
孫子の兵法的に言えば、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です。
敵と自分との差を知る道具として模試を積極的に使っていきましょう。

②勉強したことを仲間に話す
アウトプットすることで理解度は格段に上がります。
勉強仲間がいることもモチベーションも上がります。孤軍奮闘も人生経験として大事ですが、仲間がいた方が戦力としては確実に強いです。
人を味方につけていきましょう!

③基本を大事にする。
大学入試は「敗者のゲーム」であると思います。「敗者のゲーム」とは「相手・自分のイージーミスで勝敗が決まるゲーム」のことです。つまり、「難問の得点を狙うより、イージーミスを減らす練習」をした方が勝率は上がります。とにかく、基本(教科書)に穴があくまで読み込みましょう。大学入試で豪快なスマッシュを狙う必要はありません。イージーミスをせず、ライバルの受験生のイージーミスを待って勝つ方が確実に大学入試は突破できると思います。

以上、紹介した

「具体的な目標を立てる」

「勉強仲間を作る」


「基本を大事にする」


この3点は大学入学後の勉強でも威力を発揮するので、是非大学受験の時に身につけてほしいと思います。

東工大生活前編〜学科配属と課外活動〜

晴れて大学に入学した後も、「学科配属に向けた得点争い」が始まります。東工大では、1年生の時は、教養課程として幅広く勉強して、2年生から自分が専門としたいコースを選ぶシステムを取っています。

https://admissions.titech.ac.jp/school/features/flexible_study.html

このコース選びには定員があり、成績順で入りたいコースを選ぶことができます。
自分の時は、1年生の12月くらいに類内での自分の成績順位を通知されたような気がします。

入学しても勉強地獄か。。。

と落ち込んだ人もいると思いますが、大丈夫!!

受験勉強に比べれば、大学の方が分量は少ないですし、強烈に勉強する人も減るので上3割くらいまでならちょっと頑張れば入れます。入試に比べればちょろいです。入学を人生のゴールにせず、少しずつ勉強していれば大丈夫です。油断せずにコツコツと頑張って目標のコースに進学しましょう。

コース進学後は、専門的な実験や授業が増えてきます。
自分が所属していた学科は実験レポートが2週に一回ありました。
20枚くらいのレポートを毎回作っていた気がします。
実験は出席が必須で、一度でも休むと進級がかなり怪しくなるとの話だったので、どんな不真面目な人も実験は必ず来ていましたね笑

実験内容は、最先端!!なものでは残念ながらありません。
結構古典的な実験が多いのですが、ここで道具の扱い方や分野ごとの研究雰囲気を体感しておくと研究室選びがスムーズになると思いますので、是非前向きに学生実験に参加するといいと思います。

課外活動
意外かと思いますが、東工大は課外活動が活発です。自分は音楽系サークルに4年生になるまで所属して、大会とかも毎年出ていました。全国クラスの成績を残している団体も複数ありますよ。運動系も朝練していて、オタク大学として名高い東工大のイメージも覆りますよ。今も定期的にサークルの友達とは集まりますし、大会に向けて準備した経験はいい思い出になりました。

以下のホームページで気になるサークル・部活を是非探してみてください!

https://admissions.titech.ac.jp/campus/activity/culture/

こんな風にして私は受験生活、東工大前半の3年間が過ぎていきました。
今振り返るとあっという間でしたね、、、

次の記事からはいよいよ理系の本分である「研究室生活」が始まります。
研究室あるある、良かったこと、悪かったことを赤裸々に書いていきます。

それでは!



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