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【社員インタビュー:拓匠開発な人々】期待の伊予っ子ライター~矢野愛茄里さん~

 こんにちは、千葉に生まれ千葉で育ち千葉を溺愛するインターン生のななです。千葉公園はすっかり春めきました。つつじも満開の中、ハスの葉が顔を出し始め、今年もこの季節がやってきた!とワクワクしています。

 今回は初めての社員インタビューに挑戦してみました!取材したのは、ブランド戦略部クリエイティブデザイン課でライターとして働いていらっしゃる、新卒入社2年目の矢野さん。過去に矢野さんがインターンシップ生として執筆された記事をお読みになればわかる通り、生粋の伊予っ子であり、言葉を生業とする彼女。

▲矢野さんがインターンシップで書かれた最後の記事です!

 愛媛で日本語学を学んでいた矢野さんはなぜ千葉の不動産屋「拓匠開発」に来たのでしょうか・・・?それでは、インタビューの中で得た濃ゆ~いお話を細かく紹介していきます!

インタビュー開始!

コラム投稿を続け・・・「言葉」に一途な子供時代

矢野さん「日記とか読書感想文とかを書くのはニガテだったんですけど、小学校3年生のときに詩を書く授業があって、詩って決まりがなくて自分の想いが伝えられるから、自由度が高くて楽しいなと思ったのがきっかけで、言葉を好きになりました。」

なな「へ~、詩がジャストマッチって感じだったんですね。」

矢野さん「それで、地元の愛媛新聞に10代の詩を募集するコーナーがあって、そこに投稿したのは大きかったですね。」

 保育士のお母様に絵本をたくさん読んでもらいながら育ち、小さいときから読み書きが好きで、なんと19歳まで詩を投稿し続けたという矢野さん。こうして小さいころから培ってきたチカラが拓匠開発で矢野さんが生む、洗練された美しい文章につながっているのですね。

大学ではゆるキャラ「バリィさん」の研究⁉

 大学で日本語学を専攻していたという矢野さんは、具体的にどのような勉強をして、どんな研究をしていたのでしょうか。

矢野さん「古典文学から国語学までいろいろ講義を取っていたんですけど、卒論は『バリィさん』を中心とした今治弁の研究をしました。」

なな「バ、バリ・・・?」

矢野さん「これです!」

愛媛県今治市のマスコットキャラクター「バリィさん」

なな「マスコットキャラクターに絡めた研究って、堅くなくて面白そうですね!」

 このように、地元・愛媛で大好きな「言葉」を追求していた矢野さん。なのに突然千葉の拓匠開発に就職を決めたのはなぜ・・・?

心を掴んだのは、やはり「言葉」だった

 もともとは地域情報誌のライターを目指していたそうですが、利益の問題が絡むことが多かったり、お客さんとの関わりが薄かったりする点に違和感を感じ、業界の視野を広げてみようと思い参加した就活イベントで出会ったのが拓匠開発だったそう。

矢野さん「会社名を伏せて、タイトルだけで興味がある企業のブースに入るという形式のオンラインイベントだったんですけど、拓匠開発の『個性で生き、個性が活きる社会を開発せよ』っていうコピーや、ブランドストーリーに惹かれて。不動産屋とか全然興味なかったんですけど、なんでもやってるっていうのが凄くワクワクを感じさせてくれました。」

なな「不動産屋でライターをやっていらっしゃる現在、やりたいと思っていたことはできていますか?」

矢野さん「そうですね。文章を書くことが好きなので、それを仕事にしたいなとは思っていたんですけど、それが実現できるかわからなかったので、最初は拓匠開発でできることがあればいいなっていうスタンスでいたんです。でも、それから周りの方々がわたしの書く文章をいいねって言ってくださって、希望していたブランド戦略部でライターをさせていただけることになったんです。」

矢野さんが執筆したインタビュー記事

 社員一人ひとりの個性や能力を逃さず発見し、最大限に引き出してくれる拓匠開発。わたしもインターン生活のなかで、人の内面を大切にしている方が多いことを強く感じています。

推敲あってこそ感じるやりがい

 矢野さんは住宅をPRするためのブランドブックの作成などをしていますが、一人ひたすら机上で作るものではなく、建築部の方などに直接お話を聞いたり、現場に赴いたりしてみてはじめて良いモノが作れるそう。

矢野さん「先輩方にも意見を聞いて、文章を練って練ってブラッシュアップしたうえで完成して、実際に『この分譲地はこのコンセプトでいきますよ~』となったときが、達成感と充実感でいっぱいになる瞬間だなって思います。」

矢野さんと社員たちの想いがこもったコンセプトブック

▲こちらから矢野さんが執筆されたコンセプトを読むことができます!

 文学的センスを問われるお仕事ですが、あくまでも商品を売るための宣材。自分が書きたいことを書くだけではならず、建築側が抱いているイメージや要望に合わせながらも、お客様にきちんと伝わる文章を書かなければならないのが難しいのだそう。内容の取捨選択を慎重に行い、表記や構成も考えなければならないため、執筆にはかなりの時間をかけるといいます。

「じんせいは、ごちそうだ」日々を楽しく生きるコツ

 なんと2023年1月13日の「サラメシ」(NHK総合)に出演した矢野さんは、食べることと料理が大好き。取材のなかで、自分の作ったとっておきのご飯があるからこそ仕事が頑張れるとおっしゃっていました。そんな彼女の生きるうえでのテーマとは、「じんせいは、ごちそうだ」。いったいどのような想いが込められているのでしょうか。

矢野さん「幼いとき、人にも食べものにも食わず嫌いをしていて、でも実際喋ってみたり食べてみたりしていったことで自らの固定観念が自らの視野を狭めてたんだなってことに気が付いて・・・。今では、人だったらとりあえず喋ってみるし、食べ物だったらとりあえず食べてみるし、場所だったらとりあえず行ってみます。食べ物と同じで、自分の積み上げてきた過去が今の自分を作っていると思うので、結果、自分の人生をごちそうみたいなものだと思えればいいなと思っています。」

さいごに

 「言葉」といえば矢野さんだよね!と誰もが口を揃えるような一人前のライターになることがひとつの目標。それだけでなく、写真やデザインなども絡めたトータルで関われるような、「フードコーディネート」のようなお仕事もしてみたいとのこと。表現することへの熱意が伝わってきます。繊細で慎重な言葉のセンスがある彼女であればきっと、どのような媒体を通してでも素敵なモノを作ってくださることでしょう。
 私自身も、文章を書くことが好きで、文章に関わる仕事ができたらいいなと思っていたので、矢野さんのお話をわくわくしながら聞くことができました!
 貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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