見出し画像

【度島の名木】生意気ブログ#4

まちづくり挑戦日記として、日々感じたことやチャレンジしていること、これからチャレンジしようと考えていることなど発信します。
度島限定で毎月300部発行している『度島新聞』のネタ帳として、下書きみたいな感じで書いています。
(#度島まちづくり)
(#まちづくり、#地方創生、#ブログ、#離島)


まちづくりからお知らせです。
9月23日に「防災まつり」を開催します。
これは、度島中学校の生徒と度島を学ぶ「たくしま塾」に取り組んでおり、その集大成として防災まつりを開催します。
今年のテーマが「防災から考える度島の『食』」で度島の食材から防災食を考え、「パッククッキング」という方法で調理します。
あと、恒例となった、最後の防災士の方のコンサートがとても好評で、参加した人は「とても良かった!もっとたくさんの人に来て欲しかった」言っており、とても面白いイベントとなっています。
皆様のご参加をよろしくお願いします。
対象は島内の方となっておりますが、島外からいらっしゃる方は事前にご連絡いただければ、ご案内致します。
 
 
――――――――――――――――――――
℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島
――――――――――――――――――――
 
 
「度島の名木」
9月23日の度島防災まつりに向けて絶賛追い込みです。
もっと早くから準備をしておけば良かったと思っています。
お盆明けてからは、8月30日「度島夏祭り」、9月4日「セニアカー運転講習会」、9月27日「家庭用火災報知器設置支援事業」、10月4日「度島敬老会」を計画・実施の予定で、他に恒例事業として第2月曜に「月イチ床屋」、第1火曜、第3火曜「月イチカイロ」、第4金曜「月イチマーケット」、第3金曜「月イチ麻雀」、第4水曜「月イチヨガ」を開催しており、かなりのやりがいがある内容となっています。
 
 
 そんなときに、いきなり電話がかかってきて、「長崎からなんか調べにこらした人のおるけん対応して」とお願いされました。
まちづくりが度島の窓口的な役割もあると思っているので、「すぐ行きます!」と向かいました。
現場に到着すると6名いらっしゃり、聞くと「長崎県樹木医会」の方々でした。
『長崎県の巨樹名木』と言う本の編纂のために4年前から県内すべての地域をまわり地域の巨樹名木を調査しているとの事でした。
 
 
――――――――――――――――――――
℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島
――――――――――――――――――――
 
 
 いきなり度島の巨樹名木と言われてもすぐに「ここです」とは言えないものの、地域の方に尋ねながら、島内で数カ所巨木があることを知りました。
 これは結構な収穫で、度島での新しいスポットにもなるかもしれません。
 中でも3つの名木が、「崎瀬のエノキ」、「中道のマゴジュ(ホルト)」、「小川のイチョウ」です。
 この3本の木を紹介します。
 
 
①崎瀬のエノキ
 樹齢約250年、樹高(木の高さ)11㍍、幹周り3.12㍍、樹幹幅(枝の広さ)東西16.5㍍、南北16.1㍍
 この木は、とても形がきれいで、良く管理されています。台風などの影響で枝が折れたところ見受けられますが、粘り強く育っています。子ども遊び場としてもエノキ周りの環境や景色はとてもきれいで、「美しい」という印象があります。
 
 
――――――――――――――――――――
℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島
――――――――――――――――――――
 
 
②中道のマゴジュ(ホルトノキ)
樹齢約350年、樹高(木の高さ)11メートル、幹周り3.66メートル、樹幹幅(枝の広さ)東西18.3㍍、南北14.3㍍
 度島では、マゴジュと言われていますが、正式には「ホルト」と呼ばれています。葉っぱがオリーブに似ており、ポルトガル伝来ということから「ホルト」と名付けられました。
これは江戸時代平賀源内がオリーブの木と間違ってポルトガルの文字からポルトそれがなまって「ホルト」と名付けたと言う話しがあります。
 勾配があるところに育っているため、しっかりと大地に根付き、三つ股に分かれているところも魅力的です。これが三つ股に分かれていなければ樹齢的にも今の倍くらいの高さになっていたと推測されます。
 風が強くあたって、中の小枝などが折れていますが、これは剪定の役目にもなっており、おかげで美しい樹形を保ているとのことです。
 
 
③小川のイチョウ
 樹齢約300年、樹高(木の高さ)10メートル、幹周り3.1メートル、樹幹幅(枝の広さ)東西10.1㍍、南北12.4㍍
度島の中でも特に有名で、カッパの約束手形跡などいろいろな物語もある木です。台風の影響で木が折れて倒木が心配なので枝打ちがされていますが、この大きさを保つためには妥当だと思われます。
 また、度島でイチョウの木は珍しく、自然に植わったものではなく、300年前に誰かが持ってきて植えたと推測されます。
 また、道の分岐点に植わっていることから、何かの目印として植えられたのかもしれません。
 
 
――――――――――――――――――――
℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島℃島
――――――――――――――――――――
 
 
今回樹木医の方を案内して気づいたことが、「忙しいのに」と思わなくなったことです。
詳しく言うと、忙しくても態度に出なくなったです。
今までは、イベントを控えて日にちもなく結構追い込まれていると急な来客があっても、「忙しいのに」と思いながら対応してしまい、相手にとっても良い印象を与えなかったのかもしれません。
こんなことをしていたら度島に良い印象を持ってもらえなくなるので、最近ではできる限りことはやるようにしています。
そうすると人脈も増え、逆にこちらがが困ったときに助けてもらえる場合もありますし、今回のように度島の名木について知らなかったことを知ることができるようになりました。
結果的に良い方向に向いていくようです。
 
 
 防災まつりに参加したついでに、度島の名木も見ていってはどうでしょうか?
 防災まつりは9月23日(土)9時半からです。
 
 
イベントは、見るより参加した方が楽しい!
 
 
面白いことやります。
それでは皆さん、
せーの!「イヤソコジャイ!」


崎瀬のエノキ

いいなと思ったら応援しよう!