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【GGST】バースト対策をしてみよう!
どーも、9月後半はnoteの記事を書く余裕が無かったたくさんです。いや正確には1~2個書いてはいたんですが、自分で読んでみて面白くなかったので途中でボツにしました。難しいですね。
さて今回は、「バースト対策」についての記事を書こうと思います。サイクバースト(以下バースト)が通るかどうかで対戦の結果が左右されることもあり、重要かつ全キャラに共通したシステムなので、新たに始められたプレイヤーの方にも需要がありそうな話題です。
何より、ギルティギアから始まったバーストというシステムは、コンボを受けているプレイヤーに行動可能な選択肢を与えた画期的なシステムであり、ギルティギアを面白くしている大きな一つの要素だと思います。その読み合いの面白さを伝えるべくがんばりたいと思いますので、どうかお付き合いいただければ幸いです。
1.サイクバーストの基礎知識
まず一番基本的なところから。バーストの入力方法は、
「 D(ダスト)ボタン + Dボタン以外のボタン1つ」(空中可)
となっています。そして、相手の攻撃が「ヒット or ガードしている」状態であれば青いサイクバースト(以下青バースト)となり、「ニュートラル」な状態であれば金色のサイクバースト(以下金バースト)となります。
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![](https://assets.st-note.com/img/1664756330264-0fyCmzBGdV.png?width=1200)
金バーストの方が発生は遅いですが無敵時間が長く、隙も少なくなっています。また、当てた場合の有利時間も長く、テンションゲージを100%にする効果があります。
その他、バーストゲージを金バーストは70%消費、青バーストは100%消費しますが、青バーストを当てた場合は30%ゲージを回収することができます。相手の青バーストをガード出来れば、その対戦におけるバーストの使用回数を減らすことも出来るようになります。
そして、どちらのバーストも発生が早く攻撃判定も広いですが、ガードされたりそもそも当たらなかった場合は反撃が確定するようになっているのが分かります。詳しいデータは省きますが、空中で出した場合は更に着地までの隙が発生しますので、よりリスクが高くなります。
あと「投げ・覚醒必殺技・壁張り付き」にはそもそもバーストが出せません。それらを使用したバースト対策も後に記述したいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1664767664146-rNNHh2iDqF.png?width=1200)
また、余談になりますが過去作のバーストには共通して投げられ判定があるという弱点がありました。今作では金バーストも反撃可能になったためかバーストは完全無敵であり、空中投げされることは無くなっていますので一応覚えておきましょう。
さて、それではこれらを踏まえて実際にバーストへの対策を考えてみたいと思います。
2.金バースト対策
最初に、青バーストよりも状況が限定される金バーストへの対策から考えてみます。青バーストに比べテンションゲージが100%になる金バーストは危険度が高いと言えます。特に開幕やリソースの尽きかけた試合終盤にくらってしまうとかなり不利な状況になってしまいます。
そんな金バーストですが、最も警戒すべき状況と言えば相手の起き上がり時に出されるリバーサル金バーストになるかと思います。けっこう出すのが難しく、タイミングを誤ると青バーストになってしまうこともありますが、当たった場合のリターンは非常に大きいです。
リバーサル金バーストへの考え方は、基本的にリバーサル無敵技への考え方と同じです。発生が18FとSヴォルカ等に比べれば倍ほど出るのが遅いため、金バーストを想定した詐欺重ねは簡単です。
連投すいません!
— たくさん (@kaizi8kaiji) October 3, 2022
note記事用①
金バ pic.twitter.com/OHcjUxKCsj
注意したいのは、金バーストをガードした後は有利フレームが10Fと少ないことと、青バーストに比べてガード硬直が長いことです。その場から届く自キャラの技が何か、確認しておくとよいでしょう。無論、金バーストがスカった場合は踏み込む時間が出来るため、もっと痛い反撃が可能です。
後は、ソルのバンディットブリンガーやイノのHS大木をさする手などの不利ではあるが確定反撃がない技をガードされた後のように、相手が手を出してくる可能性が高い場面や、連続ガードになっていない連係、突進技などに対して金バーストを出すことが考えられます。
相手プレイヤーのバーストを使うポイントは対戦していく中でよく覚えておき、うっかり何度もくらうことだけは避けましょう。反撃が間に合わなくても、相手の金バーストを通さないだけでも十分です。
また、金バーストに当たると相手のテンションゲージは100%になってしまいますが、バーストゲージは回復しません。そういった意味でも小さくはないリスクを抱えた行動ですので、相手の使用傾向に合わせて対応していきましょう。
3.青バースト対策
では次に、本題である青バーストへの対策を考えていきましょう。もちろん全ての青バーストに対応出来るわけではありませんが、読み勝てれば防ぐことが出来る場面は、意外に多く存在します。
(1)隙の少ない技を使う
キャラによって変わってきますが、一般的なPや2Kなどの隙の少ない技はヒット後に青バーストを出されてもガードすることが出来ます。どんな技が使えるか、色々と試してみましょう。
note記事用② pic.twitter.com/5NBTBbWC9Z
— たくさん (@kaizi8kaiji) October 3, 2022
通常だったらキャンセル必殺技で締めるようなコンボをあえて途中で切ることでバーストをガードしに行く選択もありです。が、相手がバーストを温存してくると与えられるダメージをただ下げるだけになるため、そこは読み合いになってきます。
note記事用③ pic.twitter.com/vFimRkmZzi
— たくさん (@kaizi8kaiji) October 3, 2022
また、少し特殊な状況の話ですが、中・大カウンターの後は通常ヒット時よりも青バーストが出せるタイミングが遅くなります。
例えば通常ソルの遠Sは最速の青バーストが確定しますが、カウンターヒット時は最速でもガードが間に合います。これも色々と調べてみると面白いかもしれません。
(2)ジャンプキャンセルする
相手がバーストを出してこないというリスクはあるのですが、近Sなどのジャンプキャンセルが可能な技のヒット後にジャンプガードで相手のバーストをガードすることが出来ます。
note記事用④ pic.twitter.com/6WvvCh4jno
— たくさん (@kaizi8kaiji) October 3, 2022
特に近Sなどデカいコンボへの始動になる技をカウンターでくらった場合は、反射的に青バーストを使ってしまいがちです。とっさに訪れたチャンスの際にも、相手のバーストゲージを確認する癖をつけるようにしましょう。
あと、青バーストをジャンプガードした場合は地上ガードよりも有利フレームが少なくなることに注意しましょう。特に溜めダストのような発生の遅い技は反撃として間に合わなくなります。状況によって反撃を変えるようにしていきましょう。
(3)ロマンキャンセルする
50%のゲージを必要としますが、相手の青バーストを読めていれば、通常確定するポイントでもガードすることが出来ます。
バーストガード後のダブルヴォルカは壁割り値の計算が面倒ですが、試合を決める一撃になりますね#GGST_SO pic.twitter.com/eE2QV455IV
— たくさん (@kaizi8kaiji) September 24, 2022
この時、出来るならば前方向にRCしておくと反撃が楽になります(赤でも紫でも可)。逆に、後ろRCにして完全に青バーストをスカして最大の反撃をするのもありだと思います。使用しているキャラによっても変わるポイントかと。
また、ジャンプキャンセルでのガードなどにも言えますが、相手を画面端に追い詰めている時に反撃をくらった場合、画面端の攻めを継続するため青バーストを吐くのはこのゲームにおいての一つのセオリーと言えます。逆に言えばこちらの青バースト読みが通りやすい状況ですので、警戒しておきましょう。
(4)当たり判定の小さい技でかわす
調整でバーストの当たり判定が大きくされたため、少々やりづらくはなりましたが、メイの2HSやテスタの6Pなどのやられ判定が少ない技を使って青バーストをかわすのも一つの手です。上赤RCを使い相手を高い位置に上げておくとやりやすいです。
出来れば相手が青バーストを使った場合はかわせて、使わなかった場合は連続技になるような組み立ての連続技にするのが理想になります。
(5)覚醒必殺技や投げを使う
これまでの対策は「相手が出してきた青バースト」をガードするものが基本でしたが、「そもそも青バーストを出させない」対策もあります。それが覚醒必殺技や投げを利用した青バースト封じになります。
注意点としては、入力順が「相手の青バースト>こちらの覚醒必殺技」になっていると暗転後でも青バーストが出てしまう点です。初期のバージョンから変わった点でもあるため、バースト対策になるコンボかどうか、一度確認してみるのが良いと思います。
投げは倒しきりが出来る場面で使えると強いです。特にダメージの高いコマンド投げを持っているキャラなら、あえてコンボに行かずコマンド投げをした方がいい場面もあるでしょう。
(6)対策しない(!!)
何だかまたこれまでの話を台無しにするようなことを言いますが、相手がこちらのバースト対策を読んで青バーストを簡単に使わないようなら、あえて何も考えずに最大ダメージのコンボを狙った方がいいこともあります。
青バーストが確定する状況以外では警戒して使ってこない人なんかの場合は特にそうですね。相手にバーストゲージがある間ずっとバースト読みに付き合わされるくらいなら、無視してコンボを入れてさっさと吐かせた方がマシだったりします。
特に、バースト対策用のゲージを用意できない序盤などでは、無理してバースト対策する必要はないと思います。
4.まとめ
ある程度セオリーはあるものの、結局バーストを出すタイミングはそのプレイヤーが任意に決めることが出来ることに基本変わりはありません。攻撃を喰らった瞬間に青バーストを出してくる人もいれば、少し反応が遅れる人、あえて中々出してこない人もいます。だからこそ難しいですが面白い読み合いになっているんだと思います。
また、他にもバーストに似たシステムは多くの格闘ゲームに実装されていますが、個人的にはギルティギアのバーストが一番バランスが良いと思っています。このぐらいのリスクリターンと使用可能な回数がちょうどいいんじゃないでしょうか。
そして、バースト対策が上手くなれば、自分のバーストを通すことも上手く出来るようになると思います。意識していなかった方も、少しずつバースト対策を進めてみてはいかがでしょうか。
今月もまた年末繫忙期に向けて少しずつ仕事が忙しくなっていくんですが、面白そうな話題があれば都度記事を投稿していきたいと思います。ではまた。