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山形の「だし」を作ります

 どーもこんにちは、突然ですが皆さんは東北地方は山形県の「だし」という郷土料理を聞いたことがございますでしょうか。

最近は市販されているものもあります

 実は私の出身地はこの山形県でして、幼い頃からこの「だし」は夏になるとよく食卓に並んでいました。そして十数年くらい前からだと思うんですが、その「だし」が道の駅とかのお土産屋だけでなくコンビニとかでも見かけるようになって驚いた記憶があります。

セブンイレブンでも売っている「だし」

 地方を盛り上げるためにもこういった特産品は大いに歓迎したいとこなんですが、私は販売されている「だし」に対して昔から思うところがあったんですよ。

それは、

全方位に攻撃する男

てことです。

 というかですね、「だし」ってそもそも漬け物じゃあないよね?と思っていたんですがどうなんでしょうか。

 私が「だし」だと思っているものは、朝採れの新鮮な夏野菜をみじん切りにしてしょうゆをかけて食べる、ただそれだけのものなんですよね。

 親戚の農家のおっさんが早朝に持ってきたおすそ分けの野菜を使って作る、ある意味贅沢な料理だと思っていたわけなんですが、逆に言えば全く日持ちするような料理ではありません。

 多分ですが、特産品として「だし」を売り出すに当たり短すぎる消費期限を何とかするために、保存の効く漬け物としての「だし」を開発したんじゃないかと思います。

 それもまあしょうがないことだとは思うんですが、この「だし」に関しては絶対に作り立ての生野菜の方が美味しいです。なので今回は私が紹介がてら「また明日来てください本物のだしというものをお見せしますよ」てやったろかなと思います。

初期のキャラのが良かったよね

 興味のある方は是非お付き合いいただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。


1.材料の紹介

 ということでまずは材料から。なんですが、採れたての野菜なんてものは県外に異動した現在の私では手に入らないため、どうあがいても本物の「だし」は作ることが出来ません

 さっそくのタイトル詐欺で申し訳ありません。まあそれでも近いものは作れると思うので、今回は近所のスーパーで買ってきた野菜でやっていこうと思います。ご了承ください。

この方には怒られそう

きゅうり:3本(一袋)
なす:1本
大葉:6枚(一袋)
みょうが:3つ(一パック)
枝豆:一袋
とうもろこし:1本(※缶詰めで代用)
かつお節パック:小袋2
味しょうゆ:好きなだけ

 結果論ですが↑で大体3~4人前くらいになりました。日持ちのしない食材が多いので一気に作っちゃいましたが、独り身の私にはさすがに多かったかもしれない。

 あと材料に関してなんですけど、今回は私の好きな夏野菜全部入れを目指したので枝豆やとうもろこしが入っていますが、無くても別に構いません。

 最低限きゅうり、なす、大葉があれば大体「だし」の体裁は保てますし、他にはしょうがやねぎ、オクラ、山芋や刻み昆布などを入れる人もいるらしいので、お好みの野菜を入れていただければいいんじゃないかと思います。

2.刻んだり煮たりする

 あとは特に複雑な工程はありません。基本的に全部みじん切りにして混ぜるだけです。

けっこう粗目でOK
ちなみに枝豆のゆで時間は5分くらいが通常ですが、
1~2分余計に茹でで柔らかめにしておくのがおすすめ
なすは水に晒してあく抜きします
枝豆は茹で上がったら水で粗熱を取って皮を剥きます

 他の野菜も同様にみじん切りにしていけば…

準備完了!!

 最後に全て混ぜてかつおぶしをかけます。

これで完成です!!

3.実食!

 あとまあどっちでも良いんですが、個人的にしょうゆをかけるのは食べる直前にした方が野菜の鮮度が保てて良い気がします。

味しょうゆは山形の「マルジュウ醤油」がおすすめ
ごはん以上にだしを盛るのが好きです

 うん、夏を感じられる涼味豊かな一品ですねー。お漬物も美味しいですが、やっぱり「だし」は生野菜を使用している鮮度が大事なんだと思います。

ごちそうさまでした!が、やっぱり多すぎましたw
余った分は夜ごはんに回します

 うん、久しぶりに「だし」を食べましたがやっぱり良いですね!ただやはり朝採れの野菜で作ったものと比較すると少し落ちるかなあ、産直販売などがあればそちらで材料を揃えるともっと良い「だし」が作れるかもしれません。

4.まとめ

 さて今回は、山形の「だし」を作ってみましたがいかがだったでしょうか。普段はゲームとかアケコンの話しかしないくせに何やってんだって感じですが、まあ夏休み期間なんでたまにはいいんじゃないかと。あと一般ウケを狙いたかったんだ

 簡単に出来る料理ですし、食欲の減退する夏にピッタリの料理です。是非ご家庭で試していただけると嬉しいです。それではここまでお付き合いいただいた方はありがとうございました。また次回、何かの記事でお会いしましょう。それでは。

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