「投資でいとも簡単に大金が稼げる?」#16
ネットやSNSで流れてくる
投資関連の広告を見ていると
「いとも簡単に大金が稼げる」
といったものが
たくさん流れてきます
その影響のせいなのか
投資を始める人の中には
わずか数か月で
「億万長者になれる!」
と思っている人が
結構多いです
僕が考えるに
まず投資で必要な考え方は
「生き残る」
これにつきます!
どんな投資家も100%
勝ち続けることはできません
最近は投資の世界にも
AIが導入されていますが
最新最強のAIですら
投資の世界で
常に勝ち続けることは
難しいのです
このような変化の激しい時代で
僕たちのような個人投資家が
勝ち残る方法は
先ほどお伝えした
「生き残る」という戦略です
もう少しわかりやすく言うと
「投資ができないくらい
負けこむことを回避する」
ということです
つまり、資金が残っていて
投資で戦えさえすれば
挽回することが可能なわけです
そのために
まずとるべき戦略は
「大きく負けないこと」
つまり、
「損切りをキチンと実行すること」
です
この大きく負けないことの
大切さについて
リーマンショックの時を
例にしてお話しします
リーマンショックの直前は
とても景気がイイ状況でした
しかも当時はFXが
個人投資家にに人気があって
かなりきつめのレバレッジを
掛けて取引していました
そしてサブプライムローン問題、
続いてリーマンショックと
暗いニュースが
飛び込んできました
それまで勝てていた個人投資家は
きつめのレバレッジのせいで
一回の負けて資金の多くを
ふっ飛ばしてしまい
追証をかけられて
投資の世界から
強制退場させられてしまいました
この時、ぼくはまだ
投資をしていませんでしたが
本当に勝てる投資家は
損切りと自己資金の管理を
していたはずです
つまり、この時に投資をする
資金が残ってさえすれば
自分の投資ルールを使って
再度、投資で稼ぐことも
可能なはずです
このように本当の投資家は
儲けることを考える前に
損失をコントロールしています
これを
「リスクの管理」
と言います
最後にもう一度
お伝えしておきますが
投資で第一に考えることは
「生き残る」ことです
そのためにまず最初に
どんな人にもできる防衛策は
「損切り」
です
一発で大金を稼ぐには
それなりの掛け金も必要になりますし
それなりのレバレッジも
掛けることになります
そのような投資を
繰り返していると
うまくいかなかったときに
強制退場させられる
危険性が高いのです
そのために不運にも
投資の負けが続いても
強制退場されられないように
損切りの実行を
きちっとしていきましょう