デンマークの大学の評定(Grade Point)の最高値は「12」
1月末で最初のセメスターのテストが終わり、2月から春セメスターがはじまります。
濃密な5ヶ月間でしたが、これで修士課程の25%の期間を過ごしたのだと思い返すと、あっという間に感じてきます😅
今回はデンマークの成績評価システム「7-point Grading System」について紹介します。
7-point という名前を冠していますが、これは最高点が7点というわけではなく、7段階の評定があることを意味しています。
最高点から
「12(A)」
「10(B)」
「7(C)」
「4(D)」
「02(E)」
「00(Fx)」
「-3(F)」
という評定が存在します。
カッコ内はECTS換算時に対応する評定です。
「02」が最低通過点(日本でいう「可」)です。
最上位桁に「0」がついている評定がある理由は、
同期の現地学生によると『手書きで「2」を「12」に書き直しができないようにするための対策』とのこと。
なのでGPAの理論最高値は「12」となるようです。オール可でも「2」。
というわけで、学部時代のGPAは超すことができそうです!(スケールが違うものを比べてはいけない)
なんとなく「12」「02」と「10」「00」の違いを強調したくて、最大値を12にしたのかなと思いました。
「不可」にも「惜しくも不可(00)」と「すごく不可(-3)」の2段階があると思うと、なんか面白い。GPA算出するときにマイナスがあるとかなり響きそうですね。
オールボー大学の修士1学期目のセメスターは4科目30ETCSを履修してました。
各科目の最終試験は「Oral Exam(口頭試験)2科目」と「Written Exam(筆記試験)2科目」という内訳です。
筆記試験は4時間という長丁場。
その分問題も多く、私にとっては少し時間が足りなかったです😅
Oral Exam は試験終了後すぐに評定をもらうことができ、Written Exam は試験終了後から15営業日内に評定をもらうことができます。
なのでWritten Examの2科目は結果待ちです😃
なお、オールボー大学には「再試験」システムがあります。
不可となった科目も、次学期初頭に再試を受けて結果が良ければ評定が変わるようです。
つくづくこの学校は高専みたいだなぁと思った話でした。