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わっしょいが持っている本番で結果を掴むために、必要なもの。REALIZE わっしょいで、机上の卓論。最終のPart3。

この企画に関してREALIZE様による事前チェックはなく、了承を得た記事ではありません。
私TakuronPEXが勝手に行っているコンテンツです。
大幅な修正、関連記事の消去、私が飛ぶ可能性があります。

REALIZE様、関係者並びに、各選手、コーチ様。
一連の記事にて気分を害された場合、チーム運営を行う上で不適切なコンテンツであると判断された場合等申し訳ございませんが、ご一報いただきますよう……先んじてお詫び申し上げます。

書き殴らせて頂いたREALIZEわっしょい様の回も、全三回で考えていた最終編。
本日は、わっしょいが持っている強みについて書きなぐる。
ことによっては当たり前のと捉えるかもしれないが、当たり前を当たり前にできるというのは……とても素晴らしいことだ。
そして、それは求めようにも……簡単には手に入らない。

ベースが出来上がっているからこそ。
Apexの競技シーン、プロとして戦うために必要な要素を既に持っているからこそ。
だからに、結果を引き寄せることができる。
BLGS#1Final進出、SP1プロリーグ進出。
それができた理由は、きっとにここにもある。

チームの強力な自浄作用と太い空気清浄機。

プレイ中、壊滅後、開幕まで。
彼らのVCが無言で静まり返ることは、殆どにない。
いかなるプレイにおいてもメンバーから提案が上がる、そのプレイひとつに、壊滅時においてもしっかりと即座に話し合いを行う。

IGLの指示、今に対してのものでも、状況が変わればベストも変わる。
そのタイミングタイミングで、あおはるセナからは提案が出る。

その際にも一番に不毛な、人狼ゲーム染みた犯人捜しを行う訳ではなく、何故から理由を考え、改善につなげようとしている。
個人個人が、その時のプレーに対して説明が行えており……ふわっとしたものではなく、状況を整理できているのが印象的だ。

どちらを見ればよかったか?
どちらを見る、見る前に何ができたのか?
そんなことをしっかりと、チーム全員の3人で話し合うことができる。

パフォーマンスに関するポジティブ・フィード バックは,正の効果をもつことが広く認められ ている(Deci et al., 2001).しかしながら,山 浦・堀下・金山(2013)は,このような効果が 見られるのはリーダーとメンバーの関係性の質 が高いときのみであり,関係性の質が低い場合 には,むしろ逆効果になることを実験的に明ら かにした.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspopsy/40/2/40_2013-1383/_pdf

これはよく理解もできていないままに、どこからかか見つけてきて、なんか何となく読んでいたスポーツ心理学の論文。
私はバカなので理解なんてしていないことは念頭に入れて頂きたいのだが、関係性の質とは要するにとも言えないのだが。

関係性の質というものが一朝一夕に作れるものではないということくらいなら、私にでもわかる。
一年以上にチームを組むことで、REALIZEわっしょいはチームとして非常に高い関係性の質を有している。
この論文風に言えば……どのようなフィードバックでも、有効的に生かす地盤が既にある……というような、それだろうか。
これは明確な強みだ。
差はあれど、求めてすぐに手に入るものではない。

これを持っているチームは、いざ本番で強い。
試合後の改善、反省、修正。
一つ一つのフィードバック、空気清浄機能力が強力だ。
印象的なのは、BLGS一週目のストームポイント。
ドアを出てスイング、という指示に対してバリケードで引っかかってしまった試合。

扉から左へ抜けスイングの予定が、ひっかかり動きが合わなかった。

「もっとグレネードを投げるべきだった」
「狙ったポジションはよかった」
「反省は後でいい。割り切っていい。スイングをするときは、事前に障害物をなんとかしよう」

今必要なことは何で、どこだけに注目すればよく、次の試合にどう入っていくのか。
それを、どのように伝えれば伝わるのか。
この会話が非常に生きたと感じるのは、続くE地区の試合だ。
7位4kill。窓枠からの射線が厳しく、ドン詰まり掛けたタイミングでの7pt。
最終試合、チャンピオンでのFinal進出を叶えるに至ったのは、このファイトが大きい。

相手からのプッシュに、グレネードで対応。
セナがキルポイントを獲得することで、killptを伸ばした。

スイングをこちらから行うことはなかったが、即座にグレネードを入れるというコールとプレイ。
二試合前の会話で出た修正が、即座に行動へ移せている。

どれだけに正しい言葉でも、それを理解し行動に移すまでには時間がかかるもの。
当然にその事柄で難易度はあるだろうけれども、この様に意識一つで変わる部分へ突然に修正が叶うのは恐ろしい武器だ。
チームとして、質の高い関係性を構築する事。
高いパフォーマンスを発揮するための、チームワークの基礎。
関係性が構築できていないままのフィードバックは、効果を発揮しない。
関係性が崩れていれば、チームとしてのフィードバックは逆効果にもなる。
人が行う競技である以上、決しては避けて通れない部分を、既にわっしょいは持っている。

それが無いことでもたらすマイナス要素は、多くに身に覚えがあるはずだ。
その様なチームは実にあっけなく、脆い。
修正が行えない、なんといえば伝わるのかが分からない、試合間の空気を切り替えられないままに、突入していく試合を作ってしまう。
上手くいっている時は強いが、上手くいかなければ……というチームにないのは、チーム戦術やスキルの部分もあるが、良質な関係性もあるだろう。

人と人が行うものだからこそ。

Apexは、3人のチームで行うゲームで、競技だ。
3人と言えば、まあサッカーのセンターバックくらいの数だ。
仮にセンターバックを一人変えることが、サッカーの世界にあってどれだけ重要なことか……。

人としての関係性を、良質なものとしていくこと。
気を使い、萎縮をし、緊張した状態で100%のパフォーマンスが発揮できるプレイヤーは……存在しないとは言わないが、数は少ないだろう。
少なくとも、私のような一般的以下な人間であれば不可能だ。
気の知れた友人である必要はないが、気の知れた友人以上の関係性を保持しなければ、チームは最高速度で前進しない。
チームの関係性は、燃料だ。

言うならば、わっしょいのようなそれを保持しているチームは。
燃料が満タンまで充填された、今に打ち上げを待つロケットだ。
後はどこへ飛ばすのか、どの起動へ入れるのか。
もしくは……どの星を目指すか、それ次第で、どこへでも飛んでいける。
もしかすれば組み立て途中かもしれない、工程に様々な問題はあるのかもしれない。
それでもに燃料はあるのだから、それを使えば……他のチームよりは素早くに、それが行える。
プロフェッショナルな精神は、それを効率的に動かすへ役立つかもしれない。

仮に貴方が、PSQへ挑む……プレイヤーであり、コーチであるのならば。
この部分へ向き合う必要が十二分にある。
決してプレイが上手ければいいというわけではなく、理論武装が十分であればいいということもない。
誰かが行えれば誰かに任せてもいいだろうが、誰も行えないのであれば、貴方が行わなければならないだろう。

REALIZEわっしょい、彼らのPSQが素晴らしい結果となるように!

終わりに。

好き勝手に書きなぐったREALIZEわっしょいで机上の卓論も、これで終わり。
もしくもに、私がコーチをするのであれば……といったテーマを元に行わせて頂いた三回。
好き勝手に行いすぎたが故、取っ散らかってしまった部分も多いが……一旦に、満足のいくまでにやらせて頂くことができた。

重ね重ね、感謝とお詫びを申し上げます。
ありがとうございます。そしてすみません。本当に。
楽しかったです、私は。
読んで頂き、お楽しみいただけていたならば、幸いですが……。

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