Meteor、GHS、FNATICのチャンピオン!1月15日世界スクリム書きなぐり。Apex机上の卓論。
固まりつつあるメタゲームでついに逆転の採用率。
15日のスクリムでは、大きな動きが一つ。
マッチョメタゲームが固まりつつある中で、ランパートの採用率がカタリストを追い抜いた。
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B:Cの組み合わせで行われたスクリム。
何でもできる手数の広さが受け、競技プレイヤーから好まれていたカタリストをランパートが追い抜いたことはややに衝撃だ。
その後パフォーマンススクリム(ブロック分け)ではマッチョカタリストが45%、ランパートが33%の数字だがこちらも確実にランパートが増加している。
B:Cではジブラルタルが100%であり、ニューキャッスルが95%。
ほぼにマッチョが確定したに等しいメタゲームで、ランパートとカタリストの採用バランスがどの推移を見せるのか。
個人的な予想ではカタリストが再び増えると思っているが……果たして。
余談だが、この方向性を作ったのはTSMだと思っている。
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どんなロビーでも、とにかく安定して好成績を残しているのがTSM。
現在のマッチョゲーム、優勝候補だったりと所謂チームTierリストのようなものを作るには時期尚早な難しい状況であって、能力が一つ抜きんでているチームの一つだ。
FalconやCOL、C9にGGといったチームですら乱高下するのが現在のロビーだ。
SP2ではヒューズ採用、BLGSでもややに外から動いていたTSMはファイト重視の構成を好むチームであるというイメージが。
そのTSMがランパートを選び、安定したリザルトを残していることは大きくに影響を与えていそうだ。
当然にZAPのIGLパワー、特に中へ向けたときのクオリティが非常に高いこともあるが……彼らの選択により外へ振るチームの絶対数が減っている。Aurora、Moist、Alliance、FNATIC、XNY。
この中にTSMが加わっていればやや外よりのロビーになったスクリムも多かったはずで、ランパートよりもミラージュ……FNATICのバンガロール構成のようなものが輝いたかもしれない。
HAL時代の栄光を越えることすら目前であるTSM、メタゲームを定めるのはZer0であったApex競技シーンで……もしかしたら、それはZAPになっていくのかも。
日本チームの3チャンピオン!そのゲームを書き殴る。
本日は嬉しいことに、Meteor、GHS、FNATICの3チームがチャンピオンゲームを作ったB:C。
スクリムを視聴する配信を行い始めて、日本チームのチャンピオン(APACN含め)を見る機会があまりなかった、非常に嬉しい結果だ。
split切り替え前はCRが大暴れをしていたために毎日チャンピオン成分を補給できていたが、やはりにチャンピオンは特別であり喜べる。
GHSはミラー許可の関係で叶わないのだが、E地区でのチャンピオン。
ややにE地区では終盤苦戦する日本チームが多い中で、このMAPにてチャンピオンを勝ち取れる彼らの終盤力はやはり本物だ。
8killとキルポイントをしっかり作れている部分も重要で、荒れたロビーでの強さもうかがえる。
Meteorがチャンピオンを獲得したのは、ワールズエッジの第一戦目。
GHSと早期にぶつかりこれを撃破(APACN同士はやめてくれ!)し、ラバサイフォン方面へ歩を進めたゲームだ。
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このファイト、相手であるETHはランパートの良さを十分に生かしており、その後のプッシュも的確だった。
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即座にドーム内へ2枚でプッシュをかけるETH。
ランパートで受けるにあたって理想的な動きで、kumaをダウンさせる。
ドームへ入る前のスペースを有効的に射線として使い、相手を削り。
ドームを確保しに人数をかけて飛び出し、ワンピックで数的優位を作る。
これだけを見れば、何故ETHが負けたのかが分からないのだが……Meteorは、ここから返してしまった。
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強気なアクションが目立つ彼らだが、その内面は非常に知的なチームだ。
ファイトをしっかりとプランニングし、有効的にリソースを用い、共有を密接に行って数的優位を作る。
そんなMeteorだが、それがズレた……思い通りに進まなかったファイトでも勝利を掴めることは非常に大きい。
この日はそのような、チームとしてややにズレたシーンでも勝利を掴むファイトが多くにあった一日だった。
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しかしにKurotonが諦めず生存する。
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見事ソロでのチャンピオン獲得だ。
マッチョカタリストを主に使用しはじめたMeteorだが、そのチームカラーとカタリストの手数が非常にかみ合っている。
豊富な選択肢を持ってる構成が、チームとして出るアイディアを叶えている印象だ。
ストームポイント、ノースパットでありトライデントを使えない(トライデントに別チームが降りている)関係でホライゾンや他の手段を模索はしているが……。
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コーチの大和周平氏はややに満足のいかないアイディアのようで、模索中。
カタリストのカーテンにある可能性、その部分をしっかりと検討し用いれていること、非常に心強いMeteor。
これを一つのきっかけとして、どんどんとリザルトを伸ばしていってほしい。
FNATICがチャンピオンを掴んだのは、ストームポイント。
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ネッシーchampionとなったが、VCはノーリアクション。
ランクの癖で即抜けだったYukaFメルトステラ両名が気づくのは、その後のコメント(?)で。
「パイロンがフリーだった時点で勝ち確ですから」とのCoolな一言。
ムーブの練習をしながら勝ちに行く、1位を取るとの宣言から入ったスクリムの入り。
ややにファンキーで、減りの早いロビーとなったこのゲームがそれを叶えたかどうかはわからないが、用いた構成は非常にユニーク……ユニーク?
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先日も使用していた、予想通りの構成ではある。
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先日も使用していたが、メルトステラのタスクは大きくに変わる。
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ヘエッ?!
MAPでレジェンドを切り替える、マッチョミラージュからカタリスト(E地区)といった構成チェンジのチームはある。
しかしに現状、マッチョの選択肢であるカタリスト、ミラージュ、ランパートを全てに切り替えるチームはFNATICの他に存在しない。
カタリストとミラージュの変更はややにわかりやすいが、そこへミラージュが入るのは話が違うからだ。
狙うポジション、ムーブスピード、ファイト時やポジション確保の配置……。
託されるメルトステラ、明日はどっちだ。
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Meteorとしてはちらっと見えた(メルトステラか……別チームか、幽霊)チームのハイドを警戒し、集まりクリアリングを行っている最中。
本来ならば先に進む予定だったが、予想外の足止めを食らっていた。
そんなことを知る由もないFNATICは、謎の地点で集団行動を行う彼らを眺め困惑。
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リングコンソールを読むタイミングを狙い、ハイドに動くメルトステラ。
「リンコン読んだタイミングでやる?!」
やはりにRIDDLE、その魂は彼の遺伝子に刻まれ、継承されている。
その意図を察したLykqと、後を追うYukaF。
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ちらっと見えたチームをいくら探せど見つけられず、クラフトのちリングコンソールを読んだタイミング。
万一に備えて見に行った角で、メルトステラカタリストを発見するkuma。
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不幸なすれ違いが招いた奇跡のハイド警戒か、それともチラ見えメルトステラが生んだファイトか……。
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勝ちを確信したのかネッシーを確保しに向かうLykq。
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このカーテンで勝負あり。
ドームを吐ききった相手チームへ空爆がガン刺さる。
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最後まで見事なリソースのたたきつけ方だ。
バンガロール構成といったことに時間は用いたが、流行構成へ切り替えても即座にアジャストができるだろう。
スクリムの順位こそ振るわなかったが、自力の高さを再びに見せつけた。
試行錯誤、模索は続いているようで、柔軟に振れる幅こそが彼らの持ち味なのかもしれない。
ピースキーパー増加中なあとがき。
ピースキーパーのチョーク速度向上により、ショットガン選択にも変化が。
特にコントローラープレイヤーを中心に、EVA-8から切り替える動きが見られる。
どのショットガンを選択するかで勝敗が大きく変わることは……ギリギリの状況でならあるかもしれないが、恐らくは大勢に影響を与えるほどではないと考えている部分。
どのショットガンにも強みがあり、恐らくはチームカラーやプレイヤーの個性、好みが大きいだろう。
最終的にどのプレイヤーが、どのショットガンを使っていたかを見るのは面白いものとなりそうだ。
ピースキーパーといえばの代名詞でもあったYukaFが、現在マスティフを好んでいるのも、興味深いね!
気が付けば、世界スクリムもあと2日で切り替える。
待っているのは待望の日本サーバースクリムだ。
夢みたいで嘘みたいなそれが、ついに始まろうとしている。
Ping30、日本に居ながらこの数値で……そんな光景を楽しみにしながら、これからもスクリムを楽しみたい。