マッチョファイトきほんのきのようなものとか。Apex机上の卓論。

スクリムはお休み。

世界スクリムは本日お休み。
スクリム観戦諜報員もお休みとして、先日に続いて現在のメタゲームで中心であるマッチョのことについてを乱雑に書き殴る回とする。
今回は基本的なマッチョが進んだ先……キャッスルウォールに対する対策であったりマッチョファイトの流れ、フラットなファイトでのリソースと勝敗を分けるであろうポイント。
現在マッチョ同士フラットな当たり合いは数を減らしており、早期Roundでドームファイトへ持ち込ませないための工夫(ポジション等)が重要にはなっているが……それでも、この部分の勝敗が重要なことに変わりはない。

LIQUIDがよく用いていた印象の、トライデント遮蔽とキャッスルウォール、バリゲードでの要塞建築も多くのチームが用いる方法に。
キャッスルウォールだけでポジションへ価値をつけることができたSP2、今やそれだけでは弱い。
キャッスルウォールのデカ部分を即座に破壊する等、各チームのニューキャッスル対策が進んだ先だ。

VSキャッスルウォール。デカい部分は許さない。

キャッスルウォールを黙って見守りはしない。

現在キャッスルウォールを発動したチームへの対策で多くに見られるというか、どのチームも行っていることがある。
キャッスルウォールの大きな部分、この部分を破壊できる状況ならば優先して破壊するということ。
射線が通りやすいポジションでは、出してすぐにフォーカスを受け即座に破壊されるシーンも。

ここ。

確か体力は750そこら。
ランパートの増幅バリゲード越しだと1発で40ダメージ入るG7等を用いることの増えた現在のロビーでは、殊の外あっけなくに消滅する。
上部だけが壊れてくれればいいのだが、キャッスルウォールは大きな部分がひと固まりでありこの部分の遮蔽を完全に失う。
優先しているのは自チーム、次のアクションでの動きで射線を早期に通せる部分の破壊だろうか?

次のアクションで飛び出る相手に、アングルを持てる時間を増やすため?

確かに壊すことを重要視というか、大きくに遮蔽を失わせることができる大きな部分を優先して壊しておくことはいいアイディアに思える。
正直そこまで優先して壊すことに、意味がそんなにあるのか?というか……仇がごとく撃ちまくられる(他に撃つものがあったとしても)シーンも。
少しでもキャッスルウォールによる優位を削ることが、結構に大事なのだろうか?……話を聞いてみたい部分だ。
終盤における試合運び、それはもう将棋の終盤戦のような……この寄せが、この駒が後々どう繋がるんだのような、凄まじい読みあいとなっている気がする。
キャッスルウォールの大きな部分が攻撃を受けないかどうか。
終盤戦において、非常に重要なポジションを守る要だけに……応援するチームがキャッスルウォールを出した時は、注目してみると面白いかもしれない。

マッチョファイトのリソース合戦。

頭に書いた通り、最近の世界スクリムロビーではマッチョカタリスト同士のフラットなファイトは数を減らしている。
しかしに恐らく、基本であるそれを書き殴る。
全てにおいてそうではないし、当然にApexは別チームの射線や介入もあるゲームだし、エアップーのいう事だということは忘れずに。

赤チームが青チームを攻める図。
マッチョカタリストのミラーだが、一旦カタリストカーテンは用いないものとする。
マッチョで最重要はドーム。
守りにしろ、受けるにしろ、まずはドームを後出しできるか。
攻撃サイドはまず空爆でドームを使わせる。
グレネードであったり、他のリソースで使わせる工夫も可能。
それができれば、かなり優位になるし……介入のリソースに温存できることも。
マッチョファイトの鍵を握る部分。
相手チームの空爆を受けた防御サイドは、ドームを使いながら反撃。
攻撃サイドは、このタイミングで一気にスペースへ走りこの部分を攻略していく。
防御側のカウンター空爆や射撃に対し、どこの位置でドームを出せるか。
ドームを攻撃側が使った際に、このスペースへ注目。
このスペースが防御側の優位(ポジションのアドバンテージ)で、狭ければアドバンテージが減少する。
更に距離を詰めようと前へ出る相手に対し、ドームを使ってタコ撃ちが可能な防御側。
あまりにこのスペースが広い場合、攻撃側がファイトを成功させるのはほぼに不可能だ。
他の工夫を用いて距離を詰めるか、再チャレンジのために戻る必要がある。
決して狭ければ狭いほど、アドバンテージを得られるのが攻撃側ではないことには注意。
マッチョ構成で攻撃を仕掛けるに際して、アドバンテージはない。
当然周囲の状況もあるが、基本的には防御サイドのアドバンテージをどれだけ消せるかの勝負だ。
モバイルプロテクターの後方に集まり、距離を詰める動きを行う動きは破壊不能になった今咎められることが多い。
上部を集中的に攻撃され、ダウンまでに繋がる光景も。
このように初期のエリア攻略へ用いることも可能だが、その信頼度はバンガロールのスモークやジブラルタルのドームほどではない。
攻略可能である距離でドームを出せたならば、次のフェイズへ移る。
攻撃側はドームを奪えば勝ちで、防御サイドは守り切ることを目指す。
当然にドームが消えるまでの話でもあり、防御サイドが攻撃側のドームを奪っても勝ち。
ここで輝くカタリストのスパイク。
鈍足とダメージを与えるストリップで、ドームを守ったり、ピークを防ぐ。
鈍足の入った相手にショットガンのフォーカスを浴びせることも狙いである以上、その位置へ飛び込むことは勇気にも蛮勇にもなる。

ドームファイトが上手いチーム、というのはここからが上手い。
ここまで持ち込めるかどうか?というのはまた別の話で、現在はここまで持ち込ませない(ランパート採用や内部強度)のが安置内側の主流な気も。

CRがBLGSでよく用いていたそれまでの流れ。
カタリストカーテンで一気にスペースを攻略し、ドームファイトの距離へ持ち込む。
そのままカーテンを越えてキャッスルウォールを叩き込む時も。

ミラージュ、ランパート採用によりまた話は変わる部分でもあるが……とりあえずに、マッチョの基本はこんな感じだと考えている。
あくまできほんのきだが、ファイト推移……特に攻撃側チームがドームを出す位置に注目をして見守ると、面白いかも。

本日からは世界スクリム再開。

今晩はまたに世界スクリムが再開し、来週からは日本サーバーでのスクリムがスタートする。
初動がなくなり、日本開催ということもあって早期にアメリカブートキャンプスケジュールを組み、低Ping環境で練習を行うことが難しい札幌チャンピオンシップはややに変則的な状況でもある。
むしろに早期ブートキャンプを組めるサポート体制の整ったチームならば、アメリカ開催のが分かりやすくというか……練習はしやすいのかもしれないなんてことも思ったり。
どのような成績推移を見せるのか、楽しみに観戦したい。


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