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傷ついた翼か、水を得た魚か。1月8日A:C世界スクリム書きなぐり。Apex机上の卓論。

split切り替えは、悪戯な天変地異。

1月8日、ついに適応されたsplit切り替えUPD。
事前に記載されていた部分であり、そこから予想していた変化と……予想だにしなかった性能と。
記載外、そして大きくに変わった……適当下で行われた世界スクリム。
A:C、そのゲーム内容を書きなぐり。

記載外として、金ノックダウンシールドの復活。
これを戻すことが前提としていたような記載があり、それに向けた調整が行われるであろう……と思われていた部分だ。
前回もサイレントで突然(BLGSAmericasRFの直前に!)消滅したのだが、今回もサイレントで戻ってきた。
ユーザビリティの向上、コミュニケーションの秘訣はほうれん草を食べることだ。
しっかりと声に出して、確認をすることで事故も減る。
パッチノートに記載しろ。いいか?全ての変更点をだ。

その他記載外で、MAP変更等が行われているようだが詳細な部分は確認できていないので省略。

新Ver初回1stを獲得したのは、Moist。

このリザルトを形作ったのは、ネメシスの強化とミラージュ……予想を上回ったスーパーヒーローの影響と。
ストレイフの修正(消滅ではない)により、天使たちの翼が傷ついてしまったことだろう。

ネメシスを持てるトップコントローラープレイヤー。

これまでの世界スクリム、BLGSロビーではネメシスやヘムロック(これに関しては弱体化が大きいか)より、よりダメージ効率の高いロング武器。
トリプルテイクや、スナイパー武器といった選択が目立っていた。
それはEvanやKoyfulといったトップコントローラープレイヤーであっても例外ではなく、序中盤にかけてはそちらを選択する動きも。

そこに訪れたのがネメシス(とG7)、アクセラレーターという東京マルイのHOPUPだ。

後述するミラージュの採用も相まって、ネメシスが復権する後押しに。
アーマー進化ポイントが、ダメージx1.5倍。
元よりそのスキルが非常に高いプレイヤーたちが、ロビーの、メタゲームの事情により振るうことができなかったその技術を、また思う存分に叩きつけることができるようになった。

ネメシス(orG7)、EVA-8がデフォルトになったEvan。
その圧倒的なAIMパワーを再び振るう。

当然のことながら、序盤のぶつかり合いでは非常に脅威。
青アーマーである序盤の衝突ならば1秒そこらでワンダウン、数的優位へ単独で運んでしまう。
その影響もあってか、Ver切り替えの試行錯誤もあってか。
序盤から、アグレッシブにスペースを攻略する動きも目立った。
しかしにこれは、ネメシスを所持していれば旧Verでも行えた動きであることを忘れてはいけないだろう。
これを加速……肯定させていったのは、ミラージュというレジェンドの採用だ。

マッチョ+ミラージュのトリプルサポート構成。

前日のパッチノート予想更新で書きなぐったが、A:Cのスクリムで猛威を振るったのは新構成。
Lv2で全ての技能免許を所持できるようになったミラージュをマッチョに加えた、マッチョミラージュだ。

TSM、Moist、Falconのマッチョミラージュ簡易図。
同じ構成だが、3チームともにその意識はややに違うものとなっている。
同じ色にしたせいで分かりづらいし、そもそもまだ始まったばかりだし、どうなるのかは謎。

簡単にまとめてしまえば、ミラージュはバンガロール。
一人にしてもいいレジェンドルールが適応される、自由を持てるレジェンドだ。
かつてのレイス、ホライゾン、ブラッドハウンド。
今ではバンガロールが減り、ジブラルタルだけになっていたこの枠に、ミラージュが飛び込んだ。
マッチョ構成で悩みのタネではあった、ジブラルタルしか自由を持てない問題。
一時にパスファインダーがやや前目にでることで、それを成し遂げようとしたシーンはあったが……安定感には欠けていた。
ミラージュプレイヤーに自由が与えられたことで、その自由をどう変換するかという選択肢が生まれている。

ミラージュとなったZer0は、バンガロール時代のようにお散歩(展開)をややに開始。
ケアパッケージを一人で開けに行ったり、離れた位置へ動くことが増えた。
ULTで戻れる。
デコイを前に置き、前面にいるぞとプレイヤーをかけているような。
飛車のような使い方をしているようなシーンも。
これにより広くエリアを抑えている……?考えすぎ?
でもZer0なら……?

ジブラルタルも自由に動くことはできたが、ファイトのスイッチとなるドームを握っている。
離れた位置で安全確保のためにそれを使ってしまえば、リソース不足で不利なファイトとなってしまうリスクがあった。
その都合上、ややに展開の自由度……ジブラルタルが行えはするものの、それを自重する流れとなっていたマッチョ構成。
広くエリアを確保する事が難しくなり、中が固まったりとマッチョメタゲームを作った流れの要因でもあった部分。
マッチョ+1枠にバンガロールを採用すればカバーはできたが、バンガロールでは調査ビーコンも、リングコンソールも触ることはできない。
それを可能にするミラージュが入ることで、継続するマッチョメタゲームでも中序盤の流れは変わっていくのかもしれない。

ドームに合わせ、ミラージュKoyfulが先頭で飛び込むMoist。
TSMもEvanのミラージュUltに合わせ、3人で飛び込むファイトスタートがよく見られた。
バンガロール時代、スモークに合わせ飛び込んでいたそれと同じ光景ではある。
カバーがない状況でも、一人で飛び込むのがミラージュKoyful。
アルティメットがある状況であれば、強気に出ることができる。
そしてそのCTは……非常に短い。

この自由度、それは当然アルティメットのデコイパーティーもあるが……。
一番に大きいと感じたのは、回復時の透明化だ。
単独展開時、それ以外のタイミングでカバーがない場合であったり、先頭でぶつかった時であったり。
セル、バッテリーを使えば透明化するミラージュは低リスクで安全なポジションへ向かう事ができるし、そのままに前進することもできる。
フェニックスキットもミラージュにとっては「10秒透明化して動きながら全回復」というとんでもないチートアイテムに早変わり。
これは想像だにしていなかった、恐ろしい部分である。

耐え下がり、省スペースに噛みあってしまう復帰性能。

これだけでも十分な性能、予想していなかった実戦レベルを感じさせるミラージュだが……彼はそれだけではない。
マッチョ特有の省スペース、コンパクトなエリアからのファイトに刺さる……支える性能を持っている。
アルティメットのパーティーは勿論にして、ミラージュは味方復活時に透明化する。
そしてサポートレジェンドであるため、体力のリジェネも付く……シールドセルを一つ巻けば、同じサポートレジェンドであるマッチョ2人は即座に再戦闘が可能だ。
サポートレジェンドだということがデメリット、採用を妨げる壁になると考えていた私は本当に愚か者である。

サポートレジェンドだからこそ、ミラージュはかみ合った。
驚異のトリプル復帰性能タカタカレジェンド、ファイトのゾンビ性能はすさまじく高い。
そこに金ノックダウンが復活しているのが、今のApexだ。
やっぱり蘇生の達人がダメだったんだよこれ!
金ノックダウンの優先度、2番目はミラージュでもおかしくない。

透明化でニューキャッスルEmteeを起こすKoyful。
3PT、最終的にFalconも介入した連続ファイトを退け安置内へ入ることに成功したMoist。
そのままこの試合でchampionを獲得する。
マッチョミラージュ、象徴的な一戦となった。
前へ出て、引いて耐え、再び前へ出て打開する。
LIQUIDも得意としていたその方法、ミラージュMoistVerだ。
なんとこの試合残り3部隊で4000ダメージを稼いだKoyful。
これがミラージュの力なのか……?

確かに盤面へ影響を与えるアルティメット、スキルを持たないのがミラージュだ。
しかし、そのデコイパーティーはファイトのキッカケ、直接的なファイトリソースには繋がっている。
ファイトに勝つ、フィジカルで破壊し外から入る……かつてのシアホラ、バンガブラハのような……その条件は持っているのかもしれない。
ファイトの肯定力が失われて久しい競技ロビー、再びに外ムーブが脚光を浴び、結果を残すのだろうか?

当然調査ビーコンとリングコンソール、両方へアクセスできることはムーブを有利に、ストレスフリーに運べていた。
Zer0に代表される優秀なIGLが、それを使えることは非常に大きいだろう。

ストレイフ修正、羽に傷を負ったCR。

ミラージュの調整は面白いものを予感させたが、今回のUPDは喜ばしいものだけではない。
タップストレイフの修正だ。
それによりミラージュチームがファイトを優位に運べたであろうことは想像するまでもなく、仮にストレイフがそのままであったとして同じリザルトになったとは思えない。

特にAPACN、3MnKであるCrazyRaccoonはその変更に大きく影響を受ける。
200ping、時にそれ以上という不利を受けながら戦い続けていたのが(APACNチームだけではないが、APACNはいつもそうだった!)CR。
世界スクリムでは上位、UPD前は何度も1位を獲得していたチーム。

8kill16ptの17位。
悲しいまでに、大きく成績を落としてしまった。

決して、ストレイフが無くなった訳ではない。
プレイをして確かめた訳ではないし、そもそもにKR勢や日本のトッププレイヤーのごとくなキャラクターコントロールでストレイフは使えない私の使用感覚(一応MnKプレイヤーだが)なんて、プレイしたところで参考外だ。
無くなった訳ではないが、その角度やスピード……大きく自由度は落ち、もっさりとしたものに。
あのApex星人Sangjoonであって、まるで私のようなストレイフしか出せなくなった。

大空を自由に羽ばたいていた、その姿はまるでなく。
あるのは200pingの中、理不尽に落とされ苦しむファイト。

今までならば曲がれた角度でも、90度程度しかつけることができないのだろうか。
努力で体に染みつけたAIM位置からズレた角度を、マウスで修正するシーンは目立った。
Sangjoonのプレイで、このような修正を見ることは滅多にない……気がする。
恐らくは壁ジャンストレイフ……?でグレネードを避けようとジャンプしたJusnaだったが不発。
グレネードで2ダウンしてしまう。
Jusnaだぞ。あのJusnaなんだぞ。
そこから仕掛けてきたDFに、2枚で立ち向かうCR。
ここから勝つのが、CRのドームファイト。
正直今までだったら……とは思う。
しかしストレイフの仕様変更。
本来ならばドーム内にストレイフで戻る、斜めの動き。
この動きが行えず、ドーム内へ戻ることができなかった……のではないかと思う。
ドーム内へ戻れず、ダウン。
積み上げてきたドームファイトの技術が……。

許されて、許されていいのかよ。
こんなことが許されていいのかよ。
俺泣きそうだよ。

私は韓国語がわからない、わからないが彼らのもどかしい気持ちは伝わった。
それでも決して捨てることなく、続けた試合では200Pingのラグショット。
気持ちは……その気持ちを量り知ることはできない。
そしてこの修正に関しても、その感想を多くに語ることはしない。
APACNチーム、そのプレイヤーはストレイフを武器として……一線級以上のスキルを持ったプレイヤーが、スタープレイヤーが多い。

ただし、それだけではない。
彼らはこのような変更があっても、決して負けることはないはずだ。
こんな変更くらい、軽く乗り越えてトロフィーを勝ち取ってくれる。
まあこれで勝てると思っているならば、ちゃんちゃらおかしい話だ。
舐めてもらっては困る。

でもあと20日しかねえってどういうことだよ!!!!!!!さっさとしとけ!!!!!!!それかパッチノートだけ先出しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

様々なバグもある最後に。

安置バグ。
最終安置に近づくにつれ、ゾーン外が表示されなくなりそのまま進行するバグ。
ゲームとしてかなり致命的な、大きいバグなのだがそれは直っていない。
むしろに悪化した、発生率が上がった気すらする。
他にコントローラープレイヤーの設定がリセットされたり、一部設定が使えなかったりと新たなバグも発生しているらしい。

それはさておき。

ミラージュ構成は新たな選択肢を増やした。
他にもオルター、ローバといった修正レジェンドの投入もある。
RIGはヴァルキリーを採用し、ランパートニューキャッスルの構成を持ち込んでいた。

ヴァルキリージャンプにも光。
飛び込むことで、ポジションを獲得できるか?

マッチョミラージュで中が空く、今でも三円時にやや外を回って入ってくるTSMが楽にポジションを作れていた様に、その部分はスカスカだ。
これがスクリムの経過、本番でどうなるのかはわからないが、もしかすればガン刺さりする可能性もある。
また新たな構成が出てくる、マッチョミラージュでゲームの進行が大きく変わる可能性もあり、これからもスクリムからは目が離せない。

APACN WIN。

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