プレイオフドイツ初日書きなぐり速報

想定外と、想定内のロビーで荒れるメタゲーム

ついに開幕したプレイオフ。
ランドマーク間違いといううっかりエラー、時たま止まる試合を繰り返しながら1時間以上の遅れという案の定。
しかしに、一番案の定ではなかったのはロビー構成だ。
早速に、その全マッチを振り返る速報更新。

A:B クリプトワットソンから入る固いスタート……まずい!

オープニングのワールズエッジ。優勝候補たるFalcon、NotMoist、我らがFNATIC等強豪ひしめくグループ。
入りは意外にも固く、8チームがワットソンを採用。クリプトは15チームが取り入れる等スクリム序盤から中盤にかけての流れを色濃く出すロビー。
この部分は想定外というよりも、クリプトバンガロール、ワットソンorヒューズという構成でのスクリム成績、チームとしての手ごたえがどうだったかという部分に対するリアクションが大きいように感じた。
クリプトワットソンorヒューズの構成を用いる利点は、仮にロビーがどのような結果になったとしてもそれなりにこなすことができる点にある。
以前も述べたように、クリプトワットソンは何でもできる万能構成であり、外から動くならばクリプトヒューズは、仮にワットソンで溢れるロビーになったとしても対応ができる。
問題があるならば、真にニューキャッスルが対クリプトにおいて優秀だという確信があった際だが……。

青が中、緑が中端、赤が外

やや硬さもほぐれた第三試合。モニュメント安置を書きなぐる。
この試合はまさに、ABのやりたいことが各チームバラバラな現状を表している象徴的なゲームだった。

最終円の予想がこの位置だったこともあるだろう、広くエリアを取り、西方向へプレッシャーをかけることでエリアコントロールを図っているFNATIC。
同じくAPACNのE36も、エリアは広くないながらも西方向へのプレッシャーで同調しているのがわかる。
これではNotMoist、FAKIDS(passionUAの代理出場)ともに外チームはファイトを仕掛け、中へ入っていくことができない。
しかしに、Naviにせき止めらていた(Naviはせき止めたいわけではなく、彼らも動きたい)EXLAZERの移動経路。調査キャンプからバルーンで飛び込んだ彼らのスペースに注目をしたい。
このエリアへ、どのチームもプレッシャーをかけていないのだ。
中端で構えるチームが足りていないのである。

飛び込みが叶うロビー
力で活路を切り開けるロビー

途端に修正を行うFNATIC。
EXLAZER方面へ2枚を当て、NotMoist方向へ1枚に切り替える。
仮にこのロビーがFNATICやE36のような、エリアを主張し中端で捉えることを望む中端チームが多い状況であればEXLAZERはこの動きが叶わないだろう。
これはどの試合にも言え、EXLAZERが好成績を残した一つの理由。
彼らはロビー状況がチグハグな隙間のオープンスペースを突き、中や外から飛び込みニューキャッスルワットソンで耐える。その強引な移動を叶えるためのパスファインダーだ。ファイトで道を切り開くアクションをすることは殆どにない。
その後のカオスでキルポイントを拾い、ポイントを大量に獲得することに成功した。NaviやNRGもそこまで飛び込むことはないものの、コンセプトは同じだ。
NotMoistにも同じことが言え、FNATICがロックを外さなければFAKIDSと共に安置収縮でE36とFNATICにより部隊は壊滅に追い込まれる定めだった。
それがFNATICによるロックが外れたことで、FAKIDSとE36を倒せば安置内へ入れる状況になっている。
それも生半可なことではなく、FNATICによって時間が遅れたためにこの試合ではE36に倒されてしまうが、彼らはそれができるチーム。
スクリムでの結果を見れば、それは明らかだ。
よってNotMoistやSSG、allianceやE36は力で全てを破壊でき、それが上位へ繋がる(詰まない)。
EXLZERやNAVIは仕掛けずに飛び込むことで詰まない。NRGはそのカオスの被害を受けないポジション(NewJRC的な)で構えることで、ポイントを稼いでいく。

これに被害を受けたのはFNATICと、Falconだ。
想定していたチームの動きがズレていくことで、マッチプラン上正しいはずだったポジションが正しくなくなったり、対処するチームやそのためのリスクがズレていく。
そこへの対応に苦しんだのがFalconで、結果ポイントを伸ばせなかったと考えている。

どうしてこうなった?

どこぞのリージョンが総じてスクリムでイキって、本番でチキった。
APACNじゃないぞ。APACNは至って真面目だ。大きくムーブを変えたチームはほぼ存在しない
恐らくにNotMoistや、E36、SSGやallianceといったチームを相手にして、もう少しやれるだろうという気持ちがあったチームが心をやられてしまった。
そう、スクリムの終盤はやれていたし。
スクリムの終盤急激に調子を上げたE36も同じく、クリプトワットソンが数を減らした結果、クリプトファイトを押し付けていたSSGやNotMoistはそこまで圧倒的なファイトバリューを振りかざすことができなくなった。
それでも強力ではあったが、ガッチャンスイングファイトにはどうしてもクリプトでズレてしまう。そこを突かれて負けるシーンもあったのだ。

それはクリプトワットソンが数を減らしたロビーで、クリプトワットソンではないチーム(FNATICやFalcon等)が積極的にプレッシャーをかけた結果追い込まれたNotMoistを相手にしていたから……なんだが……。

EXLAZER、NRG、NAVIのポジションへ仕掛けたくても、中が詰まりすぎていて動けない。
心を折られたチームが中へ急ぐことで、中は詰まっていく。

ストームポイントでもそれは変わらない。
中端からNotMoistへプレッシャーをかけるFalconの西南方面。
しかしに東側はノープレッシャーであり、Naviはすんなりと安置の中へ入ることができる。
FNATICはNRGかLGのポジションを狙っていたが、初期移動で先んじられてしまいギチギチの中へ閉じ込められてしまった。仮にFNATICがそこへ入れていれば、話は大きく変わったターニングポイントだろう。

この後FalconはSSGと挟まれ壊滅(その空いたポジションをSTRIDERZに奪われSSGも壊滅)してしまう。
Zer0やHalは恐らくブチギレだ。
ただまあ、ここで来るのがSSGだ。微笑ましいNAリージョンのワンシーンである。

結果、その隙間を見事についたチームと、そのメタゲームで抜群に強かったチームが上位成績を残した。
EXLAZER、NRG、NAVIの判断はとても光る。うまくメタゲームを刺しに行った。

気になるチームと、APACNグループAチームの所感

・NotMoist
このままクリプトロビーなら優勝。
そらそうよ。
マッチョバンガロールの仕上がりがスクリム以上にとんでもない。
アベンジャーズ。

・Falcon
ロビーの被害者。
ただそんな中でも大コケは回避(彼らにとっては十分大コケかもしれないが)をするのがBestIGLZer0たる所以。

優勝候補に疑いはなく、取り返すだろうとは思ったが案の定。

・E36
クリプトワットソンが数を減らしていく中、クリプトワットソンを用いた外ファイトがハマりはじめスクリム終盤では好成績を残したE36。安定感には欠けたものの、力でこじ開けることでチャンピオンを獲得。
想定より中が詰まってしまい、内側で構えた際に苦戦する(APACNRFと同じ)シーンはあったがやはりプロリーグ後半の成績は伊達ではない。
winners進出は固いのではないかと期待。

・FNATIC
ロビーの被害者。今頃すごい愚痴っているんじゃないか。それじゃそうなるだろ!ってLykq先生が渋い顔で叫んでいそう。
そんな中でもアベレージは獲得できており、大コケを回避できているのはFalconと同じく高水準の証。
エリアを広く抑えに行く切り替え、チャンピオンを獲得するためにギリギリまで割り切らずトライをするシーン。
恐らくこんなロビーもうないから、彼らは大丈夫だ。大きく変えることなく進んでほしい。

・HAO
ニューキャッスルカタリスト構成のStormpointでFAKIDSに仕掛けられ壊滅したシーン等、もう少しエリアを広げていきたいのかなというイメージなのでロビーに苦しんだ印象。
1試合で30p以上を獲得できなければ、何かを変える必要があると考えているので……次戦へ向けて、何か動きは必要かもしれない。
ただしこのロビーでコケたことは、若干に痛いか……。SP1よりのスタイルチェンジのトライを貫いたが、SP1のスタイルが効果的だったとは……どうしても考えてしまう。これはまさに結果論であり、致し方ない。

C:D これまたクリプトロビーだが、様相は違う

次なるマッチ、A:Bの影響を受けたかは分からない部分だが、こちらも多くがクリプトが多い選択。
16チームがクリプト、13チームがワットソンというこれまた固いロビー。
しかし、この部分はある種想定の範囲内だ。C:Dはこうなるであろうという予想はあった。
それはFURIA、FENNELのパスニューキャッスルクリプトチームの存在。このチームが大きく変えることは想像できないし、その必要もないと考えていた。
ムーブ面も破壊者NotMoist等の圧倒的なファイトバリューを振りかざすチームがおらず、ゲームによって大きくムーブを変更するチームも少なかった(LouとMia.Kくらい)ためにスクリム再現性の高いロビーだったように思う。

つまりに注目だったのは、ニューキャッスルがクリプト単体へのメタとして成立するのか(ヒューズクリプトのプッシュではなく)であり、NewJRCが本番ではどうか?という二つの部分だ。

ニューキャッスルはクリプトへのアンチピックか?

ニューキャッスルが増えるにつれ、初手否定派だった私もその能力へ向き合う必要に迫られた。
確実に落ちる対ワットソンチームへの攻撃力。安置内の厳しいポジションで初手から耐久を行うことへの逆風。
A:Bにおいてもニューキャッスル単体ではなく、ワットソンを組み合わせることで限界ポジション耐久力を増し攻撃力を更にオミット。ファイトを仕掛けるのではなく、受ける側へ切り替えるチームが増えていたこと。そしてそのチームがご褒美を得たことから気にはなっていた部分だ。
そもそもにBLEEDの始まりはカタリストと組み合わせることにより、攻撃能力を確保したままにオマケで限界耐久もできるというものだったのだ。

それを考えるうちに見つけ出したのは、ワンピックがキッカケのファイトでそれを防ぐ移動能力。2枚プッシュに対するカウンターパワーだった。これはnoteや動画で書きなぐった部分である。
果たしてそれが本当にそうなのか?という所を楽しみに見ていた。
C:Dのマッチを見た結果、ニューキャッスルはクリプト単体へのアンチピックではなさそうだ。
クリプトヒューズチームのプッシュに対してのアンチピックではないか。
BLEED、GG、Noez。クリプトワットソンチームに対してニューキャッスルによって有効に立ち回れていたとはとても思えない。
確かにGGはWE/SPでチャンピオンを獲得、BLEEDもSPにてチャンピオンを獲得したがそれはカタリストのウォールによる力が大きい。
ニューキャッスルのウォールは終盤非常に有効だが、それは決してクリプトを相手にしているからではなくそもそもに有効なのであって相手は関係ない。

対TSMやNotMoistのようなプッシュには有効だが、そもそもにニューキャッスルが優秀なのであって、カタリストを選ぶ理由になれるという所もあり、そこへ目を向けたことが評価されるべきなのは間違いない。
クリプトへのアンチピック!メタ!と言われてしまうとまた端折りすぎワードになりそうだ。


気になったチームと、APACNグループC所感

・FURIA
パスファインダーバンガロールクリプト構成で大暴れ。
ImMadnessのバイブスかどうか、チャンピオンポジションからうっかり最後に取りこぼしてしまうお茶目なかわいい部分もあり、TSMを不幸に貶めながら2位を狙うKeonだったりとまさに見どころ抜群。RIDDLEとツリーではしゃいだ彼ら、何か共通点を感じてしまう。
優勝候補かと言われれば難しい部分だが、スクリムの成績そのまま上位に入るに十分なゲームを見せつけた。

・Gaimin Gladiators
こちらもスクリムで上位成績を安定して残していたチーム。
光るのはバイブスでイケイケからうっかりがあるFURIAや、Evanが孤立したり、そこへZapがワンテンポ遅れカバーアングルを作りに行って孤立したりとバグりやすいTSM(そしてRepsが「hey……bro……」と小声で呟く)とは違い終盤での安定力。特にリソースを切るタイミングが素晴らしく、終盤で間違うことがない所。
火力安置でのキャッスルウォールから、カタリストウォールをTSMとlegendの分断に用いた部分などは特に素晴らしく、ファイトも狂うシーンが少ない。上位だろうな。

・REJECT jp(NewJ)
スクリムでは抜群の成績とはいえず、そのムーブに若干の不安も感じていたチーム。
しかしにプロリーグからスクリムではテストの側面が大きく、そんなに目立ってはいなかった彼らでもあり本番が注目だった。
そのゲーム内容はまさにC9とずっ友ポジション。ワールズエッジの2試合は見事なゲームを見せつけてくれた。

この後惜しくも安置の読み間違い(火力側へ移動した)でこのポジションからは離れてしまうが、家長ここにありというポジションはしっかりと果たせている。安置読みとそこからのポジションが生命線であるために、そこを外してしまったが故の成績不振は致し方がないだろう。
しかしそれを置いても、外れてしまった際や入れなかった際のリカバリーが厳しい。
次の火力安置で南側の家から移動した際であったり、ストームポイントでチェックポイントへ置いて行かれてしまった際であったり、どうしてもそこからのポイントメイクという部分(APACNではまだ許されていた)は作ることができなかった。
まさしくデッドオアアライブ、初手の移動と安置読みに全てが掛かっているといってもいいチーム。そこを当てた際は素晴らしいが、その状況はプロリーグより厳しくなっている。ガルシアアインの二人は、家長をフォローしそこから道を切り開くことができるか。

・NTH
大きな迷路にハマりかけている。
基本的に中端を見ている動きをパスファインダーニューキャッスルバンガロールで行うのがストームポイントで、ワールズエッジではワトクリバンガ。
周囲に突発的な動きをしてくるチームが多く(どことは言わんがレイスのチームだったりな!)、戸惑っている間にテンポロス、移動タイミングやファイトタイミングを失っている。
ファイトもズレてしまっている部分が目立つので、対応は急務だろう。
ここで終わる彼らではないはずだ。

B:D 試行錯誤が続くロビーをあざ笑うチーム

各1マッチを終えた後の両グループのゲーム。
相変わらずクリプトは多いものの、この状況であれば致し方なし。

状況としては、各チーム後出しじゃんけんが有利とみたか。
BLEEDはNotMoistの突進を受け止め、広くエリアを持っていたFaZeはFENNELを止めることなく縮小。
liquid、Noezは飛び込み内側へ入り(ファイトではなく)、C9は動いたFaZeに影響され強く出れず、allianceも労せずして安置内へ。
その飛び込んだポジションへ(Exoと小競り合いをしていたタイミングで)EXLAZERも飛び込み、Noezから奪い取っている。
後出しじゃんけんが有利だと見た中端が混雑していく中、それをあざ笑うかのように上位を安定させたのがまたもやEXLAZERだ。

第三円を把握するか、予測によってそのポジションへ入る。
所謂三円読み中入りを上手く成功させNewJポジション(ポジションファイトの発生しない、護身完成な位置)へ入っている。
三円をコンソールで読めない近い位置だった際の安置予想能力が非常に素晴らしく、そのポジション判断も優れている印象だ。
近年あまり成功していた印象はなく、スクリムなどでは通用しても本戦では潰される傾向にあったこの動き。
それが成功すると見たのは、やはり固まり切っていないメタゲームか。

シア構成から始まり、クリプトワットソンorヒューズ、終盤まで各チームが様々な構成やムーブをテスト。
コンセプトが固まり切らないチームが多かったスクリムであり、本戦の立ち上がりもそのようなものだった。
このポジションに対し、どう出ればいいかの判断があやふやだったように思う。

EXLAZERのポジションへ対し、どのチームもそもそもに仕掛けることがない。
何度かBLEEDやFalcon、VK等はいくかもしれないそぶりを見せていたが、ついぞEXLAZERはノープレッシャーのままゲームを進めることに成功。
飛び込めるロビー状況もあり、無理にこの位置へ仕掛けなくともいいということから上空をとびこえていくチームを見ながらEXLAZERは「まだだ、まだ笑うな」という気持ちだっただろう。
結果的に安置がBLEED方面へ寄り壊滅してしまうが、まさに今のロビーを象徴している(それEXLAZERがこじ開けられないことも含めて)ゲームだったように感じた。

気になったチームと、APACNのBとCグループ所感

・Falcon
細かく修正中。広く抑えられるタイミングでは広く抑えたり、外から回ったり、中端で構えたり。でも飛び込みはしない。
そもそものポジションと移動経路、その判断が最初から外れていなかった分あとはHalとGenがしっかりかみ合えばそりゃ強い。まだまだこれから。

・E-Xolos LAZER
正直A:Bのロビーだけだろと思っていた。まさに現ロビーの支配者。
ワールズエッジだけではなく、ストームポイントでも光る安置予測とポジション判断。初手で整え、機が熟すのをじっと待ち、それを逃さない徳川家康スタイル。
彼らに対して各チームがどう出るかという部分がハッキリするのは未だ遠い気がするが、恐らくに天敵はSSGと同じくエリアコントロールとスイングファイト。

・FaZe
動きを修正。この組み合わせのNRGに。
広くエリアを抑えたいエリアコントロール派閥の彼らだが、少しそれを狭めている。行ける時には広く抑え、状況ではそれをしない流石の調節能力。

・TSM
やっぱりどこか終盤に向けてのエラーは抱えたまま、ファイトもズレがあり万全とは言えない。基礎能力が高いことで誤魔化せてはいるが、ビッグゲームを数多く逃した印象。

・FENNEL
RIDDLEborderを失ったAPACN、今回のボーダー枠はFENNELか。
期待を多分に含む感想として、多少の運が無かった部分を感じる。巻き込まれ事故が多数。
恐らくにやっていることは間違っていない(同じようなFURIAが好成績だった)ことと、ランドマークがトライデントとかいう〇そランドマークだったことの影響も大きいだろう。
ボーダーではなく、余裕のwinnersを期待したい。きっとそれができるチームだ。判断が間違っていたという印象はなく、多少のズレはあったにしろファイトの部分ではやはり完成度が高いぞ!

・NOEZ
個人的に優勝争いを熱望していたスペシャルな三人。スクリムで何かが固まったとは言い難く、試行錯誤が続いているのは中へ外へ切り替えたゲーム内容からも明らかだろうか。
不安なのは、その部分を何かの核心でトライとして変更できているかだ。暗中模索であったならば、少し苦しい。
飛び込めるロビーであったため、飛び込むこと自体がミスだったとは思わない。リングコンソールが無いなどの不幸もあったとはいえ……。
これが彼らに相応しい成績だとは、とても思えないからな!
腹をくくったファイトではやはり輝きを放つ。大幅な修正は急務だが……。

・STRIDERZ
A:Bではスクリムより動きを切り替え、B:Dでは戻している。
スクリムでFalconとぶつかりまくっていたが、B:Dでは同じくワールズエッジでFalconと当たり続けることに。
テストを続けていたコースティックinなど数々のトライは目に見えているが、結果には繋がらなかった。
彼らが得意としている動きがこなせていないことは、HAOの苦戦と繋がっている部分がある。APACN RFの時点であの内部破壊はAPACNだからこそかなとは書いていたが、本当にそうなってしまうと少し悲しい。
しかしに、HAOやSTRIDERZがこのまま終わるとは思っていないぞ!

・GHS
彼らの苦戦要因はNewJRCと同じく、早期に中へ入れなかった部分のリカバーだ。
これはプロリーグより(ANAYAがいた頃)抱え続けているエラーで、その頃よりどうしても正面戦力が落ちてしまった今そのリカバーは更に難しくなり、ポジションへ入れた際のプレッシャーパワーも落ちてしまっている。

そんな中でもDiffプラスなモンスターの名前は4rufa。
いや、本当にとんでもねえよ。
どうしてもバンガフラッガー1tappyのスタッツは落ちてしまっているが(全体的にバンガプレイヤーのDiffは落ち込み傾向、Zer0やWxltzyとて同じ)、それでもそのスキルは輝きを失ってはいないぞ!

初日個人DMGDIFF簡易まとめ

TOP DMG DIFF

NotMOISTが全員+2500over。
やはりスペシャルなEvanとNoc。ここへ入り込むMnKReps。
いかにノープレッシャーだったかがわかるEXLEZERが続く。
TSMはZapも+2100であり、APACNのRFでCR(旧RC)がたたき出したスコアと同じく本来ならばもっと勝てていないとおかしい数値ではある。
全体としては、MnKプレイヤーの苦戦が目立つ傾向。
近中距離のワンピックファイトの影響だろう。

今日も眠れないぜALGS

さあ、ウォーミングアップは十分だろう。
世界に見せつけてくれAPACN!行けるぜ!

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