このnoteFNATICのことしか書かないじゃんな世界スクリム三日目簡易書きなぐり Apex机上の卓論

あくまでまだ途中だよねっていう前書き雑談

日常風景となりつつあるVAGの無限復帰。
まさかの助っ人もあったFFLの6試合。全てが1MAPで行われる変則開催で、それでも最近E地区ばかり見ている(世界スクリム等もE地区あたりで力尽きて寝て、見直しで再度見る)私としては何かその、そろそろにそんなにプレイをしていないMAPであるのに遊べそうな気が。

マッチョYMCA、バンガロールin。様々な試みはあれど、その思惑は薄々に感じ取れる様にはなってきたと思う。
現状競技シーンロビーにおいては(ランクマッチ等の事情は別として)マッチョへのアンチピックとしては力不足感のあるマッドマギーを投入し、中途半端な自由度で動かすよりは、実績のあり自由度が高いバンガロールを担わせることでプレイヤーバリューを最大限にまで引き出そうという狙い。
allianceはeffect、APACNではXFACTORZのinkyaであったり、ファイトの軸たるプレイヤーの性能を引き出すそれは効果的だ。
このロビーに対しての対策、アンチピックという働きはないが純粋にチームパワーを引き上げることで成績を上向かせようというそれで、メタゲームの対応へは時間BETせず、積み上げてきたものを更に積み上げることで解決を試みる。だからこそのallianceであるが、果たしてこの先に何を選ぶのか。
マッチョYMCA構成で前に出るパスファインダー、情報を入手する力は基本的にモチョモチョする時間の多い他マッチョに比べ非常に高い。かつてブラッドハウンドをフラッガーIGLが好んだように、そのポジションと情報処理を自らで担いたいIGLがそのポジションを求めるのは当然の流れか。
TSMにおいてEvanが実質的なIGLのようなコールを行っていたことに対して、Zapにパスファインダーを受け渡しRepsとジブラルタルを交換。

これはFNATICがメルトステラにジブラルタルを渡しているのと同じような雰囲気で、使い勝手は違うがバンガロールとしての枠。
同じく非IGLクリプトでのゲームを円滑にこなしたTSMとFNATIC。そしてその試みも似てはいる。違いは前目でこなすことを好むZapと、アンカーへガッチリとついたLykqの差。両者ともにトラッキング技術の高いコントローラープレイヤーであることも加味すると、この2チームを追いかけ比較することが継続して面白いことに間違いはないだろう。

あくまで始まってまだ3日であり、CSまでは十分に日があり……スプリット切り替えによるメタゲームが神の手で動く審判の日もある。
Halが現状のゲームに対して苦言をいつものように呈し、albが同じくゲーマーな立場としての苦言を呈している所がなんともまあ、やっぱり根っこが同じだよねとなる微笑ましい光景も。

英語ブロンズによる意訳たっぷり翻訳
「Apexくんさあ今までランククソでも競技ロビーはマシだったからまあよかった?よくはねえか。今回の変更は競技もクソ。仕様ガチャに振り回され笑われるピエロにすんなよ。こんなんじゃ皆やめてくで」

Halのスタンスというか基本的なそれは、メタゲームを神の手によって大きく動かされたり、積み重ねがないものを短い時間で強要されたり、大きなランダム性に直面させられるのを嫌う雰囲気がある。
メタゲームはプレイヤーの手で流動性を持つべきだし、理論とアイディアで努力を積み重ねたものを発揮する場が競技であるべきだし、それに備えるための情報は全て提示されるべきだというそれだ。
現状のVer仕様に対しての不満、自らが結果を残せないことに対する気持ちもまああるだろう。そりゃ人間だもの。
それでも彼が持っているこの基本的なスタンスは、大きくブレることはない……とは思っている。勝手に。

そして大抵というか、ほぼ全てで私はこのスタンスに同意だ。
違うのは、その"ピエロ"をみて楽しむ側が私で、踊るのが彼らだというだけ。
その違いはあまりにも大きく、理解をする必要はある。
実績を残してから言え論パンチは様々なシーンでよく目にするが、この部分はまさにそれが当てはまるだろう。視聴者である私に、想像こそできるが理解することは難しい。

強すぎてたまりません!FNATIC優勝まったなし!

三日目の世界スクリム、それを制したのはFNATIC。
クリプトInから離れ、マッチョYMCAを手にした彼らが素晴らしい成績を残した。
なんかその、FNATICのことしか書いていない気はするが……1位を取ったチームを中心に書こうと決めたので……1位をもう2回も取っているFNATICが凄いだけだ。

ジェネレーターで遊ぼう!
FNATICはVCの雰囲気から、全員が不調であることはまあその、凄い心配。
YukaFは操作がガバるシーン、Lykqはいつもより言葉にラグがあったり、メルトステラはやっぱり眠れていないのかバイブスが上がり切らない。
その、なんとか……体には気を付けて。

特筆すべきは、メルトステラの活躍だろう。
彼が優れたプレイヤーであることに異議を唱える人もいたかもしれない。satukiとのチェンジ、それをこなせるのかという点に関しては、その様な意見が多く見られたことも。
旧FNC時代、Y3においては優秀ではあるが特段優れたプレイヤーかという部分に対してはハッキリと……そうだと言えるような感想は、正直に持っていなかった。
Apexから離れ、別タイトルへの移行を考えていると漏らした時の彼を覚えている。確かにApexでも優れたプレイヤーだが、恐らくに……Apexを愛している自分にとっては悲しいことでも、メルトステラのプレイヤーキャリアを考えるならばそちらが向いているのではと思ったのが正直な記憶だ。
彼ならばその方面で、確実に成果を残せるだろうと。

しかしにそれは全て間違いであった。
メルトステラは、YukaFやSangjoonといったAPACNでトップ……世界でトップを争うMnKプレイヤーであるということに、今や異論はない。
Apexシーンにいなくてはならない、スタープレイヤーだ。

FNATICの注目点として、(今日は)配置に対する完成度をあげたい。
特にストームポイントのそれは最早芸術的ともいえ、細かくイメージのズレを許さないYukaFの修正と、そこへ阿吽の呼吸で追従する(本当にシームレスでラグが少ない)メルトステラにLykq。
この構成を用いて、このチームで既に数か月を積み重ねたのではないかというそれが、そこにはある。
かねてよりこの部分が非常にうまいチームではあったが、現状YMCA構成を用いてここまでに細かくケアをしているチームは、あまり見かけることはないように思う。

YukaFが最終円、狙うポジションに対し前へ出る。
リスクを最小限に、カバーを必要としない単独でのパスファインダーフラッガー運用。
このバランス感覚こそが、マッチョYMCA構成の不安定さを減らす鍵か。
YukaFの作った前方に対し、メルトステラが追い越す形で更に前へ。
一時的にトライアングルの形で、底辺をパスファインダーのYukaF。
低リスクであり視野が広くとれる確保済な後面をニューキャッスルでありIGLのLykqが担う。
仮にメルトステラがプッシュを受けた際にも、グラップルで即時にボディカバーへ入れる。
Lykqがメルトステラのポジションに合流し、確保したいポジションを二人で確保。
YukaFが残り後方ミラーリング等に備え、カットできるポジションへ入る。
見事な移動の形だ。

当然スクリムという関係上、本戦では叶わないノープレッシャーが故での理想形ということもある。
しかしに、練習段階からそれが行えていないのならば本番でそれができるはずもなく。
本番想定というのは、このような細かい部分でも気を抜かないことか。彼らが結果を残し続けているのは、このような細かいケアをスクリムでも確実に行っていることと無関係ではないだろう。

ただその、バイブスが上がり切った時のエンジョイモードが見たいというのはある。
多分にその、体調があれで……上がり切らねえのかな。

徐々に見えてきた秩序も、E地区では……。

FNATICがE地区で地力から言えばやや苦戦していると言える中、FFLではRIDDLE等が安定した成績を残していることは興味深い。
個人的に今までよりも、APACNのロビーと世界のロビーに差異が出ていないと考えていることも合わさって何かが見えてき始めている雰囲気はある。
RIDDLEがそのままに今世界スクリムへ入っても、そのままに近い成績を残せるのではないか?というそれ。
YMCA構成は外に中にと様々な方向性で運用されており、どのスタイルでも一定以上の結果を残してはいる。Twitterで言ったがMtGでいう青白コントロールのようなイメージで、受け幅が広く用いるプレイヤーによって差はあれど様々な選択肢に対応できる構成だ。しかしに一番向いているというか、それを活かせるのはRIDDLEのようなスタイルのチームなのかもしれない。

様々なチームが動きを見せ始めた3日目。
現状に対して黙っているだけなチームなはずもなく、そろそろにZer0も戻ってくるらしいぞ。

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