ALGS札幌CSチーム紹介。愛しのAPACN続編part4は一気にE36、GHS、RIG、MTR!
ややにまとめにいくぞ!
前回は少し飛ばしすぎたので、やや控えめに。
そこにいたからこそ。そこに立てる実力は確かなもの。韓国「ENTER FORCE.36」
SP2playoff、SSGが優勝を決めた最終試合。
高台から飛び降り、TSMへ突撃……どうなっていたかはわからないにして、Apex競技シーンでややにミーム化するプレイをかましてしまったE36。
だが忘れてはいけないのは、彼らはFinalの地に立ったチームだということで……そのポジションを確保していたからこそ、生まれたプレイだということ。
その実力はまさしく折り紙付き。
CRやFNATICといった成績には一歩及ばないが、いつでもにそこへ噛みつける力を持っているチームだ。
そんな彼らの特徴といえば、配信を一切に行わないこと。
分かっているのは、ヴァルキリー構成を1月中……比較的早期に使用し始めたことくらいで……。
FURIA、ENVYが使い始めたころであり、当初に世界スクリムへヴァルキリー構成を持ち込んでいたチームがヴァルキリー構成を使用しなくなっていたタイミング。
ややに結果には恵まれていなかった感はあるも、ランパートが増えていく過程で成績が徐々に向上。
今では上位へ当たり前な顔で入り、チャンピオンゲームも多数作り上げるところにまで持ってきた。
流石のポテンシャルである。
と、いう事くらいしか書けないのだ。
後はそう、SP2プロリーグでは大外を回り一点集中、狙い場所をハッキリとさせたファイト前提のポジションぶんどりムーブで一気にジャンプアップした……くらい。
今はヴァルキリー構成なので、ややに違う動きではあるとは思う。
多分に、やや外でアーマーLv3を目指し……3円収縮や、4円表示くらいで飛び込んでいくENVYの使い方が近しい……のかな?(ただの予想)
なのでE36というか、個人的にAimbotが好きな私がこの前行われた「뒷골목 인생포차 EP.01 with ENTER FORCE.36」から……。
E36の3人が、コーラと居酒屋メニューでインタビューを受ける番組からここ好きシーンを張り付けて終わりにしようと思う。
CRと同じくに、ドームファイトでは強さを誇る……と韓国勢のくくりで考えると、ややに違うような気はするのがE36。
個人視点を見るのが非常に楽しみ(本戦はFaceitで視聴可能!)な、注目チームだ。
運命を手繰り寄せた出場。ついに全開モードで有終を誓う。日本「GHS Professional」
KNにて出場したSP1の……更にジャンプアップを重ね、世界強豪として名を上げるであろう未来予想図を描いたあの頃から、長らくに足踏みをしてしまったのがGHS。
プロリーグからチーム編成にトラブルを抱え、SP2ではプレイオフ出場権利を得るも36位。
EWCでは見事にFinalRound進出を決める意地も見せつけた。
しかしにplayoffポイント(ALGSの結果で決まるCSの出場pt)は惜しくも足らず……CS出場が叶わないはずであった所に、SSGの出場辞退(優勝したのに全員いなくなった!)で出場枠が繰り上がり。
NTHの解散からTIE所属となったTaidaを三人目として助っ人IN、FNATICに決して劣らない日本オールスターチームとなったのがGHSだ。
このチャンピオンシップをもってApex競技シーン引退を発表している1tappyの、最後の舞台として……まさしくに手繰り寄せ、世界へ再び挑む。
BLGSでは様々なロール構成へトライし、ややに迷走感(当note例のアレなタイミング)もあったGHS。
KN時代にあった、どのチームより先んじて世界のメタゲームど真ん中(アンカーコースティック)を取り入れ即座に運用する力がしっかりと戻る。
流行のジブラルタルIGLへ、SP1で世界へ名を轟かせたコントローラーアンカー4rufaが前へコンバート。
ニューキャッスルへは、数年メタゲーム先取りBestニューキャッスルプレイヤーTaidaをしっかりと配置し軸を固める。
フレキシブルに動き、カバーに前出にとユーティリティ性を存分に発揮できるランパート(当初はカタリスト)、彼が一番得意であるポジションに立った1tappy。
この納得感、説得力の高さと早期にメタゲームを掴み切る姿こそがGHS。
世界スクリム、スプリット切り替え後早期にランパート構成を選択し固定する戦術眼は確かなもの。
世界を敵に、不足なしの布陣が整った。
彼らの特徴として、アーカイブがメンバー限定なことがある。
だからスクリーンショットは貼らないぞ!
IGLとなった4rufaは、我慢もするしアグレッシブに攻めもする臨機応変型。
ややに真っすぐ安置内を目指し移動テンポを重視しながらも、あまり厳しい状況で入ることは……可能な限り好まないが、必要とあらば迷わない。
このチームの性能が最大限に発揮されるのは最終円付近の終盤から。
4rufa、Taida共に終盤IGL性能が抜群に高く……そこのイメージがかみ合わないズレが出ていた(恐らく表現的なもの)ゲームもあったが、スクリムを重ねるうちに方向性はばっちりにかみ合ったか。
抜群の終盤能力に、さらに磨きがかかっている。
出て戻るのか、出てポジションを獲得するのかという判断が非常に的確でクイック、世界スクリムでも1日1試合は確実にいいゲームを作り出していた。
25日に行われた世界スクリム、Falconに次ぐ2ndのリザルトで本番前にして仕上がりはばっちり。
内部強度の高いロビーで、内部へポジションを持てるかどうか。
そこを乗り越えることができたならば、一気に優勝をかさらっていく能力は既に持っているチームだ。
華々しくトロフィーを掲げる姿を、待ち望んでいる。
貫き通す強さ。組みあった近距離ファイトで一撃も見せる。日本「REIGNITE」
現役を引退し、ALGSの公式解説として数多くの大会を見守ってきたすでたき。
再び競技シーンへ舞い戻り、コロナで中止となった世界大会の……あの続きとして世界へ、IGLとして挑む脇を固めるは……Apex競技シーン、その中心で歴史を作り、去年に惜しまれながら解散したPULVEREXのFtyanとShunMi。
長らく競技シーンを追い続けてきた、競技ファンならば胸が熱くなるチームがREIGNITEだろう。
まさしくに日本の競技シーン、その歴史を背負って札幌チャンピオンシップへ挑む。
LCQではニューキャッスルを担当していたすでたき、BLGSや世界スクリム当初はFtyanがニューキャッスルを担当。
これはジブラルタルをIGLがプレイする、マッチョの流行系として使っていたのかどうかはわからないが……多くにFtyanがニューキャッスルで出張や戦闘でのファイト衝突等を行っていたREIGNITE。
世界スクリム、1月中盤に再びニューキャッスルをすでたきへ戻す形で変更を行い、そのまま継続中。
ニューキャッスルIGLというのは非常に珍しいチーム構成だが、日本にはFNATICとREIGNITEという2チームがいる。
これも日本の競技シーン、独自の積み重ねで強みと現れた……他リージョンには真似ができない部分なのかもしれない。
特徴としては、やはりに中を見た動き……それを貫き通したのがREIGNITE。
中へポジションを取ることに苦戦するチームも多い中、それを当たり前な顔で成し遂げていた彼らの技術はやはりに一級品。
直近のスクリムでは内部への移動で苦しむシーンも増えたが、苦しみ始めた次の日から更に一枚内側へ入ることで……本番でどこまでのポジションが獲得できるかをテストしているような雰囲気もあり、彼らはこの数日こそが真のスクリムだったのかもしれない。
しかしにただ中で構えている!というチームではなく、ポジションに未来がないと見るやアクションをしかけるか……留まれるポジションであったとしても、ポジションを一旦手放しファイトを選ぶシーンも多々に。
四つに組みあった至近距離マッチョファイトでは、介入含めて連続で人数不利から返し切るゲームも。
ファイトの軸となる爆発力を持ったShunMi、時折沼ーず成分をみせるすでたき、そして安定感のあるFtyan。
3人がかみ合った時のファイトは非常に強力だ。
壊滅後に離席、喫煙所へ向かう彼らに親近感以外のものを抱くことは難しい。
肝の据わったベテランだからこそできる、見事なゲーム運びと……それを成し遂げる技術。
APACN、日本競技シーンここにありな一撃を期待したい。
全方位へ噛みつく狂犬、若き未来が世界へ挑む。日本「Meteor」
REIGNITEに次ぐ2位の順位で、札幌チャンピオンシップ出場枠を勝ち取ったのがMeteor。
コーチはご存知eSports実況を務めるキャスターの大和周平氏、そしてこれまたご存知普遍的問題のCabbagest氏のダブル体制。
プレイヤーもこれまで上位で実績を積んだというよりは、若き新星が揃っているロースターだ。
そんな彼らがLCQで行ったのは、APACNらしくはない……モダンというか、世界的なゲーム。
NAで中心だったニューキャッスル構成を用いて、LCQへ挑んだ多くの強豪チームを上回った。
BLGSでは、ユニークな構成(ランパートをいち早く投入)で戦いもしたのがMeteor。
世界スクリム序盤までは、IGLのkumaがジブラルタルを担当するメタゲームの流行系に乗ったスタイルを通していたが、Lible_Aceとチェンジ。
現在ではkumaが様々なレジェンドを使い分ける。
kurotonが基本的にニューキャッスルで固定されていることもポイントの一つで、チーム後方の軸(ファイトだけではない)はズラしていない。
特徴はなんといっても、世界強豪顔負けの内部。
コール、ファイト、ムーブ、全てにおいて非常に高いクオリティを持っている。
競技歴が浅いとは決してに思えない、急激な成長を続ける天才Lible_Aceは世界1on1イベントで優勝した経験があるMnK。
kurotonはLible_Aceが成長するたびに自由を増し、広範囲……一つ広い視点で情報整理を行えるプレイヤー、相乗効果でチームが上昇。
それを率いるkumaはAPACN競技シーン、一気にトップへ躍り出ても不思議ではない能力を持っている。
そして基本的に動きたがり……アクションを、ファイトを仕掛けたがる、狂犬なチームでもある。
フラットなファイトで当たり負けしない強さを持っており、各プレイヤーも自信満々。
世界スクリムにおいても決して物怖じせず、開催序盤から次々と強豪をファイトで打ち破るゲームを作り、期待感十分な立ち上がり。
彼らを悩ませたのは、残念ながらに最下位近いドラフト順。
貧弱なランドマークで立ち向かうことを強いられており、当然に他のチーム (メタゲームど真ん中の強豪)と同じことをすれば……リソースが足りなかったり、移動で遅れたり……不利な状況へ陥ってしまうのが必然。
何とか構成でカバーしようと数々のトライ、今も構成が定まっていないのでは?と思う程な日替わりテストモードへ突入。
その過程で高まっていくスクリムの本番モード、世界経験のない彼らもまたしっかりとその荒波に揉まれている。
しかしに彼らは構成ガチャへワンチャンの解決を見出しているのではなく、しっかりとしたゲームコンセプトと……強豪チームに見劣りしない内部のクオリティを持っている地盤のしっかりしたチームだ。
グループステージを突破し、一つでも上のランドマークを手に入れる。
この厳しい立ち上がりを乗り越え、見事に満足のいく位置が手に入ったならば……彼らが世界に一泡吹かせることも、十二分に可能。
来シーズン、Y5に繋げる……次回が期待できるチームで収まらず。
今のこの、札幌チャンピオンシップで見事結果をつかみ取ってほしい。
全APACN出場チームの紹介は終了。
次回からは、また別リージョンの注目チームを紹介する。
まだまだ、まだまだ紹介したいチームは沢山あるぞ!