非凡な黒
基本の話からのつながりとして
ご覧いただきたい今回のnote
基本というか、自身の中でのベーシックを考えた時に
『黒』というワードは外せない。
ただなんとなく伝わる方には伝わるかと思うのだけど
黒という色は簡単でもあり難解でもありますよね。
平凡さと非凡さを併せ持つ表裏一体の色でもあるのが黒でもあるのかなと。
安易に取り入れると、かなり危ないのだけど
なんだかんだで現在も常に『使いやすい色』として君臨し続けている。
ここからは私なりの黒の選び方講座というか
自分自身が好む『黒』はどんなものかを一言で表すと
非凡であるか
この一択だと感じています。
お気づきですね?めちゃめちゃ普通のことをそれっぽく言ってます。
騙されてはいけませんよ。
ちょっとこれでは良くないので、もう少しだけ。
私の言う『非凡な黒』はどんなものか。
これは単なる一例なのだけど、私の中での非凡な黒は
少し抽象的になってしまって申し訳ないのだけど
『表情のある黒』だ。
黒と言えば、少し無機質なイメージが強くなってしまうのだけど
自分自身は、そこには実はあまり魅力を感じない。
どこかで手触り感というか、動きというか
そういった何かしらの引っ掛かりがあるものに魅力を感じている。
そう言った目線で世の中の『黒』を見ていくと
実はあまり無い。
その『非凡な黒』を常に求め、多分何と無くお気づきの方も多いかと思いますが
実は今シーズンのtatazumaiizumaiのラインナップ達は
どれも表情のある『非凡な黒』が多かったと思う。
そして、今回ご案内するものは、その中でも更に際立つものかもしれない。
それでは最後までよろしくお願い致します。
黒のジップブルゾン。
世の中にありふれている一つでもある。
『使いやすさ』という点で言えば『ありふれている』という事からも
容易に伺えるのだけど
ただファッション的にも、洋服を好むものとしてのポリシー的な部分でも
差別化するのは難しい。
少しの違いという点ではレザーなんかがいい例だと思います。
黒のレザージップブルゾンや同じレザーでもスウェードなど。
このあたりの選択肢も非常に良いのはわかっている上で
今回のものをあえて選択してみた。
というのも、このアイテムの良いところは実のところと言えば
一枚での着用はもちろん、どうふんぞりかえっても良いのは明らかなのだけど
それ以上に、真冬などのコートのインナーサイドに着た時の
優秀さだ。
所謂、オーバーコート系やダッフルなどの縮絨ウール系のインナーには向いている。
素材的な部分を見ても、少しばかり贅沢気味ではあるが『ライナー』としての優秀さが際立つ。
秋や春といった寒さの始まりと終わりには一枚での着用を楽しみつつ
冬から真冬に関してはコートのインナーサイドに忍ばせてみてほしい。
シルクレーヨンのベルベットの保温性の高さにびっくりすると思う。
視覚的な部分での楽しみに全振りしているだけなのでは?と思いきや
実は超機能的であるという良い意味での裏切りが待っていたりするから。
さて、こちらのアイテムのご案内は山形のtatazumaiizumaiにて
ご案内をスタート致します。
オンラインストアの掲載に関しましては10月6日18時頃を予定しております。
店頭にて完売の場合は掲載はございませんので予めご了承ください。
とても素敵な1着ですので、是非ともご覧いただければ幸いです。
それでは!
nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer
山下 拓郎
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〒980-0014
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