RIZINという熱狂 Vol.02
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日はRIZINの熱狂 をテーマに綴っていきます。
6月24日、北海道で初開催となったRIZIN興行、RIZIN.43は熱狂に包まれつつ閉幕。本当に足を運んで良かった。
熱狂はどの様に生まれるのか。
時系列でみると、次の3つに分けられるかなと。
イベント前後
イベント前と後は、ストーリー性をいかに生むのかということが重要であると感じています。
対戦カードの必然性という納得感も必要でしょうが、期待を良い意味で裏切ってくれる意外性も時には重要でしょう。
この辺りのバランスが、RIZINのイベントの上手なところなのではないでしょうか。
今回は、北海道開催ということで、道産子ファイターの起用が目立ちました。これも地方開催の良さであったり、裾野を広げる役割としても大きな意味があるものと思います。
誰と誰が、どこで、いつ戦ったらファンが湧き、熱狂するだろうと、常に考えてられているのだろうと推察しています。
イベント当日
イベント前後のストーリー性をしっかり、刻み込んだらあとはイベント当日ですね。
主催者がコントロールできることと、難しいことを分けて考えてみました。
主催者側のコントロールが難しいこと
今回、起きたこととしては選手の契約体重調整の失敗がありました。契約体重をクリアできないことには、試合が成立しません。今回は、2人の選手が契約体重を超過することに。
相手選手は、試合自体を行わないことも選択できたでしょうが、いずれの場合も試合開始時に減点することによって、試合を行うことに。かつ、調整できなかった選手が勝利した場合は、公式記録として取り扱わないという条件付きでの実施です。
この点、選手の取組みに委ねるところなのでコントロールは難しいと感じました。ですが、試合が成立の有無を決定づける大事な要素。今後、このような事態でファン離れを招く様なことが無いことに期待します。
もう一つ、難しいのかなと思ったことは、選手のモチベーション、熱量を高めるということ。これは、マッチメイクなどにより、コントロールできる部分も少なからずあるでしょうが、より良い試合を展開するために努力すべき部分というのは、最終的には選手個々のやる気や、熱量に左右されるもの。それを主催者側でコントロールするというのは難しくもありますね。
主催者側がコントロールできること
会場の雰囲気作り、エンターテイメントとしての質の向上などがあると思っています。質の良い迫力のある音響、華やかな光を放つ照明などの演出でボルテージは高まります。画面越しでは得られない体験をしてきました。
観客がたくさん入ることによっての熱気も雰囲気作りの一つになると感じました。まだ空席が目立つオープニングファイトの時と、本戦がはじまってからのそれは、明らかに違うレベルに達していました。
イベント前後の取組みにつながるのでしょうが、お客様にたくさん来ていただける工夫や取組みがここで効いてきます。
まとめ
やはり、興業当日だけではなく、日頃の取組みが会場に足を運ばせる動機作りにつながるはずです。自分自身、これまでだったら会場に足を運んでいたかどうか。私に刺さる、プロモーションがあって、足を運ぶことになりました。
それは、何も興業主だけが行っていることでもありません。選手や関係者の皆様のご努力ひとつ一つが貢献されていることでしょう。
顧客に喜んでいただく、楽しんでいただくということは、自分の日頃の仕事にもつなげたいところ。自分の仕事の先にも、顧客がいます。そういう意味で、今回の興行は本当に勉強になりました。
野球以外のプロスポーツを観戦したのは初めての経験。これからも、色々なスポーツやエンタメを体感していきたいと強く思う一日となりました。
満足度の大切さを痛感。全ての試合に感動。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。
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わたくし新家は、地元猿払村のプロモーションに加えて、ガジェット、革製品、コーヒー、写真、カメラの事などについて記事を書いています。他にも、各種SNS運用しています。Twitter、Instagram、Voicyと取り組んでいますので、併せてチェックしてくださると嬉しいです。
新家拓朗 プロフィール