セブ英語留学記 19日目 セブの風俗事情

今日はちゃんと起きれました。
8時から17時までフルで勉強しました。こんな自分を褒めてやりたいです。
ただ毎日、寝不足プラス二日酔いで戦っているもんだから、先生に会うたびに「What happened?(どうかしたのか顔色悪いぞ)」と言われます。
「こういう顔なんだよ」と言い返すしかありません。本当は眠くて仕方がない。

今日は夜に日本人の友達と4人で飲み屋に行ってきました。
飲み屋と言っても今日のところは特殊で、女性が付いてくれるスタイルのお店でした。1対1の状態になるので最高の英語勉強になります。
友達のおっさんたちは体触りまくりでしたが、その点僕は紳士です。大阪に帰りを待ってくれる方もいます。照れもありましたが、指一本触れることはありません。
ただ何か一つ爪痕を残さなければならないと思い、

「チ●コはビサヤ語で何て言うんだ」

と聞いておきました。ビサヤ語とはセブ周辺で使われている言葉です。
そしたら丁寧に教えてくれました。

「オーティン」というらしいです。

ほぼオティンティンじゃねーか!
ちなみに乳首は「トトイ」というらしいです。早速明日学校の先生に使ってみようと思います。

1時間ほど飲んでから、ママさんらしき人が室内に入ってきて

「オモチカエリしますかー!!」

と声高らかに聞いてきます。そうなのです。フィリピンのお店はこういうスタイルで、追加で5500ペソ(12000円くらい)払うと自分のホテルに連れ込めちゃうっていうシステムなのです。

いやいや、高いし(日本と比べるとあまりにも安い)、病気とか怖いし(実際にはゴムを通しての接触)、やるわけねえだろ。

と思い、そのまま帰ろうとしたところ

財布から5500ペソを取り出すおっさん3人!!!

いや、お持ち帰りしちゃってるじゃねーか。4人中3人か。帰りのタクシー俺だけむちゃくちゃ気まずいじゃねーか。何が「ちょっと飲むだけだから」だ!

「え?みなさん持って帰っちゃうんですか」と僕は聞きます。
「この子ら生活が少しでも豊かになるって考えたら、払うしかないでしょ」

親心だ。完全な親心。なんとなく分かる自分がそこにはいました。日本では絶対に味わえない感情です。よし、そしたら俺も!
とはならずそのままタクシー同乗して、ホテルまでみなさんを送って1人で帰りました。なんだこれ。なんて日だ。
でも僕らしくていいかなと思いました。夜遊びとかホテルへの攻防は自分には向いてません。

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松本拓郎
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。