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英検1級を取らないといけなくなりました

タイトルの通りだ。どういうわけか、来年の7月までに英検1級に合格しなければならなくなった。事の経緯は以下の通り。

昨日、会社で「入社後3カ月面談」があった。概ねよくやっていると褒めていただいた。自分は仕事ができるタイプではないので、特に入社したての4月は食らいつくように業務を遂行していた。その点が評価されたのは素直にうれしい。

ただし課題も提示された。
まず僕は元気がないらしい。それをキャラとして受け入れてもらっている部分もあるが「社外の人間と接するときは、、ねえ?」ということらしい。
少し驚いた。仕事中はスイッチを入れてかなり無理をして元気にやっているつもりだったからだ。ということは普段どんだけ元気がないのだ僕は。

次の課題として挙げられたのは僕の英語力。仕事では英語をバリバリ使う。発音をもう少し頑張ろうとご指摘を受けた。あと「この仕事してて英検準1級持ってないのはありえへんから」とも言われ、じゃあなんで雇ってくれたのだろうと疑問を抱きながらも受け入れた。しかし少しムッとしてしまった部分もあった。準1級程度でいいのか?と、英検なんてほとんど受けたことがないのに「なめてもらっちゃ困るモード」がなぜか発動してしまった。

「どうせ取るなら1級がんばりますけどねえ」

そこから後のことはあまり覚えていない。
その発言を機に社内は盛り上がり、気を良くした僕は「期限とかあった方がいいと思うんで来年の7月までですかねえ」と発言してしまっていた。
「ほんまに取れたら松本君にボーナス上げなあかんなあ」
「逆に取れへんかったら飯おごってくれよ」
その日の業務が終わり、帰りの飲み屋でも偉い人から「さっきの英検の件やけど〜」としっかり掘り返されてしまった。
大変なことになった。小さな会社を巻き込む大騒動である。

英検1級の難しさについては正直言って全く知らない。しかし根拠のない自信はある。一説には、
TOIEC満点>英検1級>TOEIC900点
くらいのイメージらしい。僕TOEICスコアが865だから、そう遠くはない目標なのかなくらいに思っている。行ける、、かも。
1級の過去問を恐る恐る覗いてみる。パート1の語彙問題からだ。ふむふむ。僕はそっとテキストを閉じた。さっき僕が読んだのは英語ではなくスペイン語だったのではないかと思い、再度同じページを開いたがやっぱり英語だったのでまた閉じた。

ちなみに3月に受けた準1級はライティングの点数がわずかにとどかず、合格とはならなかった。しかし、準1級に関しては本当にあと何点かのところだったので、自分の中で合格したものとしてみなしていた。

ライティングのロスが痛かった

「準1級持ってる?」と聞かれると「あと少しで落ちた」と返すのもダサいので「持ってる」と言い切っていた。嘘よりはダサい方がいいに決まっているし、嘘をつくたびに胸が痛むのでここはもう1級を取ってしまおう。


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松本拓郎
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。