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Perplexity のない人生なんて

もはやAIの力を借りないと仕事ができない段階までやってきた。小難しいメールの叩き台はとりあえずAIチャットボックスに任せる。英文メールなら尚更だ。細かいニュアンスの違いに齟齬があってはいけないし、そこを調べながら書くよりは最初から任せてしまったほうがいい仕事ができる。おかげでかなり助かっている。

Chat GPTに代表されるようにAI生成チャットにもいろいろあるが、僕の相棒はPerplexityだ。ワイモバイルなら1年間「プロモード」が無料で使えるので愛用している。彼が非常に優秀なのは瞬時に必要な情報をネットからサーチして答えを出してくれる点だ。スピード感があるかと言われると首をかしげるが、毎回必死に解を出してくれるので彼なしでは生きていけない。

僕は英会話講師の採用を今の会社で担当しているのだが、たまにだが出身国を偽って応募してくる講師がいる。理由は定かでないが、ネイティブと非ネイティブでは給料に差があるからとかそんな理由だろう。これは非常に由々しき問題で、なぜならネイティブと非ネイティブの境は曖昧だからだ。同じアメリカ人でも住んでいる州によって訛りとかあるし、移民で途中からアメリカ国籍になった場合はネイティブと判定していいのか問題とかもある。だから「ネイティブです」と言われると「そうですか」としか言えない。講師のプライドもあるから。
そこでPerplexityさんの出番だ。その人が本当にその国から応募してきているのか、簡易的に調べる方法がある。ズバリ、電話番号を検索してください。番号の羅列や規則性である程度の予測はできるのだ。

例えばこの時はカナダ人として応募してきた講師を疑った時のものだ。応募ビデオを見る限りでは発音が少し怪しい。明らかな嘘なら書類の段階で落とすのだが、グレーゾーンは慎重になる必要がある。だからこうして彼に調べてもらい、可能性が高い国を突き止めてもらった。

学習にも最適だ。例えばこれは難しい単語の語呂合わせ。むしろ覚えにくくなっているものもたまに含まれるが、便利であることは間違いない。
もう「AIに勝てるか論争」は完全に終了だろう。使い倒して頼りまくる。うまく付き合っていくしかない。

仕事でこれだけAIに頼りまくっている僕が、noteに関しては全てを自力で書いているのはなぜだろう。使うことに後ろめたさを感じてしまっているのか。多分違う。まだギリ僕の方がAIよりもおもしろい。はず。

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松本拓郎
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。