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信用できるか見極める方法

その人が信用できるかどうか判断する方法が一つだけある。

まず車に一緒に乗ってください。そしてあなたは助手席に座ってください。審査対象となる人に運転してもらうわけですね。まずこの時点でかなりハードルが高くなっているかもですが気にせず続けます。
駐車しますね。運転するということは最低一回はどこかに駐車することを意味します。その時に両端に車が停まっているスペースに、つまりA, B, CとあったらAとCに車があるのでBに停めてもらってください。その時に「向こうはもっとスペースあるよ!」と言われたら「真ん中の隙間に向かって吸い込まれていくあの様にエクスタシーを感じるの!」とでもカウンターを食らわせてください。

何はともあれ、審査対象はバック駐車を始めます。その時に何回か切り返したとか、スムーズじゃないとかは目を瞑ってあげてください。慎重なのも将来的に安心です。はい。駐車が完了しました。審査はここからです。ドアを開けてください。そのドアは!?果たしてストレスなく開けれるだけのスペースがあるでしょうか!?
これが答えです。隣の車とスレスレで、慎重にドアを開けて身を捩るようにして降り、案の定早く降りれた審査対象に「早くしろよ」とでも言われた場合、後ろからバックドロップをかましてやっても構いません。それは合法です。

少し先を想像し、その人のことを思いやる。スペースを広めに取ってあげたことをわざわざ伝えるわけでもない、何気ない優しさ。そんなことができる人は絶対に信用できる。

逆に信用できないのは「営業畑」の人だ。口から出る言葉すべてが薄っぺらく聞こえる。
妻と「あいの里2」を晩ごはんを食べながら見ているのだが、そこに出てくる営業マンの男がどうしても好きになれない。女性を褒める時のトークが澱みなく軽快すぎて、何も響いてこない。5つくらい用意しておいたテンプレの1つを人によって微調整しながら言っているだけな気がするのだ。

もちろん友人や知人で営業畑の人はいる。やはりそういう類の人と話しているとついつい気持ちよくなってしまうので「あ、こいつは営業だぞ!」と自戒をこめる。でもコミュニケーションにおいては抜かりのなさそう彼らであってもどこかでボロは出る。バック駐車作戦でそこを見極め、被害を最小限にしていただきたい。

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松本拓郎
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。