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局のシナリオコンクール

テレビ局主催のシナリオコンクールに出す作品は、どうせならその局に絡めた話を書きたいなと思っている。目下のところ構想を練っているのは、11月締め切りの「日テレ シナリオライターコンテスト」である。昨年が第一回だった当コンクールだが、僕は「2005年に放送が終了した『火サス』への未練から仲が悪くなってしまった母と息子」を主人公に書いた(1次は通過した)。フジテレビのヤングシナリオ大賞なら、ヤクルトスワローズやめざましテレビあたりは素材として使わせていただきたいところだし、テレ朝なら報道ステーション、TBSなら情熱大陸あたりか。

大賞は狙わない。狙ったところで、どうしても上手くは書けないから。上手く書いて、みんなから「よくできたシナリオだね」と言われるくらいなら、10人中8人からは呆れられてしまうが残り2人にはブッ刺さるようなものを書きたい。選考会で盛り上がるのは「こんなホンに賞あげれるわけねえだろ!」と大声でツッコミを入れたくなるような脚本らしい。そんな脚本家は佳作や大賞とは縁がないかもしれないが、プロデューサーからは声がかかるかもしれない。爪痕を残したいのだ。

日テレさんだと何がいいかな。パッと思いついたアイデアを羅列していくことにする(ただいま深夜0時42分。頭が回っていないということは考慮に入れていただきたい)。

・放送時間を5時間ほど巻いてゴールしてしまった24時間テレビのランナー
・オンエア内に間に合わず、秘密裏にロケバスに乗って移動するも、バスジャック被害に遭ってしまう24時間テレビのランナー
・「愛なんか誰も救わねえよ」というDV音声が世間に流出し、大バッシングの中走る24時間テレビのランナー。
・ドラマ化にあたり漫画原作者の承諾をもらおうとするも、原作者が実在する人間かどうか疑い始めるドラマプロデューサー。
・オンエアまでに慎重に議論を重ね、上層部の許可を取りまくり、やっとの思いで有名メジャーリーガーの自宅を番組内で”報道”するも、大バッシングを浴びて責任を取らされるニュースディレクター
・阪神巨人戦で乱闘が起き、日頃から疎ましく思っていた巨人の選手に飛び蹴りを食らわせてしまったジャビットの中の人

ここまで書いたところで眠ってしまった。
眠気で朦朧としていた割にはなかなかに良いアイデアじゃないか。日テレの人、もしこれ見てたら、どれを深掘りすればいいか教えてください。

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松本拓郎
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。